チームの発信力を支える敏腕〇〇がすごい!?/西村憲監督インタビューvol.2【和歌山ウェイブス】
柳原 佑芽

皆さんこんにちは!

 

今回は和歌山ウェイブス・西村憲監督のインタビュー第2弾として、『発信』をキーワードにお話を伺いました。


西村監督はこれまでの選手歴や指導を通じて培った経験・知識・技術を惜しみなく発信するオンラインサロン「ken’s meeting room」を運営しています。これまで100記事以上を配信し、コミュニティメンバーとも定期的なミーティングを行うことで、全ての野球人に必要な『野球理論』を作りあげることを目標に活動中です。

 

さらにnoteでも「投球の極意」シリーズを開設し、投手のレベルアップを専門とした記事を投稿しています。


【インタビュー記事(vol.1)はこちらから!】

https://madeinlocal.jp/category/sporkle/007

また、和歌山ウェイブスも球団としてYouTubeやnoteをはじめとしたSNSでの発信に力を入れています。監督へのインタビューを通じて試合を振り返る『試合後の監督室』シリーズなど、試合がない日やオフシーズンにも楽しめるコンテンツが盛りだくさんです!


 

そんなチームの発信力の要となっている、ある人物の存在についても教えていただきました。

 

ぜひ最後までご覧ください!


 

 

西村憲監督インタビューvol.2


ーオンラインサロンやnoteなど『発信』に力を入れる理由をお聞かせください。


軌跡と言いますかね。自分が思ったことをのちに振り返るための日記や教科書のようなものと捉えています。発信をすることで少なからずリアクションしてくれる人もいるので。オンラインサロンのメンバーやファンの人からの思いがけない質問が刺激や勉強になることも多いです。

 

過去に投手コーチをしていたときに、数名の野手が僕のミーティングを聞きに来ることがありました。野手があまりミーティングをしていなかったのも理由のひとつですが、来てくれていた子たちが「こっちに来たら勉強できる。勉強している人から聞く話がいちばん身になる」と言ってくれたことがあります。その言葉を受けて、指導者の立場に満足せずに常にアップデートしなければならないと思いました。

 

オンラインサロンやnoteで記事を発信することで、野球のことを常に頭の中で考えている感覚です。頭を休めることがあまりなくて。この思考が仕事のひらめきやアイデアに繋がっています。僕自身プレイヤーとしてそこまでいい成績を残したわけではないですが、それでも監督をさせてもらえているのはずっと野球のことを考えてきたからかなと思っていて。だからこそ考えることを止めたらいけないですし、休んでいられないなと思いますね」


 

■西村憲オンラインサロン「ken’s meeting room」

https://community.camp-fire.jp/projects/view/653570

■西村憲@プロ野球指導者(note)

https://note.com/pure_dog2951/ 


ーチームとしてYouTubeでの発信を開始した経緯はどのようなものでしたか。

田辺スポーツパーク野球場(和歌山県田辺市)

 

「和歌山ウェイブスが試合を行う和歌山県の田辺市・上富田町・串本町などは関西の中心地からかなり遠く、その地域にファンがいたとしてもアクセスに負担がかかってしまいます。なので、どうしてもオンラインの力を借りないといけない。特にYouTubeに関しては利用したいなという思いがシーズン開幕前からありました」


 

ーYouTube『試合後の監督室』シリーズはなぜ生まれたのですか?〜発信の立役者・ある人物とは〜

「『試合後の監督室』という名前は当時はなかったんですけど、試合後にこういった企画の動画を撮影したら面白いんじゃないかとシーズンが始まる前から僕は言ってて。なかなか形にできずにシーズン中盤まで来たんですけど、広報の田井(良樹)くんがチームを変えるために突破口を開いてくれたというか、勇気を出して一歩踏み込んでくれたことで企画が実現しました。


 

監督室シリーズでは田井くんがインタビュアーをしてくれていますが、野球をしっかり見ていないと分からないことなど、素晴らしい着眼点で質問を投げかけてくれます。


 

チームが変わって強くなって、今こうやって充実感のある雰囲気を漂わせてくれているのも田井くんのおかげなんですよね。まだまだ関西独立リーグを知らない人が多く、露出が少ない中で行動に移してくれた。田井くん本人にも伝えてますけど、今でも救われている部分が多く、感謝しかないですね」


 

■『試合後の監督室』再生リスト

https://youtube.com/playlist?list=PLcN3ga5Y3vlorWTwsDvlDMeZ0NlWxdO-T&si=WoEDCkaTIf5g9zjv

 

ーウェイブスのSNSといえば、選手のバックグラウンドを紐解くnoteの記事も読みごたえがありますね。


球団広報・田井良樹さん

 

「2024シーズンは監督初年度で、僕は全員と初めましてだったので、どう信頼関係を築いていくか。外部から来た人間を受け入れてもらうのはなかなか難しい部分もあったんですけど、僕は一方的にみんなのことを頼りにしていました。

 

監督室シリーズが始まって田井くんとコミュニケーションを頻繁に取るようになる以前から、noteの『ミカン戦士』という選手へのインタビュー記事を参考にしていました。指導をする中で選手のことを知ることはとても大切なので、素材として使わせてもらっていましたね」


 

◾︎和歌山ウェイブス球団公式note

https://note.com/wakayama_waves/


 

ー田辺の街を歩いていると、西村監督のポスターがたくさん貼られているのも見かけました!

 

「球団のポスターも田井くんが作ってくれています。特に2025シーズンスポンサー募集のポスターは、すごくかっこよくて素晴らしいポスターだと思っています。自分が写っているからじゃないですよ(笑)

 

僕自身も営業活動をするのですが、仕事をしている感覚ではなくて、ポスターを配りに行く先で「見てください、これうちの広報が作ったんです」って自慢している感じです。不思議なことに、このポスターを貼ってくれているお店はポスターをなかなか剥がさないんですよね」


 

 

おわりに


いかがでしたか?


 

さまざまな角度から情報発信を続ける西村監督と田井広報。選手のみならず、チームの発信力のさらなる躍進にもぜひご注目ください!

 

西村監督も選手を知るために活用した球団公式note『ミカン戦士〜青き野球人たちの成長日記〜』では、選手たちの球歴や野球に対する想い、そしてクスッと笑えるエピソードまでがありのままに綴られています。和歌山ウェイブス入門編として、特にオススメのコンテンツです!


 

■『ミカン戦士〜青き野球人たちの成長日記〜』

https://note.com/wakayama_waves/m/mf7072ad3cab7

 

さらに、和歌山ウェイブスのホームゲームでは試合のお知らせのチラシが季節ごとに配布されています。西村監督も思わず自慢したくなるようなデザインなので、球場へ足を運ぶ際にはぜひチェックしてみてくださいね。

 

次回は西村監督インタビューの最終回として、2025シーズンに向けた展望や継続選手への想いを聞かせていただきました。お楽しみに!

 

vol.3へ続く

【和歌山ウェイブス Vol.3】

https://madeinlocal.jp/category/sporkle/009


 

関連ページ


和歌山ウェイブス公式ホームページ

https://wakayama-waves.jp/

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