企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
明治25年(1892年)に、大工の鈴木仙吉が農業の盛んな愛知県豊橋市で温室建築を行う会社として創業いたしました。昭和に入ると農業の近代化が進み、温室建築は順調に増加します。こうしたなかで、昭和34年(1959年)の伊勢湾台風で大きな被害を受けた三河地方の農業復旧支援に携わりました。そして昭和35年(1960年)に株式会社大仙工務店を発足、のちに株式会社大仙へと社名変更いたしました。「大仙」は大工の仙吉の頭文字が由来です。さらに海外の農園を参考に、木製温室から鉄骨アルミ製温室の製造を開始。温室事業を拡大しながら、採光技術・アルミ加工技術を活かした鑑賞用のミニ温室やアルミ製額縁を製造・販売し、現在に至っております。今後も創業から130年以上受け継がれてきた「施主様の心を我が心とせよ」の理念を心に刻み、人と環境に優しい豊かな社会つくりに貢献してまいります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
大仙は農業用温室を主とした温室事業のほかに、採光技術を活かしたトップライト事業・エクステリア事業・額縁事業と4つの分野に関する事業に携わっております。どの事業も設計から製造、施工まで一貫した体制でお客様のご要望をかたちにし、ご提供できるところが強みです。また4つの柱が、それぞれ異なる業種で活動を行うことで互いに刺激を受け合い、様々な情報や技術が集約されていくといった相乗効果が生まれていると感じております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た愛知地域の魅力について教えて下さい。
愛知県は自動車産業をはじめとした製造業が盛んなイメージがあると思いますが、豊橋市のある三河地方は製造業だけでなく農業もとても盛んな地域です。なかでも大葉・菊・バラ・観葉植物の生産が盛んで多くの生産者さんに大仙の温室をご利用いただいており、温室・トップライト・エクステリア・額縁と全ての分野が狭い業界で事業展開しているため、全国規模での対応が求められます。日本の中心の位置にある愛知県は弊社発祥の地であり、ここまで長く成長し続けることができた大切な場所でもあるため今後も地域に貢献できるよう尽力いたします。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
変わりゆく時代のなかで、お客様が求めるニーズも変化していきます。大仙では温室・トップライト・エクステリア・額縁といった4つの事業を各部門・各職種の限られた人数で対応しております。そのため、施主の心を自らの心として仕事をするためには、お客様と良い信頼関係を続けるだけでなく何事にもフレキシブルに対応できなければなりません。仕事に関して責任感が強く、チームワークとチャレンジ精神を常にお持ちの方を大仙は必要としております。
ひとを知る
代表取締役社長
鈴木健嗣
1981年愛知県豊橋市生まれ。株式会社大仙九州支社にて営業職を経験し、温室のイロハを学ぶ。その後、愛知県豊橋市にある本社に戻り、統轄部長として経営に携わる。多くの知識・経験を積み重ねて2016年に6代目代表取締役に就任。130年の歴史の重さを感じながら、今も光あふれる快適な空間の創造を追い続けている。
SDGsへの取り組み
- 【2】集約化と付加価値の農業を実現し、国内の食料自給力向上や海外との競争に負けない生産性の高い農業実現に貢献します。
- 【7】太陽光を活かした農業施設や様々な建築への展開など、豊かで環境負荷の少ないエネルギーを活用する製品づくりに取り組んでいきます。
- 【12】化学農薬・化学肥料を削減した野菜の栽培方法や、水・肥料の減量と再利用を実現した循環型の農業システムで食の安全や健康な暮らしをお届けします。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社大仙 |
---|---|
所在地 | 〒440-8521 愛知県豊橋市下地町字柳目8 |
創業年 | 1892年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 鈴木健嗣 |
事業内容 |
|
WEBサイト | リンクはこちらから |
求人応募ページ | 採用ページ |
企業ロゴ |