国立公園が最も多い北海道！～雄大な自然の恵み～

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むぎ

今年も北海道旅行に行ってきました、学生ライターのむぎです🐄

いきなりですが、日本には国立公園が何ヶ所あるかご存知ですか？

正解は…
34ヶ所　です！(※2024年4月現在)
と言われても、この数が多いのか少ないのかはよく分かりませんよね。

では、同じ自然公園の部類の中でも、都道府県立自然公園は全国に310ヶ所あることを踏まえてみると、どうでしょうか？
国立公園は選び抜かれた特別な自然公園であることがお分かりいただけるかと思います。

そして今回焦点をあてる北海道は、国立公園の数が47都道府県で最も多いのです！

道内の国立公園は以下の6つです⇩
❶ 阿寒摩周国立公園
❷ 大雪山国立公園
❸ 支笏洞爺国立公園
❹ 知床国立公園
❺ 利尻礼文サロベツ国立公園
❻ 釧路湿原国立公園

この記事では、北海道内にある国立公園の中でも最も歴史の古い「阿寒摩周国立公園」と「大雪山国立公園」についてご紹介します！

そもそも国立公園とは？

個別の紹介に入る前に、そもそも国立公園とはどういうものなのかを知っておきましょう🔍

「公園」と名がつくものの、私たちが街中で見かける公園とは全く性質が異なります。
国立公園という名前を聞いたことはあっても、国立公園の定義や他の自然公園との違いは知らないよ、という方も多いかもしれませんね👀

環境省によると、優れた自然の風景地を保護するために国が開発等を制限し整備している自然公園が、「国立公園」なんだそう。
そんな国立公園の指定要件は「同一の風景型式中、我が国の景観を代表すると共に、世界的にも誇りうる傑出した自然の風景であること」です！
北海道が日本の中でも世界に誇れる自然の集中しているエリアであることが分かりますね！

また、自然公園には
① 国立公園
② 国定公園
③ 都道府県立自然公園
の3種類がありますが、②国定公園や③都道府県立自然公園は、行政上の管理責任者が「都道府県」であるのに対し、①国立公園だけは「環境省」、すなわち国の管轄となっているのです！

日本を代表するだけでなく、世界にも誇れる自然を有し、国に直接管理される自然公園、それが「国立公園」です🌱

阿寒摩周国立公園

まずは北海道東部にある阿寒摩周国立公園を紹介します！

北海道で最も歴史のある国立公園の1つである「阿寒摩周国立公園」は、国立公園の中でも原始的な姿を有しているといわれています。

千島火山帯の活動によってできた屈斜路湖・阿寒湖・摩周湖などの雄大なカルデラ湖を中心に、火山・森・湖が織りなす広大な景観が特徴です🌳🌳
火山と湖とのペアが狭い範囲でいくつも近接している地形というのは、全国的にも貴重なんだそう！

阿寒湖は特別天然記念物に指定されているマリモで有名ですね！
そして、摩周湖は世界一と称される透明度を誇るためこちらも必見です👀

大雪山国立公園

続いて、大雪山国立公園を紹介していきます！

大雪山国立公園は、北海道の中央部に広がる日本最大の山岳公園です。
北海道の最高峰・旭岳（2,290m）を主峰とする山群は、石狩川と十勝川の源流地帯を含んでおり、「北海道の屋根」と称されています。

こちらなんと、日本で最大の面積を誇る自然公園なんです！！
その大きさは約226,764haと、東京都の面積(約220,000ha)を上回るほど！(※令和4年総務局統計部の調査による)

また、温泉も各地に点在していて、中でも「層雲峡(そううんきょう)温泉」は層雲峡峡谷の中心に位置し、雄大な柱状節理を眺めながら入ることのできる温泉が多くあるそうです♨
温泉がお好きな方は、眼前に広がる自然を楽しみながら温まるのも良いですね♬

おわりに

今回は一部しかご紹介することができませんでしたが、北海道には豊かな自然に満ちた国立公園がまだまだ存在します！

北海道の雄大な自然とその歴史は多くの人を惹きつける魅力が満載です✨
自然公園について学んだり、実際に訪れたりすることは、環境について今一度考え直してみる良いきっかけになるかもしれません！

最後まで読んでいただきありがとうございました📖