【約6000羽が渡来⁉️】新潟県・瓢湖に白鳥を見に行こう！

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すみか

白鳥来たる！瓢湖について

新潟県阿賀野市に位置する瓢湖は、面積が0.08平方キロメートルの小さな湖です🦢例えば、日本一大きな湖である琵琶湖は、面積が670.3平方キロメートルもあります。比較してみると瓢湖の小ささがよく分かりますね🏊

それではなぜこの小さな瓢湖に約6000羽もの白鳥が訪れるようになったのでしょうか？

白鳥渡来の歴史

白鳥は昭和25年1月に突然シベリアから渡来し始め、その後毎年最盛期には約5000羽が瓢湖で冬を越すようになりました。冬になるとシベリアは厳しい寒さに包まれ、白鳥のエサも激減します。そんな状況から逃れるように白鳥は日本にやってくるのです。冬の瓢湖は白鳥にとって絶好の気候であり、近辺には餌場である水田が豊富にあるため、たくさんの白鳥が渡来するに至った要因であると考えられます。

その後昭和29年2月に、吉川重三郎氏によって白鳥への餌付けに成功してからは白鳥が人にも馴れ、毎年約6000羽が渡来しています⭐吉川重三郎氏は「白鳥おじさん」と呼ばれ、白鳥に深い愛情をもって給餌や瓢湖の環境整備に尽力した人物です。現在「白鳥おじさん」は3代目の齋藤功氏に受け継がれ、白鳥への餌やりや瓢湖の環境整備は絶やされることなく行われています🦢
瓢湖に訪れるたくさんの白鳥には、人と白鳥との関わりあいも背景としてあったのですね🎵
小さな池に、約6000羽の純白の体をもつ白鳥が過ごしている様子は、新潟県の冬の風物詩です🧣
みなさん、瓢湖に行きたくなってきましたか？？
瓢湖に行きたくなった方のために白鳥を見るときのポイントをご紹介しますので、ぜひいっしょに学んでから瓢湖にお出かけしましょう🚀

白鳥を観察しよう！

白鳥は、毎年10月から3月にかけて瓢湖に渡来します。その中でも天気が安定している11月は白鳥観察のベストシーズン！白鳥の渡来数が一番多い時期なので、11月に訪問するのがおすすめです！それでは1日の中で白鳥観察のおすすめの時間を紹介します⏰

白鳥と日の出（6:30～8:00）

朝、日の出が瓢湖を赤く照らすころ、白鳥たちは少しずつ周囲の水田や河川へと飛び立っていきます。時間は日の出の6時半から8時ごろです。早起きして、赤い日に照らされながら飛び立つ真っ白の白鳥を見に行きましょう🌄

もぐもぐ白鳥（9:00・11:00・15:00）

ご飯の時間は1日3回、それぞれ9時・11時・15時にあります。この時間になると水田や河川から白鳥がご飯を食べに瓢湖に帰ってきます。

にぎやかな食事風景を楽しみましょう🍚

白鳥と夕暮れ（16:00～17:30）

16時から17時半ごろにかけて、夕焼けが湖を染め、だんだんと薄暗くなってくる時間、白鳥たちもただいまと言わんばかりに瓢湖に帰ってきます🌇
わたしたちの頭上を低空飛行する白鳥を見るのも貴重な体験です🦢

以上、瓢湖で白鳥観察のおすすめの時間をご紹介しました。朝もやの中で飛び立つ白鳥、食事を楽しむ白鳥、夕焼けとともに帰ってくる白鳥、様々な白鳥を見ることができますね。

ここで白鳥観察のワンポイントアドバイス！みなさん、白鳥の飛び立つ瞬間を見分ける方法があることは、ご存じでしたか？

飛び立つ白鳥を見分けよう

白鳥は家族の群れで行動します👪
白鳥の群れ全員が風上に向かって真剣な顔つきになり、首を上下しだしたら注意です！

気持ちが1つになると1羽が大きく羽を広げ、このタイミングで群れ全員が水面を激しく駆け抜け、飛び立ちます🪽

瓢湖に白鳥観察をする際は、ぜひ白鳥をじっと見つめ、飛び立つ瞬間にパシャっと写真に収めてみるのもいいですね📸
ぜひこれらの時間やアドバイスを参考にして、1日の中で移り変わる新潟の自然豊かな景色と、生き生きとした白鳥の様子を楽しんでください🎶

おわりに

いかがでしたか？今回は白鳥が約6000羽訪れる、新潟県の瓢湖をご紹介しました💫みなさんが、人間と白鳥の関わりと豊かな自然を体験できる瓢湖に訪れるきっかけとなったらうれしいです☀️
また次の記事でお会いしましょう🛸

瓢湖（ひょうこ）
所在地：新潟県阿賀野市水原313-1
アクセス：JR羽越本線「水原駅」より徒歩で30分、磐越自動車道「新津IC」より車で15分
電話：0250-62-2510
URL：https://www.city.agano.niigata.jp/soshiki/koenkanrijimusho/2/2845.html