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愛知県幸田町唯一の高校である幸田高校の企業連携コースの3年生が、「幸田町ふるさと納税プロジェクト」に取り組み始めました。ふるさと納税の仕組みを学び、地元を盛り上げるパンフレット制作に挑戦。町と連携しながら進めるこのプロジェクトに株式会社イーダの佐藤フミシゲ氏、成瀬クニコ氏が特別講師として登壇しました。
株式会社イーダとの連携
本プロジェクトでは、株式会社イーダがデザイン面で全面的なサポートを提供。これまでに合計3回にわたる特別授業を実施し、デザインの基礎から実践的な制作プロセスまでを指導してきました。生徒たちは、プロのデザイナーから直接アドバイスを受けながら、自身のアイデアを形にしていく経験を積んでいます。
プロジェクトの背景
幸田高校の企業連携コースは、令和5年度から新たに設置された選択制のコースです。このコースでは、高校卒業後の就職を目指す生徒が、工業科や商業科の専門科目を履修することが可能です。また、「デュアルシステム」と呼ばれる計8日間の企業就労体験を通じて、より実践的な職業体験を行っています。
今回は、キャリア探求授業の一環として「幸田町ふるさと納税」に着目。生徒たちは、納税をしたことがない若者世代の視点で、ふるさと納税の仕組みを学び、地域活性化のためのPRに取り組むことになりました。
プロジェクトの流れ
①ふるさと納税の理解
生徒たちは、ふるさと納税の基本的な仕組みを学びました。
②取材活動
新聞社の協力を得て、取材の仕方やインタビューの基本を学び、返礼品を提供する事業者への取材を行いました。
③デザイン講習
株式会社イーダによる特別授業で、デザインの基本やアイデアの可視化方法を学びました。
④パンフレット制作
取材内容や学んだデザインスキルを活かし、生徒たち自身でパンフレットを制作中です。
プロジェクト名「さちふる」
このプロジェクトは、幸田高校の生徒たちが「幸田高校×幸田町ふるさと納税」を略して「さちふる」と命名しました。このネーミングには、幸田町をより多くの人に知ってもらいたいという願いが込められています。
地域と生徒の成長を目指して
株式会社イーダの佐藤フミシゲ氏は「生徒たちが自身の力で一つの作品を作り上げる経験を通じて、デザインの楽しさや達成感を知ってもらいたい」と語り、成瀬クニコ氏は「パンフレットを制作するには、さまざまな工程があります。取材や撮影、キャッチコピーや文章の作成、デザインやレイアウトの作業、さらに全体の進行管理などです。これらの作業を通じて、自分の好きなことや得意なことを発見するきっかけになれば嬉しいです。」とコメント。
このプロジェクトを通じて、生徒たちは未知の分野への挑戦を通じて成長を遂げるとともに、幸田町の魅力を発信する重要な役割を果たしています。
今後の展望・まとめ
完成したパンフレットは、幸田町のふるさと納税をPRするツールとして活用される予定です。また、この取り組みが地域全体の活性化や若者の地元への愛着を深めるきっかけになることが期待されています。
幸田高校の生徒たちと株式会社イーダが連携して進めたこのプロジェクトは、デザインやPRの学びを通じて地域貢献を目指す革新的な試みです。デザイン制作を通じて、地域と若者が一体となり未来に貢献することの一助になればと考えています。
関連URL
・愛知県立幸田高校
https://kouta-h.aichi-c.ed.jp/
・幸田町公式HP
https://www.town.kota.lg.jp/
・幸田町ふるさと納税 特設サイト
https://kota-furusato.com/
【会社概要】
株式会社イーダ(I-da)
〒444-0943 岡崎市矢作町高縄手22-6
TEL:0564-73-0071
https://iii-da.co.jp/
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