皆さんこんにちは!
2025年3月11日、さわかみ関西独立リーグが日本独立リーグ野球機構(IPBL)の会員として加盟承認されました。

今回の記事では「そもそもIPBLとはなにか?」「IPBLに加盟すると何が変わるのか?」といった皆さんの疑問を解消します!
ぜひ最後までご覧ください。

日本独立リーグ野球機構(IPBL)とは?


日本独立リーグ野球機構(IPBL)は「おらが街の野球チーム」として地域から愛され、地域に勇気を与えられるような球団・リーグとして永続できるよう傘下の全員が一丸となって活動する組織です。

2025年3月現在で全国6つのリーグが加盟、所属の27球団が賛助会員として機構に参加しています。

2014年のIPBL設立以来、加盟リーグが日本野球機構(NPB)に輩出したプロ野球選手は100名を超えています。NPBを目指す野球人にとって、プロ野球独立リーグの加盟チームは大きな存在となっているのです。

IPBL加盟でさわかみ関西独立リーグはどう変わる?


ここからはIPBL加盟で以前と変わることを4つご紹介します。選手としてのキャリアはもちろん、独立リーグ退団後のキャリアにも大きく影響するようです!

①グランドチャンピオンシップへの出場


例年9月末に開催される「グランドチャンピオンシップ」とは、IPBL所属リーグの日本一を決めるチャンピオンシップです。各リーグの優勝チーム(※1)が出場権を獲得するため、レベルの高い試合が繰り広げられます。

現時点で参加可否については未定となっておりますが、リーグ優勝の先にグランドチャンピオンシップが待ち構えていることから、選手たちの優勝に懸ける思いがより強くなることでしょう。

※1:2024年度、ルートインBCリーグはプレーオフ優勝チームが出場しました。

②独立リーグ退団後の社会人野球への加入がスムーズに

社会人野球を総括する日本野球連盟(JABA)はIPBL所属チームに限り、JABA所属の社会人チームへの競技者登録の制限期間を適用対象外としています。

これまでさわかみ関西独立リーグの球団退団後、1年間経過しないと企業チームやクラブチームへ入団することができませんでしたが、IPBLへ加盟したことにより、退団後すぐに社会人野球の道へ進むことができるようになったのです。

NPB入りは難しいけど、硬式野球を続けたい」と考える選手にとって、有志の選手が集まって活動するクラブチームへ最短で入団できることも大きなメリットであると言えるでしょう。また、主に企業の社員を中心に選手が構成される企業チームへの入団も、さわかみ関西独立リーグ球団の退団後すぐに可能となります。

(元プロ野球選手の保有人数にはチームごとに制限があります)

また、さわかみ関西独立リーグのIPBL加盟により、JABA所属の社会人チームとの練習試合を開催することも可能になりました。

③大学生との練習試合の実施や「学生野球資格回復制度」の適用

日本高等学校野球連盟と全日本大学野球連盟を傘下に置く、日本学生野球協会とIPBLが覚書を締結していることから、IPBL所属選手は協会加盟校野球部交流戦(高等学校を除く)・母校施設での練習講習会を行うことができます。

また、IPBL所属選手は引退後に「学生野球資格回復」を行うことができます。現状のルールでは選手がIPBL所属中に学生野球(※2)の指導を行うことができませんが、退団後に「NPBプロ研修」「学生野球研修」等を受講し、認定者として公示されれば学生野球の指導者になることができます。

※2:ここでの学生野球とは大学・高校野球を指します。

④みやざきフェニックス・リーグへ選抜チームが参加


2022年からはNPB主催の秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」にIPBL選抜チーム(※3)が参加しています。

多くのNPB選手に加え、韓国プロ野球球団も参加するリーグであることから選手のプレースキル向上や上位リーグへのアピールの場としても貴重と言えるでしょう。

さらに、例年パ・リーグTV・スカパー・スポーツライブ+などでの試合中継もあるため、プロ野球独立リーグにあまり馴染みのない方もぜひチェックしてみてください!

※3:2024年、四国アイランドリーグplusとNPBイースタンリーグ所属のオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブが合同で「四国アイランドリーグplus選抜」として参加しました。

今季関西独立リーグの選手が選抜されるか及びどのように参加するかはまだ未定となっているため、続報を待ちましょう!

おわりに


今回はIPBL加盟により、さわかみ関西独立リーグがどのように変化するかをお伝えしました。

NPBドラフト指名の夢を掴む選手が増えることや、選手引退後に学生野球の発展に携わることなど、楽しみが盛りだくさんですね!また、JABA所属チームや大学との交流戦も開催されるかもしれません。試合数が増えることもファンにとっては嬉しいことです。

今後もさわかみ関西独立リーグの最新情報を随時発信する予定ですので、ぜひお見逃しなく!

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