皆さんこんにちは!

さわかみ関西独立リーグでは2月から各球団がキャンプや全体練習を行い、3月に開催されるオープン戦に向けた準備を進めています。
 

今回は所属球団の中で最も長い歴史を誇る兵庫ブレイバーズを紹介!

これまで3名のNPB選手を輩出し、地域との交流も大切にしながら歩み続けるチームです。
 

この記事ではチームの過去の実績や地域との交流の様子、そして注目選手までたっぷりお伝えします。ぜひ最後までご覧ください!

 

兵庫ブレイバーズの沿革

 

2008年に設立され、旧関西独立リーグに所属していた「神戸9クルーズ」が兵庫ブレイバーズの前身です。基本的にこのリーグでは男子選手のプレーが中心でしたが、神戸9クルーズには「ナックル姫」として活躍した女子選手・吉田えり氏が高校卒業後に所属していました。

2011年には神戸9クルーズを引き継いだ「兵庫ブルーサンダーズ」を新たに設立。2013年に旧関西独立リーグを脱退し、翌年に「BASEBALL FIRST LEAGUE(現・さわかみ関西独立リーグ)」に参入しました。その後、2020年にファンからの公募を経て「兵庫ブレイバーズ」にチーム名を改称し、現在に至ります。

本拠地は兵庫県三田市神戸市北区で、主に神姫バスキッピースタジアムで活動をしています。

 

 

NPB入りした選手・スタッフ

 
兵庫球団からこれまで3名の選手と3名のスタッフがNPBの道へ進みました。

■山川和大投手

2016年・読売ジャイアンツ育成3位指名

兵庫ブルーサンダーズ時代の2013年〜2016年までプレー。その後、読売ジャイアンツに5年間在籍し、退団後の2022年に兵庫ブレイバーズに復帰。2023年からは監督としてチームを牽引しています。

 
■向谷拓巳内野手

2016年・東北楽天ゴールデンイーグルス育成3位指名

兵庫ブルーサンダーズ時代の2015・2016年に在籍。山川和大とともに、BASEBALL FIRST LEAGUEと兵庫ブルーサンダーズから初のドラフト指名によるNPB入団選手となりました。

 
■耀飛(田中耀飛)外野手

2017年・東北楽天ゴールデンイーグルス5位指名

兵庫ブルーサンダーズ時代の2015年〜2017年までプレー。BASEBALL FIRST LEAGUEからの初の支配下枠指名でした。

その他、山崎章弘元監督は読売ジャイアンツの巡回打撃コーチとして、小野真那人選手はオリックス・バファローズのブルペン捕手として活躍しました。また、木山裕貴選手は読売ジャイアンツのブルペン捕手として現在も投手陣を支えています。

 

ひょうご産業SDGs推進宣言【パートナーシップで目標を達成しよう】

 

兵庫ブレイバーズの本拠地である三田市は、労働人口の減少や経済規模の縮小といった課題を抱えています。そこで球団と三田市の「スポーツを通じたまちづくりなどに関するパートナーシップ協定」の締結をベースに、若者たちが夢を追いかけられる環境づくりに尽力し続けることで地域課題の解決を目指します。

目標の達成に向けて、興行としての地位確立地域活動への積極的な参加移住定住の促進交流人口増加タイアップ企画の実施などさまざまな施策を行っています。スタジアムに1,000名の観客を集めることも達成したいゴールのひとつです。

ここからは具体的な活動をいくつかご紹介します。

 

地域活動実績 


野球教室や地域のお祭り、献血事業などへ積極的に参加しています。2024年は169件の企画に延べ781名が参加しており、1名あたり約19回参加している計算です!毎月本拠地の神姫バスキッピースタジアムの整備活動もしています。

また、三田市・神戸市北区の小中高の計82校へ訪問し、朝の挨拶運動を実施。即席のサイン会が開催されることや、1時間目に急遽ドッヂボール大会を行ったこともあったそうです!このように、ユニフォームを着た選手と学校で交流できることが子どもたちにとって大切な思い出となっています。

 

大学生とコラボした企画試合

 

2024年には武庫川女子大学・摂南大学・関西学院大学とコラボし、学生が試合のイベント企画を行いました。2024年で4年目を迎えた関西学院大学の学生は傘の廃棄問題に着目し、廃棄傘を使った応援グッズを作成したのだそう。5回裏終了後には選手と学生のファッションショーも開催され、球場は大いに盛り上がりました!

 

地域との交流

兵庫ブレイバーズは選手インタビューなどを掲載した「ブレイバーズ通信」を新聞折込として三田市を中心に毎月16,000部配布しています。その他にも協賛企業や地域の子どもたちとの繋がりが深いことが球団の特徴です。

 

協賛企業との繋がり


多くの選手たちは協賛企業でアルバイトをしながら野球に励んでいます。その中でも株式会社花浄院は2024シーズンに3試合の冠試合を実施し、社員研修の一環としてスタッフの方が試合の企画運営を行いました。選手の個人スポンサーとしても活動を支えてくださっています。

また、遠征の際には三田運送株式会社様よりご提供いただいたマイクロバスを使用して移動をしています。

子どものイラストが打ち上がる花火ナイター


地域の小学生からイラストを募集し、選ばれたものが2024年7月6日と8月10日の試合で打ち上げ花火に!普段以上に多くの観客が球場へ集まり、その声援に後押しされた小早川祐人選手とノア選手からホームランも飛び出した素晴らしい2日間となりました。

 

中学生軟式野球クラブ「ブレイバーズJr.」を結成


現在、日本各地で運動部活動の地域移行が段階的に実施されています。それを受けて2023年には兵庫ブレイバーズの山川監督が三田市内の2校の野球部で指導を行いました。

 

2024シーズン統括!注目選手も紹介!

 

2024シーズンは32勝14敗3分(50試合、勝率.696)でリーグ2位となった兵庫ブレイバーズ。

そんなチームの快進撃の立役者となり、今シーズンも兵庫ブレイバーズでプレーを続ける選手を2名ご紹介します!

■山崎照英選手 / #99

 
脚力が最大の魅力の外野手で、2024年はリーグ盗塁記録を58個から73個へ塗り替える大活躍!課題としていた打撃面も克服し、打率ランキングでは.376の数字でリーグ2位となりました。NPB交流戦へも選抜メンバーとして毎回参加し、悲願のドラフト指名に向けてアピールを続けています。今シーズンもリードオフマンとしての活躍に期待しましょう!

 

 

■寺本大洸選手 / #37


2023シーズン本塁打王の塚本恭平捕手が怪我で離脱。外野手登録として2024年に入団しながらも捕手としてプレーを続け、チームの危機を救う救世主となりました。強肩勝負強いバッティングも魅力的です。走攻守揃ったユーティリティープレイヤーとして、今シーズンはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?

 

 

おわりに

地域とともに歩み続ける兵庫ブレイバーズ。その活動の幅の広さに驚かされました!

チームの成績も向上しており、2025シーズンはさらに期待が高まるシーズンとなりそうです。

兵庫ブレイバーズは今後もスポーツを通じて兵庫全体を活性化することや、「野球を愛し、生涯を野球と共に生きる人生」を支援できる組織を目指します。ぜひ今後の活動にもご注目ください!

次回の記事では新入団選手発表会の様子をお届けします!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

関連ページ

 

兵庫ブレイバーズ 公式サイト

https://ks-bravers.com/

2025年 オープン戦日程のお知らせ

https://ks-bravers.com/3564/

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