皆さんこんにちは!
今回はVリーグ・兵庫デルフィーノの個人インタビュー連載の第5弾です。
川波虎太郎選手へのインタビューに引き続き、今回は髙辻朝基選手にお話を伺いました。
髙辻選手は中学生の頃に兵庫デルフィーノのジュニアチームに所属していた経験もあります。また、現在は鹿児島県大崎町に移住して地域おこし協力隊としても活動しているのだとか!
そんな髙辻選手のバレーボール人生に早速迫っていきましょう!
髙辻朝基選手・一問一答プロフィール
Q. 出身は?
A. 兵庫県三田市です。
Q. ポジションは?
A. ミドルブロッカーです。
Q. ニックネームは?
A. 「たかつじ」か、あとは「ちゃむ」っていう愛称が付いてます。多分キャラクターの『んぽちゃむ』からきてると思うんですけど、謎ですね。
インタビュー本編
兵庫デルフィーノ・ジュニアチームとの出会い
ーバレーボールを始めたきっかけとその時期を教えてください。
バレーボールを始めたのは中学2年生に上がるタイミングです。身長が急に伸びたことがきっかけで、バレーかバスケのどちらかを始めようと悩んでいたのですが、漫画の『ハイキュー!!』の影響を受けてバレーに決めました。
地元の中学校にはバレー部がなかったので、学校外のクラブチームに入りました。ただ、練習が週に1回だけだったので、いろいろ探して今所属している兵庫デルフィーノのジュニアチームに入ったという流れですね。
ーその頃からデルフィーノ戦士だったんですね!当時からVリーグの試合もよく観戦されていましたか?
そうですね。今も現役の白川佑樹選手はその当時からいましたし、代表の岩本正吾さんもその時からの付き合いです。
ー白川選手と今同じコートに立っているのもすごいですね。ジュニアチームに入ってからは特にバレーに打ち込むようになりましたか?
僕は器用ではないタイプなので、最初はレシーブが苦手で手こずった覚えがあります。ただ、やっぱり身長があったので、以前からプレーしていた人ともある程度渡り合えたところが楽しかったです。
強豪校 市立尼崎でさらにレベルアップ
ー高校では部活動に入られたとのことですが、ジュニアチームとの違いは感じられましたか?
もう全然違いましたね。毎日練習があるし、バレーボールをするために学校に行っていたようなものでした。当時のジュニアチームはそこまで活発ではなく、試合もあまりなかったので余計に環境の差を感じました。
市立尼崎は兵庫県でずっと勝ち続けている高校だったので、県内で負けると危機感を覚えるというか、ちょっと怒られるぐらいのレベルでした。
ーザ・強豪校ですね。試合にはいつ頃から出場していましたか?
高校3年生になってから試合に出るようになりました。毎試合だいぶ緊張していましたね。今はそんなに緊張するタイプではないんですけど、チームの歴史もありましたし、試合に出ること自体もほとんど初めてだったので。
3年間厳しいことも多くありましたが、この経験が僕のバレーボール選手としての基礎を作ってくれました。
ー大学バレーで印象に残っている試合はありますか?
大学4年生の春リーグが1番の思い出で、優勝争いをしているチームとも接戦を繰り広げられて楽しかったです。全日本インカレの初戦も天理大学とフルセットまでもつれて、本当にどちらが勝つか分からない試合でした。大学最後の試合でもあったので、印象に残っていますね。
Vリーグへの道と兵庫デルフィーノの魅力
ーVリーグ・兵庫デルフィーノへの入団はジュニアチームの時の縁もきっかけのひとつでしたか?
その縁が1番大きかったですね。
初めて試合に出たのは昨シーズンの試合で、1セットの中の数秒だけでした。なのであんまり気持ちは覚えていなくて、「すぐ交代させられたな」という印象が強いです。特に何もできませんでした。
ーそこから現在は出場機会がかなり増えたと思うのですが、髙辻選手のアピールポイントはどんな部分でしょうか。
アピールポイントはブロックですね。身長を活かしたプレーに注目していただきたいです。
ー兵庫デルフィーノのチームのいいところもぜひ教えてください。
40代から大学生まで、年齢はかなりバラバラなんですけど、しっかりと団結しているところが他のチームにはない強みかなと思いますね。
ーちなみに、チーム内で仲の良い選手はいらっしゃいますか?
波賀野(蓮)とか川波(虎太郎)は仲が良いですね。
ーお二人とも髙辻さんとよく話すとおっしゃっていました!ちなみに、波賀野選手と川波選手から今の印象をそれぞれ教えてほしいと質問を預かっているのですが。
そういう質問をしてくるあたりが面倒くさいっていうのが今の印象です(笑)
川波は高校時代から練習試合をしていたので付き合いは長いんですけど、本当に生意気な後輩って感じですね。波賀野は今年から知り合ってそんなに回数も会ってないのに、頻繁に連絡が来るしうるさいです。まあ波賀野はエンターテイナーでもありますね。
鹿児島県大崎町地域おこし協力隊として活躍中!
ー地域おこし協力隊としてはどのような活動をされていますか?
僕はこの地域おこし協力隊への参加を機に鹿児島県大崎町へ移住しました。
兵庫デルフィーノのホームゲームで特産物を販売するブースを出店するなど、大崎町のPRをすることがまず1つです。
また大崎町はビーチバレーのコートが整備されている地域なので、自分自身もビーチバレー選手として活動しながら、コートを活用する方法を模索しています。それに加えて地元の中学生にバレーボールの指導も行っています。
ーマルチに活躍されていますね!大崎町はどんなまちですか?
大崎町は本当に食べ物が美味しいです。それと田舎なので都会と違って静かなまちで時間の流れがゆっくりで、僕はそういう環境が好きです。
あとは人の温かさも魅力ですね。夏には「バーベキューするからおいで」と誘ってくださることもあって、まだ大崎町に来て1年も経っていないんですけど、皆さんがめちゃくちゃ受け入れてくださっています。
ーちなみにビーチバレーならではの面白さはどんな部分ですか?
コートに2人しかいないので単調な競技と思われがちなんですけど、駆け引きが6人制バレーよりもたくさんあって面白いですね。
ー6人制バレーとはまた違った魅力がありますね!中学生への指導のやりがいについてもぜひ教えてください。
中学生は育成期なので、教え方1つで選手が変わる。数日待つことすらなく、1回の練習でみるみる成長することもあるので、それを見届けられるのがやりがいですね。
難しい部分で言うと、僕は上のカテゴリでバレーボールをしているので、専門的な用語や言葉をいかに噛み砕いて伝えるかは常に考えています。
後半戦の目標とファンへのメッセージ
ー兵庫デルフィーノの選手としての後半戦の目標を教えてください。
現在14連敗していて、福岡ウイニングスピリッツとの2連戦が順位を決める山場になるのでまずはしっかり勝ち切りたいです。
(実際に福岡ウイニングスピリッツ戦で兵庫デルフィーノは2連勝を飾りました!)
それと上位チームともフルセットの試合を何度も繰り広げてきたので、2巡目で当たるときにはしっかり勝てるように練習を重ねていきます。
個人としては試合出場回数がチームの中でも多い方なので、Vリーグのブロックランキングで10位以内に入れたらなと思っています。
ー最後にファンの方へのメッセージをお願いいたします。
チームとしてかなりしんどい状況の中でも、ホームやアウェイ関係なく応援してくださる方がたくさんいてくださることに感謝しています。
地域おこし協力隊でお世話になっている鹿児島県大崎町という、近畿から遠い場所にいながらもライブスコアを見て応援してくださってる方もいるので。皆さんに少しでも恩返しできるように、残りの試合を戦っていきます。
ーこれからも応援しています!ありがとうございました。
おわりに
Vリーグの選手としてのみならず、ビーチバレーや中学生の指導者などマルチに活躍する髙辻選手。兵庫デルフィーノのホームゲームでは鹿児島県大崎町の特設ブースも設置されていますので、ぜひお立ち寄りください。髙辻選手にもおすすめの商品を尋ねてみてくださいね!
Sporkleでは今後も兵庫デルフィーノの選手インタビューをお届けしてまいります。次回の記事もお楽しみに!
関連サイト
チーム公式サイト
https://bakus-katana.com/delfino/
YouTubeチャンネル
https://www.instagram.com/hyogo_delfino/
X
試合日程・結果(V.LEAGUE公式サイト)
エリアから探す
北海道・東北
関東
中部・北陸
近畿
中国・四国
九州・沖縄
お問い合わせ
掲載依頼・取材依頼・Made In Localシリーズおよび地域を代表する企業100選についてのお問い合わせ等、承っております。まずはお気軽にご相談ください。
会社概要
Made In Localは、株式会社IOBIが運営する地方創生メディアです。弊社では現在、事業拡大につき、新卒・中途ともに積極的に採用活動を行っております。 ご興味のある方はぜひご一読ください。
Made In Localは地方創生メディアの運営を通して地域の産業振興や地域間格差の是正に取り組んでおり、「産業と技術革新の基盤をつくろう」・「人や国の不平等をなくそう」・「住み続けられるまちづくりを」の3つのSDGsのターゲットの実現を目指しています。