こんにちは〜 学生ライターの彩希です！

今回紹介するスポットは、山口県にある雲林寺というお寺です。
実はこのお寺、「猫寺」として親しまれています🐱

猫の置物やお守り・絵馬など、猫にまつわるものが沢山あり、とてもユニークなお寺なんです。

では、雲林寺はなぜ猫にまつわる寺になったのでしょうか･･･？🤔

雲林寺の特徴や、「猫寺」と呼ばれるに至った歴史的経緯についてご紹介します！

猫寺のシンボル！無数に並ぶちょっと不気味な猫の像

猫寺と言うからには、猫が沢山いるのだろう！と思いますよね。

しかし、雲林寺にいるのは本物の猫ではなく猫の「像」！

丸いフォルムでかわいらしいものから、今にも動き出しそうなリアルなものまで、
多種多様な猫の像が無数に並んでいます。

これらの像は、防府市出身のチェーンソーアーティスト・林隆雄さんの作品なのだそう。

個性豊かな猫の像、是非皆さんも見に行ってみてください🚗

なぜ「猫寺」？雲林寺の知られざる歴史に迫る

戦国大名として有名な毛利家の第14代当主・毛利輝元（もうりてるもと）の​家臣に
​長井元房（ながいもとふさ）という人が​いました。​

長井元房には、​​かわいがっていた​猫が​いたのですが、​
この​猫は​ご主人である​長井元房が​亡くなってしまった​後、忠誠心のあまりご主人の​後を​追い、舌を​噛んで​自ら命を​絶ってしまいました😿

猫が​亡くなった後、あたりには​毎夜​悲しげな​猫の​鳴き声が​聞こえるようになります。​

その​様子を​哀れに​思った​天樹院の​お坊さんが猫を​供養すると、​不思議と​悲しげな声は​止んだのだとか。​

この​天樹院は​明治維新の​際に​廃寺となりましたが、​雲林寺は​その​天樹院の​末寺と​して、​今でも​「猫寺」と​しての​役割を​受け継いでいます。

​猫寺の​ルーツは、​主人に​忠義を​尽くした​猫と、​その猫を​弔った​お寺にあったのです！

猫とご主人の絆の深さに感動しますよね🥺✨

名物！ユニークなデザインの猫みくじ

おみくじを引くことも、お寺や神社に参拝する際の醍醐味ですよね。

猫寺と呼ばれる雲林寺では、おみくじもしっかり猫仕様！🐱
そのユニークさから、雲林寺の名物とされるほど人気があるんですよ。

猫みくじの特徴は、おみくじだけでなく猫のマスコットもついてくるところ！
200円で引けてお手軽なので、皆さんも雲林寺に足を運んだ際には是非引いてみてくださいね。

他にも、雲林寺ではご住職とその奥さんが描かれたオリジナルのネコグッズが沢山販売されているそうです。

お気に入りのネコグッズを探してみてはいかがでしょうか･･･！🐈

アクセス情報

山口県萩市大字吉部上2489
営業時間：平日 9:00～15:00／土日祝 9:00～17:00
電話番号：08388-6-0307

【アクセス】
・萩バスセンターより（防長バスを利用）吉部(きべ)・津和野行きバス「吉部バス停」下車、バス停より徒歩約30分
・萩市街地から県道11号線、13号線を津和野方面へ車で約30分

【駐車場】
一般：20台
大型バス：3台程度

【拝観料】無料

おわりに

都市部から離れたところにあり、穴場スポットとして密かに人気を集める雲林寺。

人混みの窮屈感を感じることなく、非日常を味わうことができるのでとてもおすすめの旅行スポットです！

マニアックな海外の方々からも人気があるのだとか･･･！

知る人ぞ知る山口県のユニークな猫寺。
猫好きの方もそうではない方も、是非足を運んでみてくださいね✨

参考

・観光スポット｜萩市観光協会公式サイト｜山口県萩市
https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=1100241
・雲林寺(猫寺)｜観光スポット｜【公式】山口県観光/旅行サイト おいでませ山口へ
https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_18113.html
・【萩市】猫寺・雲林寺はほっこりスポット、ランチは農家レストランで体にやさしい癒しのむつみ旅。｜ブログ｜【公式】山口県観光/旅行サイト おいでませ山口へ
https://yamaguchi-tourism.jp/blog/detail_144.html
・【山口】雲林寺の観光情報！木彫りの猫や猫みくじの見どころ
https://madeinjourney.com/yamaguchi-unrin-temple-tourist-information/