店名 | 菓子処ふる里 |
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住所 | 〒595-0015 大阪府泉大津市二田町1-13-8(あすと松ノ浜1階) |
交通アクセス | 南海空港線「松ノ浜」駅改札口から徒歩1分 |
電話番号 | 0725-21-6086 |
営業時間 | 平日・土日祝共:午前9時半~午後6時 |
定休日 | 毎週水曜日、火曜日の一部(詳しくはHP参照) |
取材日 | 2023/01/30 |
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こんにちは。学生ライターのさやかです!
突然ですがみなさん、和菓子はお好きですか?
世界にはたくさんのスイーツが存在していて、和菓子を食べる機会はあまり無いという方もいらっしゃるかもしれません。
今回私がご紹介するのは、そんな皆さんにぜひ訪れてほしいお店!
大阪府泉大津市にある和菓子店「菓子処ふる里」です。
こちらは高い技術を誇る職人が作る和菓子を販売するお店。
伝統的な和菓子からお店オリジナルのものまで楽しむことができます。
和菓子好きの方はもちろん、甘いものが好きな方は必見です。
お店のこだわり
まずなんといってもこのお店の一押しポイントは、高い技術を持った職人さんのこだわりが詰まった和菓子を頂けるということ。その高い技術を活かし、他店では対応できないようなお客様からの注文に対応することもあるそうです。
店主の出口さんはテレビ出演や受賞歴もある和菓子職人で、インタビュー中も和菓子に対する想いをひしひしと感じました。出口さんの経歴については、お店のHPでも詳しく見ることができます。
出口さんは、和菓子作りを体験できる教室を開催するなど、和菓子を今まで以上に知ってもらうための活動にも力を入れていらっしゃいます。
和菓子作り体験教室に興味のある方はぜひ、「菓子処ふる里」にお問い合わせしてみてください!
おすすめ来店時間
お客様の年代は様々。贈り物用、自分へのご褒美など、それぞれの目的で来店されるそう。
混雑する時間帯は読めないとのことなので、ご自分の目的に合わせて訪れてみてください。
おすすめメニュー
ここ「菓子処ふる里」では本格的な和菓子が楽しめます。
ここでは、伝統的な和菓子からオリジナルのものまで、店主の出口さんおすすめの品をご紹介します!
どれも細部までこだわりぬかれた一品です。(価格はすべて税込みです。)
チーズモンブラン大福(一個280円)
まずはじめにご紹介したいのは、大人気のチーズモンブラン大福。
こちら「菓子処ふる里」オリジナルの大福で、店主の出口さんがコンテストに出場した際に出品し、受賞されたお菓子なんだそう。
大福部分は滋賀県産の羽二重餅を使用し、中には白餡をベースに、デンマーク産のクリームチーズとイタリア産のマロンペーストを混ぜた餡が詰まっています。
餡にクリームチーズを混ぜることで程よい酸味が感じられ、あっさりとした味わいになっています。
また大福の上には、半分に切った栗がクリームチーズとマロンペーストを混ぜこんだきんとんで囲まれています。
栗のいがから栗が顔をのぞかせているように見えて、可愛らしいですよね。
ですが、実はこのきんとんを付ける作業には高い技術が求められます。
そのためこのようなお菓子を大量に作るのはとても大変なんだそうです。
高い技術を持つ「菓子処ふる里」ならではのお菓子なんですね。
あまりの人気ぶりに開店してすぐ完売してしまうこともあるそうです!
皆さんぜひ味わってみてください。
イチジクカステラ(950円)
続いてご紹介するのは、こちらのイチジクカステラ。
出口さんが「LIFE~夢のカタチ~(朝日放送)」に出演された際に考案されたものです。カステラはシンプルな分、職人の腕が試されるお菓子。師匠でもあるお父さんを超えるため、試行錯誤の末に生み出されたカステラです。
普通のカステラにイチジクペーストを加えたカステラで、ほのかにイチジクの味を感じることができます。
イチジクをペーストにする際には、まだ青いミカンの果汁を使うそうです。
香料は使用しておらず、イチジクと青ミカンの果汁の自然な香りを楽しむことができます。
また、いちじくも青ミカンも、地元大阪産のものを使用しています。
いちじくは、形が悪くて本来は出荷できないものを近隣の農家から定価で買い取って使用しており、食品ロスの改善にもつながるような商品です。
上生菓子(一個250~400円)
最後にご紹介するのは、上生菓子です。
上生菓子とは、お茶会などで出されるとても美しい和菓子です。
2022年10月、「菓銘をもつ生菓子(煉切・こなし)」が文化庁の審査を経て登録無形文化財に登録されました。
日本の伝統的食文化である和菓子の魅力を広め、職人たちの地位向上を目指すため、10年前からその登録は目指されていたそう。
出口さんはその取り組みを進める中心的な役割を持つ全国和菓子協会の中の優秀和菓子職会に所属しています。優秀和菓子職とは限られた人にしか認められない称号で、高い技術を持った優れた和菓子職であることを証明するものなんです。
こだわりの素材で化学調味料を一切使わず、本来の製法で丁寧に作られている上生菓子は、とても優しい味がするんだそうです。
出口さんは木べらの一ひねり、生地の細かな食感にいたるまで研究を重ね、その美味しさは和菓子に慣れない子供でも完食できるほど。
近隣の幼稚園・小学校でのお茶教室などで使う上生菓子を提供することもあるといい、子供たちの完食率100%を目指しているそうです。
綺麗な見た目ももちろんですが、舌を冴えわたらせて、その口どけを味わってほしい、と出口さん。
皆さんもぜひ一度実際に食べて、そのこだわり、職人さんの技術を実感してみてください!
おわりに
ご紹介してきたようにここ「菓子処ふる里」では、職人さんの高い技術力が詰まった和菓子を楽しむことができます。
「町の小さな和菓子屋ですが、皆さんに安心して食べていただけるよう、丁寧に、正直に、心をこめてお作りしておりますので、ぜひ一度ご賞味ください」と店主の出口さん。
ぜひ一度訪れて、和菓子の魅力をご自身で確かめてみてください!