はじめまして。
大学生ライターのもえです。

6月に入り、今年の梅雨の季節もやってきましたが、湿気過多の毎日の暮らしはどうですか?
雨、楽しんでますか?



雨が降って喜ぶのは農家のじいちゃんばあちゃんか感性が豊かなポエミーな作家たちだけだよ、、、

なんて言わずに、
今日は今旬の「雨」に関する泉州の和菓子「村雨(むらさめ)」についてご紹介。

「村雨」ってどんな雨?

村雨という雨の種類が名前の由来となった和菓子の「村雨」。

村雨とは激しく降ってはすぐ止み、また降るというサイクルをエンドレスに続けるタイプの夏季の雨。
群れになって降るから「むらさめ」と呼ばれるみたい。
外出中、遭遇したくないタイプの雨ナンバーワンですね。

*和菓子の「村雨」*

大阪府の大阪産(もん)名品のサイトによると、

このパラパラと降ったり止んだりする村雨の特徴と
泉州名物の和菓子の手に取るとポロポロとこぼれてしまう特徴が似てる

という意味で「村雨」という名前がつけられたそう。

ちなみに「村雨」は米粉とこし餡を一緒に練り蒸した泉州岸和田名物の和菓子。
形は羊羹に似ているけど、ほろっと溶けやすい。
日持ちがしないことが理由で土産物にできなかったり、通販で販売できないため、
意外と全国には知られていない


パラパラと降る雨とポロポロとこぼれる和菓子。
今年の梅雨は美味しそうに見えてくるかも。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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