企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1916年5月に初代篠田太吉が『篠田商店』を創業。紙を使う会社・商店の古紙回収から弊社は始まりました。業界の組合の立ち上げや新聞社との取引を早期より開始し、1953年1月に『篠田紙工株式会社』を設立。その後、段ボールの登場により日本の高度成長期と共に、古紙業界も注目されるようになりました。1974年には2代目の篠田武夫が代表取締役就任し、当時手作業であった古紙分別・加工の効率化を目的に50馬力の梱包機を導入し、断裁加工業から撤退します。そして1992年に3代目篠田峰夫が代表取締役に就任した後は『株式会エス・エヌ・テー』と屋号を変え、創業当時からの古紙回収リサイクルと業界の発展・新規事業への挑戦を続けております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は、1916年創業当初から古紙回収リサイクルに携わってまいりました。新聞社などの新聞業界との関係性も長く、新聞社の印刷工場での独自の古紙回収方法や古紙回収業という商売を名古屋に確立しております。また、100年以上の歴史と共に信頼関係と歴史に恩恵を受けながら、現在は時代に合わせた古紙の価値再発見とさらなる発展をすべく、次世代の感性と企画を取り入れるインターンシップ事業を始め、『古紙回収業』ではなく『資源循環業』として新たな挑戦をすることを進めております。現在の代表取締役である篠田峰夫と共に、後継者である取締役の篠田朋香も新規事業に関わっており、業界では珍しい女性役員として挑戦していることが弊社の特徴です。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た愛知地域の魅力について教えて下さい。
愛知県は製造業が中心の地域です。愛知県の東側は世界のトヨタがある豊田市。さらに東に行くと自然豊かな地域に入り、林業も盛んになっていきます。そして弊社がある名古屋市中区は徳川家の築き上げた名古屋城の城下町であり、市役所や県庁がある官庁街もあります。また、名古屋城近くは『堀川』という運河があり、製造業等の事業の発展を進めてきた歴史が今も受け継がれております。西は名古屋駅、東は栄駅と現在の名古屋市の中心街と官庁街が隣接した利便性あふれる特徴的な地域です。製造業の街であるため、決して派手ではありませんが、歴史と新しさを備えているところが魅力です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
日本の成長と発展を進めた『紙』を取り扱う製紙業界は、非常に歴史ある業界です。しかし、発展のためには革新も必要です。そこで弊社では『資源循環業』としての『廃棄物をなくす』そして『紙の新たな価値づくり』をインターン生と共に進めております。そのなかで大切にしていることは、自分自身が感じている「五感」と自分自身の「挑戦」です。スタートアップと同じように新しいことに挑戦できる環境を提供し、そこで共に切磋琢磨できる方と一緒に仕事をしたいです。中長期的には、弊社の世代交代と共に100年以上の歴史がある株式会社エス・エヌ・テーの中に社内ベンチャー企業ができる組織になる!という構想も考えております。
ひとを知る
代表取締役社長
篠田峰夫
1951年愛知県名古屋市中区生まれ。1916年創業株式会社エス・エヌ・テー 三代目代表取締役社長。1978年篠田紙工株式会社(現 株式会社エス・エヌ・テー)に入社。1992年4月に三代目代表取締役に就任後、愛知県名古屋市の戸別古紙回収の新たな仕組づくりと古紙の安定的なリサイクルに取り組んだ。2020年よりインターンシップ事業を始め、古紙のみならず『廃棄物をなくす事業』を学生と研究・企画を始めている。
SDGsへの取り組み
- 【7】廃棄物をエネルギーに変える研究を進めることで、将来の地球環境の改善に寄与します。
- 【8】幅広い世代の挑戦を応援し、働くことに前向きなことを感じてもらう企業づくりをします。
- 【12】紙のリサイクルや保管方法を見直し、廃棄物を減らすことと無駄を無くすことを提案します。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社エス・エヌ・テー |
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所在地 | 〒460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸1丁目10号28番 |
創業年 | 1916年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 篠田峰夫 |
事業内容 |
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