旭川市地域おこし協力隊募集中！Vol.2 バス運転手魅力発信推進員編

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旭川市地域おこし協力隊募集中！Vol.2 バス運転手魅力発信推進員編

和田悠

独占取材！「バス運転手魅力発信推進員」

―「バス運転手魅力発信推進員」の現在の取り組みについてお聞かせください。

「バス運転手魅力発信推進員」は旭川市内の路線バス運行に従事しながら、地域の魅力発信と公共交通の啓発に取り組んでいただきます。
行政と連携した公共交通の利用促進や、運転手の採用を目的とした相談会への参加など、公共交通を活用した地域活性化に取り組んでいます。

―「バス運転手魅力発信推進員」の募集が始まった背景について教えてください。

北海道で2番目の人口を誇る旭川市は、広大な土地でありながら路線バス網が充実しており、旭山動物園や美瑛・東川方面など観光地へのアクセスも非常に便利な拠点都市です。

旭川市内の観光スポットを2社の路線バスで巡ることができるフリーパス「あさくるパス」の導入や、インバウンドを見据えた多言語対応バスアプリ「バスキタ！旭川」やグーグルマップへの対応などもリリースしており、バスは地域と観光をつなぐ持続可能な交通インフラとしても、重要な役割を果たしています。

しかし、このようにバスの需要が非常に高い地域でありながら、現在旭川市ではバス運転手の人手不足が進んでいます。

そこで旭川市の大雪山をシンボルとした豊かな自然に触れながら、地域の方々から求められる非常にやりがいのある仕事として「バス運転手魅力発信推進員」に興味を持っていただける方を募集する運びとなりました。

―「バス運転手魅力発信推進員」の魅力についてお聞かせください。

旭川市の路線バスは単なる移動手段ではなく、車窓からの四季折々の風景や地域の暮らしを感じられる“まちの窓”として、自然・人・文化に触れることのできるものだと考えています。

このように地域に欠かせないインフラを自分の手で直接的に支えることができるのが「バス運転手魅力発信推進員」の魅力です。

ご希望の場合は任期を終えた後も隊員の皆さんが運転手として活動できるようにサポートいたしますので、安心して定住していただけます。

「バス運転手魅力発信推進員」の活動を通して旭川市が目指すビジョン

―これから先、旭川市が「バス運転手魅力発信推進員」とともに目指す未来について教えてください。

私たちの日常生活は、「移動」の上に成り立っています。

EC業界の発展やテレワークの普及により、日常生活の一部がリモートにより代替できるようになりましたが、移動を伴った生活から得られる喜びや満足感、臨場感などの全てを代替するところまでには至っていません。

逆に、国民のニーズが商品の所有や機能に価値を見出す「モノ消費」から、体験や経験に価値を見出す「コト消費」にも高まっていく中、移動の重要性が改めて見直されています。

このため、暮らしやすく魅力あふれる地域を創りあげるため、また地域間の人の流れを創出し、観光客や交流人口の増加を図るために必要な基盤的サービスである公共交通を支える「バス運転手魅力発信推進員」の取り組みは、これからの地域にとって大切なものになってきます。

―最後に、移住や地域おこし協力隊への参加を考えていらっしゃる方にメッセージをお願いいたします！

北海道の道路は路線バスの運転を経験された方でも戸惑われる方もいるかと思いますが、完全に独り立ちできるまで現地の運転手がフォローする体制が整っています。

ご興味をお持ちになった方はぜひ、隊員募集ページをチェックしてみてください。

隊員募集ページ (バス運転手魅力発信推進員)
https://chiikiokoshi.asahikawa.city/busdriver.html

第3回の記事では、旭川市地域おこし協力隊「ジオパーク専門員」についてお届けします！お楽しみに！

旭川市地域おこし協力隊募集中！Vol.3 ジオパーク専門員編
https://madeinlocal.jp/area/hokkaido/asahikawa-city/003