企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
創業当時の聖和株式会社は、カジュアル加工業が7割と学生服の検品が3割で、加工業は3K「きつい・汚い・危険」であるうえにカジュアル服の流行から、作業に慣れた頃にはまた新たな作業が入る繰り返しの日々でした。従業員の定着率も悪く、外国人学生のアルバイト20名程で16時~22時まで従事していたのが実情です。これにより瞬間的な売り上げは上がりますが、細かい言葉のニュアンスが伝わらないことからクレームも多かったように思います。そこで流行り廃りのない学生服の検品に業務を大幅シフトし、加工業と検品業を逆転させるべく「優秀な人財と倉庫」を求めて移転。現在は優秀な人財に恵まれ、検品に特化した事業を展開のほか2021年からは補修・二次加工・刺繍も行うなど、これまで以上にスキルアップしております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
聖和株式会社は菅公学生服さまの海外製品年間150万点~200万点を、20年以上検品し続けております。学生服業界は1年の中で繁忙期と閑散期の変動が大きく、年により繁忙期の時期も異なります。そのため頂戴している翌年度の年間入荷点数から必要な人数を算出し、繁忙期のみの有期雇用を採択しております。また就業時間の選択と子供の学校行事は最優先できる環境を徹底しており、毎年募集人数を超える応募が届きます。さらに弊社が求めるモデルスタッフを定義し、それを基準に採用を行なっているため人間関係も良く、直近5年での女性の離職率はゼロです。経験の長いスタッフとともに検品業に特化し、現在は補修作業にも取り組んでおります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た岡山地域の魅力について教えてください。
倉敷市は瀬戸内海に面するシャインマスカット・白桃の産地で、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた過ごしやすい地域です。聖和株式会社のある「玉島」は高梁川を隔てて南西に広がる地区で、新幹線発着の新倉敷駅と山陽自動車道玉島ICがあるため交通の便が良く、駅周辺は区画整理により整備された街が広がっております。また広い駐車場を備えた商業施設も点在しているため、ストレスの少ない生活が可能です。旧市街地は昭和レトロな風景が残っており、商店街では定期的に朝市も開催されているため人々のあたたかさが心地良いところも魅力です。さらに、弊社近くには「日本の渚・百選」に選出された沙美海岸があり、近年では古民家カフェも人気スポットです。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
仕事もプライベートも充実させられる働きやすい環境作りを徹底しております。残業はなく、子供の学校行事や体調不良による急な欠勤も全て対応可能です。細かい決め事も上司からのトップダウンではなく話し合いで決めてから実践することを心がけ、全員が納得するまで話し合いをしております。また聖和株式会社には複数の作業部署があり、その日の体調にあった持ち場に就けるよう、何でも言いやすい環境作りも徹底しております。2023年には全作業場のエアコンの取り換えとスポットクーラーを新設いたしました。仕事中の私語はなくとも、困った時は必ずそっと手助けをしてくれるあたたかい雰囲気の職場です。
ひとを知る
代表取締役
林桂子
学生時代は陸上部に所属し、スポーツと子供が好きなことから、幼児向けのスイミングインストラクターとして勤務。2003年に夫と個人事業としていたカジュアルの加工業を、「聖和株式会社」として立ち上げる。大きく流行のない学生服の検品業にシフト。繊維製品の検品に特化と倉庫完備を強みに、現在では検品後の補修や刺繡と幅を広げワンストップでの納品を目指している。
SDGsへの取り組み
- 【8】子育て世代の「働きたい」を「働ける」にするため選択型勤務時間と「やりたいこと」の現実化を目指しております。
- 【10】自信ついてから次のステップへ進める達成感と、他業種でも通用する人財教育を目指しております。
- 【12】子供達が安全・安心して着用できるように!も想いで、1着1着丁寧に仕上げております。
企業プロフィール
企業名 | 聖和株式会社 |
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所在地 | 〒713-8125 岡山県倉敷市玉島勇崎1097-28 |
創業年 | 2003年創業 |
代表者 | 代表取締役 林桂子 |
事業内容 |
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