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地域を代表する企業100選 特別対談 vol.3【株式会社栃木DRONE STATION代表取締役・柳岡 久士氏 × 株式会社IOBI代表取締役・石井 智大】

本記事は「Made In Local」の発起人である株式会社IOBI 代表取締役の石井 智大と「地域を代表する企業100選」選出企業様の対談企画です。

今回は「栃木を代表する企業100選」選出企業の株式会社栃木DRONE STATION(栃木県真岡市)より、代表取締役の柳岡 久士(やなおか・ひさし)氏にお話を伺いました。

ドローン技術を通じて地域の人手不足の解消に貢献しているほか、ドローンの新しい可能性を追い求め続ける株式会社栃木DRONE STATION様の設立の経緯や想い、目指す未来をぜひご覧ください!

株式会社栃木DRONE STATION【栃木を代表する企業100選】
https://madeinlocal.jp/category/companies/tochigi005


ドローン事業のきっかけは1台のラジコンから


株式会社IOBI 石井 智大(以下、石井):本日はよろしくお願いします!
株式会社栃木DRONE STATION 柳岡 久士氏(以下、柳岡):よろしくお願いします!

石井:今回の記事は会社としてではなく、社長自身に焦点を当てていきたいなと考えています!そこで、まずは幼少期についてお聞かせいただければと思うのですが、実際はどのようなお子さんでしたか?

柳岡:小学生の頃から社長になりたいと思っていて、社長かもしくは総理大臣になりたいと卒業文集にも書いていましたね。

石井:そうだったのですね!何かなりたいと思える理由があったのですか?

柳岡:当時、父親が今でいうところのブラック企業のサラリーマンで、夜遅くに帰ってきて、休日も働いていて、あまり遊んでもらった記憶がないんですよ。その時に大親友の父親が社長で、家に行くと見たことのないお菓子が出てきたり、お仕事風景を見せてもらったりした時に社長という仕事の煌びやかな姿に憧れました。

石井:確かに、身近にそんな人がいたらかっこいい!と思いますよね。では、そこからドローンに興味を持ったきっかけは何ですか?

柳岡:ドローンに興味を持ったのは僕の父がくれたラジコンでした。

このラジコンを自分で操縦することが好きで、こうした思い出が今のドローン事業につながっているなと強く思います。今みたいにドローンが注目されるようになる前からずっと興味はあったのですが、その時は別の仕事をしていたため、今は1つ夢が叶ったとも言えますね。

石井:社長とドローン、子どもの頃の夢を今もなお叶え続けている最中だなんて、めちゃくちゃ素敵ですね!

異業種からドローン事業へ


石井:ちなみに、今の会社を立ち上げる前はどのような仕事をされていたのですか?

柳岡:モータースポーツやレース進行を支える仕事をしていました。ただ、車が走るコースのすぐそばで仕事をするため排気ガスをたくさん吸ってしまうことから、身体を労わるために宇都宮市の不動産屋に転職しました。

その後は、29歳で外資系の保険会社にヘッドハンティングされて土地や資産含め、保険の可能性の幅に興味を持って転職して、36歳の頃に保険代理店として独立しました。

石井:どれも今とは全くの別業種ですね!

柳岡:そうなんですよ。そこから独立後に入った商工会議所青年部での活動で、関東ブロックへ出向した際に出会った仲間からドローンスクールをやってみないかと誘われて、幼い頃の思い出もあってすごく興味があったので二つ返事で了承しました。

保険会社で働いていたからこそ、今こうしてドローンに出会うことができたと思うとなかなか感慨深いです。

石井:お聞きする限り、何でもチャレンジできるのはもちろん、とにかくチャンスを掴むのがめちゃくちゃ上手いですね!

柳岡:ありがとうございます!娘にも同じことを言われました笑

石井:服装もとてもおしゃれですし、良い意味で世の中の「お父さん」のイメージがないなと感じているのですが、何か日々の中で大事にしていることはあるのでしょうか?

柳岡:「50歳になるからこういうのはやめておこう」という縛りを自分に設けないようにしていることですかね。この考え方を続けているからこそ、今もドローン事業を展開できているのだと思います。

10名の社長と共に立ち上げた創業期


石井:さまざまな縁があってドローン事業を展開しはじめたとのことですが、スタート期の状況についてお聞かせいただけますか?

柳岡:ドローン事業は最低300万円ないと始めることができなかったため、有志で集まった僕を含む10名で創業しました。

石井:集まった10名はどのような方が多いのでしょうか?

柳岡:実は全員異業種の社長なんですよ。最初は3名で始める予定でしたが、幅広い業種の人間が集まればその分、各々が持つ多様なクライアントに会えるチャンスが広がるため最終的に10名まで増えました。

石井:具体的にどのようなお仕事を依頼されることが多いですか?

柳岡:ドローンでプロモーション映像を撮影することもありますが、この空撮技術を活かして、太陽光パネルのメンテナンスや清掃作業も行っています。

太陽光パネルの清掃時は、ベンチャー企業の仲間と共同開発した自動航行ロボットを駆使して水を出しながらローラーで掃除していくんです。

石井:撮影以外にも活用されているのですね!ちなみに、太陽光パネルの点検においてドローンを使用する利点にはどのようなものがあるのでしょうか?

柳岡:点検時は赤外線カメラがついた特殊なドローンだと、パネルのどこがよく使われているのかや、どこが上手く機能していないのかをチェックすることができる点です。

太陽光パネルは掃除をしないと、パネルの汚れがある部分にホットスポットという現象が起こり、最悪の場合発火する危険性もあるので定期的に点検作業を行っています。

あとは、太陽光パネルは山中など人が立ち入りにくいところに設置されることが多いため、こうした場面でも活用できるのがドローンの強みですね。

石井:ありがとうございます!この仕事をしていてどんな時がやりがいだと感じますか?

柳岡:やっぱり、撮影や点検作業をしている時に皆さんが「すごい!」と喜んでくれることが嬉しいですね。もっと綺麗に撮るためにはどうすればいいだろうかと考えている時間も好きな時間です。

石井:現在は何台ほど保有されているのでしょうか?

柳岡:ドローンは安いもので10万円、機能にこだわれば800万円、1,000万円かかるものもありますが、それぞれ異なる用途のものを4機ほど保有しています。

石井:すごい金額ですね!

法人化してからの変化


石井:会社を運営していくなかで、大きな転機はありましたか?

柳岡:創業当初はドローンの民間ライセンスへの需要は今ほど高くはなかったため、なかなか利益を上げるのが難しかったのですが、2022年にドローンの国家資格である「無人航空機操縦者技能証明」の取得がスタートした時に、周囲の印象が大きく変わったように感じました。

法人化したのも、ちょうどそのタイミングです。

石井:10名の異業種の社長が集まって創業したとおっしゃっていましたが、どのようにして代表をお決めになったのでしょうか?

柳岡:10名それぞれが自分の会社を持っているので、「ドローンビジネスを始めたいから力を貸して欲しい」と最初に皆に声をかけた私が就任する方針でいいんじゃないかとすんなり決まりました。

石井:そうだったのですね。法人化の前後で変わったことはありますか?

柳岡:れっきとした国家資格として、国土交通省の許可を得てライセンスを付与しているので、仕事の質が大きく変わり、防衛大学校やテレビ番組の撮影など官公庁やメディアからの業務が増えました。

石井:すごいですね!数ある団体のなかから選ばれるのは難しいことだと思いますが、栃木DRONE STATION様が選ばれる理由についてお聞かせいただけますか?

柳岡:うちが、栃木県内でも数少ない一等・二等無人航空機操縦士の実地講習に対応した講習施設である点が大きな理由として考えられます。

実践的な訓練を安全かつ効率的に行うことができる点は、特にご好評いただいていますね。

家族について


石井:今、まさに引っ張りだこの事業だと思いますが、休日はどのように過ごされているのでしょうか?

柳岡:ドローン事業以外の他の仕事も個人で請け負っているため、休日という休日は特に設けず、合間で休みをとっています。

石井:なかなかお忙しそうですね!他のお仕事はドローンに関連した事業でしょうか?

柳岡:こちらはドローンとは関係なく、NTTからの請負事業者として祝電や弔電をお届けする業務を、真岡市を中心に芳賀郡地区を担当しています。

空き時間にゲームをしたりすることはありますが、昔好きだった車やゴルフはめっきりで、今はやっぱりドローンを飛ばしている時間が一番好きですね。

石井:まさに、仕事が趣味という感じですね。ご家族とはどのようにお過ごしですか?

柳岡:うちには美容師の長男、春から大学生の長女と小学5年生の次男がいます。いつも私の髪も長男に切ってもらっています。

石井:お子さんに散髪してもらえるの、良いですね!ちょっと憧れます笑

将来的には事業をお子さんに継承することもお考えなのでしょうか?

柳岡:実は、皆私の仕事を継ぎたいと言ってくれていて、長女はマネジメント関連の勉強をするために大学に進学してくれています。

昔から内気で自分からアクションを起こすのが苦手な子でしたが、「お父さんの仕事を継ぎたい」と言ってくれた時は本当に嬉しかったです。

長男も今は美容師ですが、将来的には一緒に仕事がしたいねと言ってくれています。

石井:本当に素敵なお子さん方ですね……!

柳岡:もちろん何年後かには別の仕事がしたいと言っている可能性もあるので、子どもたちの気持ちに寄り添ってあげるのが一番ですが、もし変わることがなければ父親としては嬉しい限りです。

僕自身、10年後……60歳くらいで仕事を辞めたいと思っているので、その時までに家族で仕事ができれば嬉しいですね。

石井:なぜ、60歳までなのでしょうか?

柳岡:ドローンは瞬間的な判断を指先の操作とリンクさせて動かす反射神経が求められるのと、ドローンの技術は言葉で伝えきれない、繰り返し練習して得られる感覚的な要素も多いのでその年数も含めて60歳くらいがちょうどいいかなと思いました。

石井:ありがとうございます。ドローン事業としてはどのような展望がありますか?

柳岡:空撮以外の分野でもドローンを活用していきたいですね。

たとえば、災害の影響で道路が寸断されて車両が通れない場所にもドローンは入ることができますし、こうした非常時に活躍できる強みをドローンは兼ね備えているので、もっとドローンの可能性を広げていきたいです。

石井:今後の活躍がますます注目されますね!最後に、柳岡社長個人の目標についてお聞かせください!

柳岡:日々が必死なので、目標という目標はあまり思いつかないのですが、今以上に株式会社栃木DRONE STATIONの評価が上がればと思います。

弊社が所属するJMA(日本マルチコプター協会)は国家資格会場が全国に14ヶ所あり、うちはその栃木会場にあたります。他の団体も含めると全国に1,000社ほどありますが、栃木県内ではうちが一番だと自負しています。

石井:ありがとうございます!

「ドローン」と聞いて、株式会社栃木DRONE STATION様が第一想起される未来を目指して、私たちも一緒に駆け抜けていきますので、よろしくお願いいたします!


【会社情報 / 株式会社栃木DRONE STATION】
所在地:〒321-4321 栃木県真岡市小林622番地3
創業年:2021年
業種:無人航空機操縦士講習・ドローンによる空撮や点検業務・太陽光パネル清掃
HP:https://tochigi-ds.co.jp/
facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=61573436396032
Instagram:https://www.instagram.com/tochigi.drone.station/
TikTok:https://www.tiktok.com/@drone1go

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