「やった〜!今日の給食、八宝菜や」学校給食では八宝菜が好きだった伊藤夏歩(いとう かほ)です🥬💗

私の出身地である奈良県では郷土料理としてにゅうめん、地産地消メニューとして米粉パンなどが学校給食で出ていました。

皆さんがお住まいの地域に特徴的な学校給食はありますか。

山口県でも郷土料理や地産地消メニューが学校給食として出てくるそうです!

第1弾ではソウルフード「チキンチキンごぼう」をご紹介しました。
🔗【山口県の地産地消給食🍴①】孫思いのおばあちゃんの料理がソウルフードへ「チキンチキンごぼう」

第2弾では、郷土料理「くじらの竜田揚げ」をご紹介しました。
🔗【山口県の地産地消給食🍴②】大きなものを食べて邪気を払う「くじらの竜田揚げ」

今回は第3弾として郷土料理「ちしゃなます」をご紹介

ちしゃなますってなーに?


ちしゃなますとは、下関の伝統野菜「かきちしゃ」を酢味噌やごまなどであえた料理。

かきちしゃは縮れた葉野菜で、程よい苦味とほのかな甘みが特徴です。
実はレタスの仲間で、皆さんもよく知る「サンチュ」の日本名が「かきちしゃ」なのです!

葉を下から摘んで収穫することから、「摘む」を意味する方言「かぐ」が付き、かきちしゃと呼ばれるようになったのだとか!

ちしゃなますは、焼き魚をほぐしたものや、ちりめんじゃこを加えることが多いそうです。魚介のうまみがちしゃに移り、食欲をそそります🤤

さらに、美味しさだけでなく、カルシウムやたんぱく質が摂れるという栄養価の高さからも人々に親しまれています。

サニーレタスや春菊で作られることも多く、学校給食では地産地消・郷土料理メニューとして提供されているのです!

酢加減や甘さを調整してお好みの味でお召し上がりいただけます。
レシピはこちらから🍴✨

では、ちしゃなますはどのような変遷を辿って山口県の郷土料理となったのでしょうか。

関ヶ原の戦いの困窮を救った! ちしゃなますの誕生


「ちしゃなます」が誕生したのはなんと毛利(戦国)時代の頃!😲

関ヶ原の戦いによって困窮した人々の中で考案されたと言われています。
冠婚葬祭や不意の来客のもてなしに出されることもあったそうです。

その後、各家庭の庭でかきちしゃが自家栽培されるようになり、ちしゃなますは家庭料理として定着したのだとか!

しかし、ちゃちなますに用いられた伝統野菜かきちしゃは1980年代後半のサニーレタスの出現によって栽培が激減し、入手困難となってしまいました。

そのため、サニーレタスや春菊を用いたアレンジメニューが親しまれ、郷土料理の味は守られてきたのです。

近年では、下関市で栽培・出荷が再開され、かきちしゃの普及が期待されています✨

さらに、山口県では郷土料理の味を後世に引き継いでいくために様々な取り組みが行われているのです。

ご自宅で!旅先で?やまぐちの味 ちしゃなますを作ろう

🥬親子で挑戦!参観日を郷土料理体験に


山口県宇部市の小学校で、参観日に親子で郷土料理を作るという取り組みが行われました。
その様子はこちらから👀

献立には本記事でご紹介してきたちしゃなますも選ばれています。

郷土料理について関心を持ち、理解を深めるだけでなく、料理を通して親子の関係性も深められるところが魅力的ですね✨

皆さんも、ご自宅でご家族とちしゃなますを作ってみませんか。

なお、山口県に旅行予定の方にもオススメのイベントがあります!

🥬秋穂(あいお)で作る・食べる・歩く「シェ・アイオ」


「シェ・アイオ」とは山口県山口市秋穂地域で230年以上続いている「秋穂八十八ヶ所霊場」を舞台とした、ガストロノミー・ツーリズム(食文化を活かした旅)。

この旅はなんと料理教室から始まるのです!

秋穂地区食生活改善推進員の方々に、手作りの料理や菓子を霊場の巡礼者に振る舞うというお接待文化を教わりながら「お接待料理」や季節の食材を使ったお料理を作ります

もちろん、献立にはちしゃなますも選ばれています🥬

その後、完成した料理を携えて屋外で会食

やまぐちの味に舌鼓を打ったあとはお遍路歩き体験が行われ、霊場各所を巡ります👣

作る・食べる・歩くことを通して山口県の文化を全身で体験しながら、地元の方々ともお話ができるイベントです。思い出に残る体験型の山口旅行にしてみませんか。

旅の様子はこちらからご覧ください👀✨
開催時期や参加費など詳細は公式HPからご確認ください。


🍴シェ・アイオ
開催場所:
山口県山口市秋穂地域交流センター
〒754‐1101 山口県山口市秋穂東6823‐1
TEL:083‐984‐2132
アクセス:
<車>
🚙JR山陽本線・JR山陽新幹線新山口駅より車で約15分
🚙中国自動車道小郡ICより車で約20分
🚙山陽自動車道山口南ICより車で約10分
🚙山口宇部空港より車で約30分
<バス>
JR山陽本線大道駅よりバスで約20分
駐車場:有
🔗:シェ・アイオ 公式HP

終わりに


いかがでしたか。今回は第3弾として郷土料理「ちしゃなます」をご紹介し、ちしゃなますに関する取り組みもお届けしました🥬

ご自宅で、旅先で、日本の伝統の味「ちしゃなます」を作って召し上がってみてください🎶

皆さんが食べた、あの学校給食にも地域ならではの歴史や文化があるかもしれません!

お住まいの地域の特産物やそれに関する取り組みを調べてみると、新しい発見と共にお出かけのきっかけも得られることでしょう👀👣

参考


・ちしゃなます 山口県
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/43_1_yamaguchi.html
・ちしゃなます
https://www.ja-ymg.or.jp/agriculture/local/namasu/
・食育だより11月号~山口県の郷土料理~
https://www.city.iwakuni.lg.jp/uploaded/attachment/27972.pdf
・ちしゃなます
https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=1000017
・日本の伝統野菜-35.山口県
https://tradveggie.or.jp/traditional-vegetables-prefecture/35-yamaguchi/#i-13
・サンチュ(チマ・サンチュ/掻きチシャ)の特徴・旬の時期まとめ|焼肉で包み菜とも呼ばれるレタス
https://kisetsumimiyori.com/sanchulettuce/#i-2
・二俣瀬小、親子でふるさとの味に挑戦 ちしゃなますなど【宇部】
https://youtu.be/mTP9brkuEbc?si=TS4z9gvaBZHsw06-
・秋穂"お接待"体験イベント「~作って、歩いて、味わう~Chez Aio」を開催します[開催日:4月28日(土)]
https://www.yamaguchi-pu.ac.jp/events/chez-aio20180428.html
・シェ・アイオ
https://aioohenro.wixsite.com/chezaio
・作る、歩く、食べるを体験するツアー「シェ・アイオ2025」を開催します
https://smout.jp/plans/24256
・令和4年度「シェ・アイオ」を開催しました
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/26/130727.html
・山口・秋穂で八十八カ所霊場巡りやお接待料理体験イベント 大学生らが企画、文化を後世に
https://yamaguchi.keizai.biz/headline/4019/

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