企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
当社の前身は、1993年に操業開始した全国酪農業協同組合連合会(全酪連)の新工場:宮城工場ですが、その後、1996年に全酪連の子会社(ジャパンミルク東北㈱)になりました。
1999年から雪印乳業が資本参加し、同社からの製造受託を行うようになりましたが、更に同社の東北地域の生産体制整備(工場集約)の集約先工場として、設備増強と経営体制の整備を行い、2002年、現在のみちのくミルクに社名変更しました。
これ以降の経営は実質的に雪印乳業が担うことになり、2003年から日本ミルクコミュニティ株式会社(雪印乳業から分社化)のグループ会社を経て、2011年から雪印メグミルクのグループ会社(100%子会社)として、同社の牛乳・乳飲料・ヨーグルトなどを製造しています。
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御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
雪印メグミルクの東北地域唯一の生産拠点の位置付けであり、東北6県をカバーするのは勿論のこと、宮城県に立地することと東北自動車道へのアクセスが良いことから、関東圏への商品供給が可能な体制(バックアップ機能)を備えています。
商品の主要原料として使用している生乳(牛乳)は“全て宮城県産”であり、地産地消に貢献しています。
ここで働く仲間の90%以上が地元出身者であり、地域に根差して長期的に安定して働く場所として適しています。また、女性が約25%を占めていること、30歳未満が約30%を占めていることから、多様性に適応した、将来に向けて大きな飛躍が望める、可能性を秘めた会社です。
御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
当社が、地域から認められる会社として存続するためには、SDGsの取り組みやサステナビリティ経営は必須であると考えます。
また、人手不足や人材流出が顕著になる今日、“人”を軸にしている当社にとっては、人材確保の観点から、多様性への対応を含めた労働環境改善を推進しており、年間総労働時間の短縮、時間外労働の削減、有給休暇の取得促進、出勤時差の緩和 に取り組んでいます。将来的には、深夜時間帯の出退勤廃止や工場の完全週休制を確立していく考えです。働きやすさがワークエンゲージメント向上にも繋がり、雇用面において地域に貢献しながら、当社にとっても安定的な経営に結び付けたい思いがあります。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
チームで仕事をするため、元気に挨拶ができ、職場でコミュニケーションをとりながら仕事ができる人を求めています。
また、当社は雪印メグミルクグループの会社として、グループ共通の価値観・姿勢:「雪印メグミルクバリュー」(主体性・チャレンジ・チームワーク)を掲げています。よって、当社の業務内容と価値観・姿勢(雪印メグミルクバリュー)を理解し、前向きに取り組む意欲がある人であれば、新卒者に拘らない採用を行っています。
非正規社員として入社して、一定年数を経てからの正社員登用も積極的に行っています。
ひとを知る
代表取締役社長
山本 淳
1989年、雪印乳業株式会社に入社。 製造現場と製造管理を歩み、2000年には「雪印乳業食中毒事件」を経験。 2003年、雪印乳業から分社化された日本ミルクコミュニティ株式会社に転籍するが、2011年、同社と雪印乳業が再統合され雪印メグミルク株式会社となる。 2014年から工場長として3場所を務めた後、2022年、グループ会社であるみちのくミルク株式会社の社長に就き現在に至る。
SDGsへの取り組み
- 【3】食の安全を確保した商品をお届けし、皆様に美味しさと共に健康にも寄与していきます。
- 【12】生産活動に伴う環境負荷を可能な限り減らし、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
- 【13】2023年から太陽光発電を導入し、CO2排出量の削減を積極的に進めています。
企業プロフィール
企業名 | みちのくミルク株式会社 |
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所在地 | 〒989-6412 宮城県大崎市岩出山下野目字八幡前60-1 |
創業年 | 2002年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 山本 淳 |
事業内容 |
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