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このたび、大真エンジニアリング株式会社は「北海道デジタル化相談会2024」にて自社ブースを開設し、「みんなの仕事を見える化して業務を効率化!工具の紛失や故障による作業ロスを撲滅!今あるものをもっと便利に、有効活用!」をモットーに、お客様のお困りごとやご要望をヒアリング、弊社の運用システムを紹介しました。
大真エンジニアリング株式会社の運用システム
社内の業務・お客様・取引先に関連する業務は複数の作業に細分化された「タスク」として、担当者に割り当てられて実行されます。しかしタスクには期限があり、業務が回るのはそれが守られて遂行されることが前提です。
そこで弊社ではタスクの状況を見える化することで進捗・問題点・対応状況を全体で把握し、フォローすることで業務遂行の確実性が向上する環境を整えており、「北海道デジタル化相談会2024」では実際に弊社で使用しているタスク管理ツールのTrelloを例にご説明しました。
弊社タスク管理システム(Trello)の利用例
Trelloのデータ管理は大分類をボード、小分類をリスト、個々の案件の情報を記載するカードという3つの構成で管理するイメージです。
カードには案件の基本情報(顧客・工事概要・工期・費用等)をはじめ、チャット形式でメンションやコメントを投稿できるため、指示連絡報告をいつでも、どこでも簡単に行うことができ、メンションやコメントは時系列に残っているためいつ誰が誰に何をメンション・コメントしたかトレースもできます。また自分に関係するメンションが発生すると自動的に通知も受けることができます。
弊社の工具管理システムについて
所在や状態が管理されていなければ、現場に持ち込む予定の「工具が見当たらない」、持ち込んだ「工具が故障していて使えない」、あらかじめ予約していた「工具を誰かが別の現場に持ち出した」などの理由から止むを得ず場当たり的に購入してしまうという事案が発生します。多い場合であれば、これらの費用は年間100万円ほどに膨れあがることもあります。
そこで、このような工具の所在や状態を管理し、生産性低下・効率性の悪化・費用浪費を抑止するのが弊社の「工具管理システム」です。
この「工具管理システム」を社内にある設備(照明・ボイラー・シャッター)や工場にある天井クレーン等を操作するスイッチをIoTの仕組みの中に組み込むことで、操作が「簡単、便利、楽」になります。
弊社では市販のスマートスピーカー(Alexa、Google Home)・センサー(SwitchBot)・シングルボードコンピュータ(Raspberry Pi)を組み合わせて設備を操作することで、「簡単、便利、楽」を実現しています。
「北海道デジタル化相談会2024」のようす
当日、弊社ブースを訪問された企業様は主に弊社のタスク管理システム・工具管理システムに興味を持たれていました。
実際に参加されていた企業さまも、1人で複数の工事案件を管理していると、現場への指示・連絡が通リにくい、現場からの報告が滞りぎみでタイムリーな状況把握ができない、現在までの現場の動きをトレースしにくいなどの問題を抱えておりました。
そこで対策案の一例として弊社のタスク管理システム(Trello)の利用例を説明し、企業さまの課題解決に貢献いたしました。
またその際に、可能であれば工具や車両が「今どこにあるかをリアルタイムに把握したい」という工具管理システムに関するご要望もお聴きしました。
弊社の工具管理システムは工具の所在・状態を管理するものであり、工具の移動をリアルタイムに追跡するものではありませんがこちらも解決の一助になれば幸いです。
そのほかにも、設備管理と設備検査に関連して先輩社員から若手社員への技術継承を行う際の方法についてもご相談を受けました。現状、企業さまにとって保守対象設備の種類・数量が膨大にある状態で、それぞれの保守・点検作業のノウハウを引き継げないことが問題です。
そこで弊社の工具管理システムの機能(一部改修要)を応用することで、「設備管理」に対応し、管理対象設備の検査記録を設備管理情報に付加することで「設備検査」も可能である旨をご提案いたしました。
ただし技術継承についてはまだまだ弊社においてサポート改良の余地があると考えたため、これについては今後の検討課題としています。
おわりに
多くの企業様は「業務の見える化」「効率化・省力化」に問題・課題を持っており、解決策を求めているようです。
そこで弊社は自社システム「Trello」を活用し、「業務の見える化」に関するお悩みを抱える企業様への提案を引き続き行ってまいります。また「効率化・省力化」には「工具管理システムとその機能拡張版」の適用を検討し、ご提案できるように事業を展開していきます。
今回のイベントは弊社にとっても非常に有意義な相談会だったと感じております。弊社ブースに訪問いただいた企業様から聴取しましたお悩みやご要望は、弊社のシステムに対する視野を拡張させる貴重なご意見として受け留めてまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。
( 所 在 地 )〒001-0930 北海道札幌市北区新川810番地1
( 代 表 者 )代表取締役 大地 一洋
( 創 業 年 )2003年
(事業 内容)設備工事業/金属加工業/システムサービス業
( H P )https://daisin-e.co.jp/
( ネットショップ)https://daisin-e.shop/
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