世界選手権!ボウリング日本代表女子チーム!世界第3位!銅メダル獲得!入江菜々美選手への香港帯同!

中国は香港にあるカイタックスポーツパーク内にあるトップボウルで開催された4年に一度の世界選手権大会、2025 IBF世界ボウリング選手権(IBF World Championship)(2025年11月24日〜12月5日にかけて開催)に帯同(12月1日〜12月4日にかけて帯同)しました。

この大会は世界最高峰と称され、また世界最大級ともなる一大大会で、31の国と地域、300名以上の選手が参加、男子部門は28チーム、女子部門は22チームが出場、メイン会場となったトップボウルには40レーンが設置され国際大会仕様として設計、さらに決勝ステージのトリオ戦およびチーム戦では、香港島湾仔地区・クイーンエリザベススタジアムにて12月4日〜5日に開催され観客約1,500席のアリーナ形式となりました。


出場した国と地域


男子チーム


日本、オーストラリア、バミューダ、カナダ、中国、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、イタリア、韓国、クウェート、マカオ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、フィリピン、カタール、ルーマニア、サウジアラビア、シンガポール、スウェーデン、台湾、ウクライナ、アラブ首長国連邦、米国が参加、

女子チーム


日本、オーストラリア、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、ドイツ、アイスランド、イタリア、韓国、クウェート、マカオ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、スペイン、スウェーデン、台湾、トルコ、米国が参加、


競技フォーマット


シングルス、ダブルス、トリオ、チーム戦、オールイベントと多岐にわたり、まさに国際ボウリング大会として最も充実した構成となりました。

日本代表女子の選抜メンバー


入江菜々美選手、今井双葉選手、石本未来選手、佐藤悠里選手、泉宗心音選手、渡辺希哩選手の6名、実力と実績に人気も伴った日本を代表する6名が選抜!

日本代表男子の選抜メンバー


佐々木智之選手、畑秀明選手、安里秀策選手、村濱裕紀選手、佐藤滉介選手、齋藤大哉選手、若手の勢いとベテランの経験が融合したバランスの取れたメンバー構成で世界の強豪に挑んだ!


結果


日本代表男女の歴史上初めてとなる女子チーム戦でのメダル獲得!世界第3位!の銅メダル!
そして女子トリオ戦では世界第2位!の銀メダルを獲得!

日本代表女子チームは、
12月3日の予選を6位で通過し、通過した8チームが1ゲームマッチの総当たり戦を行う2ndラウンドでは、日本、韓国、アメリカ、シンガポールの4チームが4勝し2位タイで並びました。1位のマレーシアが決勝ラウンド進出確定となり、2位タイの4チームは1ゲームのプレーオフで、残る3枠を争いました。プレーオフで日本は197点をマークし、3番手で決勝ラウンド進出枠を獲得しました!

決勝ラウンドは12月5日(金)にQueen Elizabeth Stadiumで行われました。4チームが2ゲーム先取制のマッチゲームによるトーナメント戦を行い、日本は3位決定戦で1位通過のマレーシアと対戦、1ゲーム目を204対177で落とすと、2ゲーム目もマレーシアを上回ることができず敗退となりましたが、堂々の世界第3位!の銅メダル!という素晴らしい結果を残すことができました!

日本代表女子チームトリオ戦は、
12月2日の予選で10位となり、同日行われた2ndラウンドに進出!通過16チームが2つのグループに分かれて総当たり戦を行い、各グループの上位2チームが決勝ラウンドに進出、日本はBグループの2位タイとなり、中国マカオ、アメリカと並びました。1枠をかけて1ゲームのプレーオフに臨むと211の高スコアをマークし、3チーム中トップで決勝ラウンド進出を決めました!

決勝ラウンドは12月4日(木)に4チームによるトーナメント戦を行い、日本は3位決定戦でスウェーデンと対戦、2ゲームを連取して優勝決定戦へ進みました!フィンランドとの優勝決定戦では、1ゲーム目に勝利しましたが2ゲーム目は取り返され、最終ゲームは190対158で敗れはしましたが、こちらも堂々の世界第2位!の銀メダル!というまたまた素晴らしい結果を残すことができました!

今大会を通して


この世界大会で感じたことは各国で選手の体格や性格、特性などは違えど世界の上位に躍り出る世界との差は僅差!どこの国が勝っても決しておかしくはなかったということ、各国での大会を勝ち抜き、代表として選ばれて集まった選手たち、今回メダルを獲得できた日本代表女子チーム、技術的なもの、知識的なもの、また理論や考察だけではない何か違った領域での戦いに勝利した結果が今回のメダルへと繋がったのではないかと感じています。

世界大会ではあらゆる場面が選手の心身にプレッシャーとして襲いかかります。それはそれはとてつもないプレッシャーでしょう。そんなとてつもないプレッシャーの中で、自分の投げるこの一投が日本の勝敗を決めてしまうかもしれない、日本代表として期待され、日の丸を背負って投げるその一投一投にのしかかるプレッシャーというのは計り知れないことでしょう、選手たちはそのようなプレッシャーのかかる状況を何度も何度も乗り越えていかなくてはなりません、日本代表として日の丸を背負い、その一投を投じるとき、ただただ自分に打ち勝つしかないのです。

選手たちはそのような極限状態の中で、追い込まれた時に一番に戦っているのは各国のライバルチームでも各国のライバルチームの選手などでもなく「自分との戦い」となります。自分に打ち勝つことができるのか、結果が全てではありませんが、結果が全てなのがプロの世界、トップアスリートの世界、自分に打ち勝つためには、自分というライバルをもう一段、もう二段と超えていき、さらなる高みを目指していく、そのためには、今ここにいる、今戦っている自分自身を乗り越えていく必要があります、そしてその先にあるものこそが、「ゾーン」なのです。いわゆる「ゾーンに入る」選手というのは自分に打ち勝つために試合をしているのではなく、当然ながら試合に勝つために試合をしています、しかしながら試合に勝つためには、自分に打ち勝つためのゾーンに入る必要もあるのです。

仮に、どのような状況下にあっても極限まで集中力を高めることができ、最高のパフォーマンスを発揮できる特殊な意識状態のことをゾーンに入る、と定義するのであれば、それを手にしていくこともまた世界では必要不可欠なこととなります。集中力が極大化されることで、周囲の景色や雑音が意識から排除され、目の前の戦いにのみ、完全にフォーカスされます。また精神的にも肉体的にも疲労感も感じにくい状態、時間の間隔も薄くなり、最高のパフォーマンスを発揮できるような状態となります。

ゾーンに入るとは、つまりフロー状態(フロー体験/没頭)となります。

人はフロ一状態にあるとき、極限化された集中状態にあるため、自意識や時間感覚が簿くなり、周囲の景色や雑音が気にならなくなります。

この意識レベルに入るためには、挑戦とスキルが高い必要があるとされ、まさに今回のような世界レベルにおける世界大会では、それらの条件を満たし、その状況において無我の境地としての没頭が生じてくるのです。

他にも、「フロー状態」に入る条件として8要素(能力と挑戦のバランス、行動への集中、明確な目標、素早いフィードバック、没入状態、自己コントロール感覚、無我夢中の感覚、時間感覚のゆがみ)が必要と言われていますが、これらのことがいくつか組み合わさることがフロー状態に入る条件とされています。

そしてフロー状態に入る大前提として、目の前の試合を「能動的に楽しむこと」が大事だと言われています。だから私はいつも選手にこのように伝えています「楽しんで!^ ^」。選手がいろいろな状況で追い込まれている時には少しお話(コーチングやメンタリング、ティーチングなど)をした最後に必ずそのように伝えています。実は「楽しい」という感情には、モチベーションを維持したり、向上させたりと、高度なメンタルコントロールを必要としています。積極的に楽しいを追求していくことで、フロー状態へと入っていける可能性を高めることができるのです。

今回の大会では、菜々美ちゃんを主に監督や他の選手のケアもさせていただきましたが、世界の選手や世界の監督の戦略(とあるチームの監督が?とあるチームの監督に?スポーツマンシップではない提案をして結託したとかしてないとか…)と比較して日本代表チームにはさらなる可能性を感じることができました。その可能性を現実にしてほしく、また頑張ってきた選手の皆さんにはまだまだ上を目指して頑張ってほしいとの思いから、敢えてここでお伝えするのであれば、今回チーム戦では世界3位!の銅メダル!トリオ戦では世界2位!の銀メダル!そして次回4年後?に開催される世界ボウリング選手権(World Championship)では「世界1位!の金メダル!」の獲得を目指し、そして何よりも菜々美ちゃんにもまたシングル戦で再び「世界1位!の金メダル!」を獲得してほしいなと思っています。



今回の世界大会は幕を閉じましたが、国内での試合がまたすぐに幕を開けます。NHK杯、グラチャン、ジャパンオープン、そして私が毎年帯同させていただいる東海ブロック大会に国スポ(旧 国体)など、来年もまた素直に喜怒哀楽をぶつけてくれる菜々美ちゃんとチームへの帯同は続きます、私も精進しさらなる高みを目指して取り組んでいきたいと思います。

菜々美ちゃん、日本代表のチームの皆さん、そしてご家族や関係者の皆様、2025 IBF世界ボウリング選手権大会、本当にお疲れ様でした!
日本代表として日の丸を背負い、世界を相手に戦ったチームの皆さんとそれを支えてきたご家族、関係者の皆様を心より尊敬します。
素晴らしい結果と感動をありがとうございました!


文章・画像 引用・参考元
・公益財団法人JAPAN BOWLING
・BOWLING AGENT
・IBF世界ボウリング選手権アーカイブ
・山下知且さんFB
・入江菜々美選手インスタ


[IBF世界ボウリング選手権アーカイブ]

チーム戦セミファイナル準決勝戦
日本vsマレーシア(世界第3位!銅メダル!)
https://www.youtube.com/live/FvtRGulLFsI?si=GnclXxtmQECnVw4k

トリオ戦ファイナル決勝戦
日本vsフィンランド(世界第2位!銀メダル!)
https://www.youtube.com/live/K1TpTuBf1CY?si=QIJ-EsOjOqnT58Et


《帯同カイロプラクター》
庵原 崇 DC,DCSc,BCSc
DC:ドクター・オブ・カイロプラクティック
DCSc:カイロプラクティック科学専門家
BCSc:カイロプラクティック理学士


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