寒さが本格的になってきましたね。
平日は忙しく、休日は寒くて出不精に…心身ともに縮こまってしまう季節です。
休み休み、温かいものを食べて元気に冬を乗り越えていきましょう！

今回は、和歌山の自然を五感で感じ、自家製の健康ごはんを堪能できる、リフレッシュと癒しに最適のカフェ、「じょんのび」をご紹介します。

「じょんのび」ってどんなお店？

店舗外観

有田川町の自然豊かな山の坂道を少し登った先に現れるツリーハウスのような外観の、カフェ「じょんのび」。

坂の上に佇み、木々に囲まれたこの空間では、地上の喧噪を忘れるような穏やかなひと時を楽しめます。

「じょんのび」とは、新潟の方言で「極楽、極楽」という意味だそうです。
ご来店される方が自然と笑顔で「じょんのび、じょんのび」と、まったり過ごせるようにという思いを込めて付けられました。

自然を五感で感じながら、やさしい料理とともに心穏やかな時間を過ごすことができます。

「じょんのび」メニューの魅力は、料理の味をぐっと引き立てる自家製の米麹や甘酒！

麹や甘酒を加えることで味に深みが出るのはもちろんのこと、栄養価も抜群で、免疫力を高めるのにも非常に効果的です。

自家製の米麹と味わうアジア周遊気分ランチ

〇アジアごはん　¥900（税込み）

アジアごはんは、「じょんのび」の王道ランチメニュー。

日本も含めたアジア各地の味わいが、オーナーさんの気持ちの赴くままに日替わり、週替わりのメニューで提供されます。

タイ風だったり、韓国風だったりとバリエーションはさまざま！
オーナーの村山さんは、学生時代にアジア各地を旅されており、その中で地域折々の味付けを学び、茶葉などの特産品を仕入れることができたそう。

何回訪れても違った味が楽しめ、アジア周遊気分を「じょんのび」と堪能できます！

今回のメインは、レモン麹のチキンソテー。
お味噌もお醤油も自家製のものが使われており、余分なものが一切含まれない安心の味付けになっています。

夏はとうもろこし、冬は大根や和歌山の柚子など、季節ごとに旬の食材がたっぷり！

心身が喜ぶものばかりの贅沢プレートをぜひご堪能ください。

甘酒や麹入りのやさしいデザート

〇チーズケーキ　¥300（税込み）

「じょんのび」の工夫が詰まったデザートがこちらの、甘酒をしのばせたチーズケーキ。

創作される上で、両方とも発酵食品であるチーズと甘酒の抜群の相性に気づき、考案に至ったそう。

ほのかに麹の香りが効いていて、体をいたわるやさしい甘さのチーズケーキとなっています。
ぜひ、ストレートの紅茶と合わせてお楽しみください。

冬場は柚子の入ったチーズケーキがあるのだとか！
ハロウィンやクリスマスなど、時期に合わせたアレンジも要チェックです。

〇おはぎ　一つ¥200（税込み）

こちらのおはぎも「じょんのび」の名物！

こちらもまた、自家製で炊かれたあんこに、塩こうじや甘酒がしのばせてあり、母が握ってくれたような、あたたかい味わいの一品になっています。

小豆を使ったぜんざいも、冬場では大人気。自然を感じながらゆったりと味わう自家製ぜんざいは、贅沢そのものですよね…！

終わりに

学生時代から旅を続けてこられた村山さん。旅では必ず、現地の茶葉を探すのだとおっしゃっていました。

日本国内から、韓国のなつめ茶や、ミャンマーの紅茶、浙江省の安吉白茶など、「じょんのび」では旅の中で集められたアジア各地の紅茶を嗜むことができます。
冬場は、生姜や柚子が入った、ほんのりスパイシーで体が温まるオリジナルのチャイがおすすめ！

朝茶体験などの、お茶と自然を楽しむイベントも、不定期で行われています！
ご来店の際は、ぜひ「じょんのび」の公式インスタグラムを随時ご確認ください。

村山さんは「心が休まるように、笑顔になって帰ってもらえるように」というお客様への思いをたくさんお聞かせくださいました。

アジア各地の風味と、自家製のやさしい材料をたっぷり詰め込んだ心身が喜ぶ料理を楽しめる、坂の上のカフェ「じょんのび」。

みなさんもぜひ「じょんのび」の自然と、やさしいごはん、温かい紅茶で健やかなアジア周遊気分を満喫してみてください。