「いつか独立して今まで学んだことを思う存分活かしてみたい、また未知のことをやってみたい」と心の中で夢を育んできた1968年4月に創業者である齋藤吉雄社長(当時)は、生まれ故郷の宮城県山元町坂元の地にたった1人で弊社を創業いたしました。社名は「齋藤」でも「宮城」でもなく、この地域の古い地名「磐城国（いわきのくに）」を冠し、より多くの方が呼びやすいよう「磐」を「岩」に、「城」は機械の「機」に変えたものです。翌年1969年に岩機ダイカスト工業株式会社となり、以来57年ダイカストとMIM(金属粉末射出成形品）の両輪での生産を行い、国内外5ヶ所の生産拠点で右肩上がりの成長を続けています。

弊社には「信頼に応える技術と人間性の向上につとめること。」「努力は信頼と豊かさの確立に直結すること。」「事業を通じて社会全般に貢献すること。」「反省と和を重んじ常に新しきを創造すること。」「時代の変化に対応し生々発展への道を歩み続けること。」という5つの社是があります。この5つを基軸に、お客様や地域社会の信頼を築いていくことで社会に貢献しています。社内制度は、研修制度・自己啓発支援制度・メンター制度・キャリアコンサルティング制度・社内検定制度などさまざまな制度を整えており、体系的な人材育成を行っています。また、運動会・球技大会・社内旅行・各種愛好会など、業務外での交流が盛んであることも岩機ダイカストの大きな特徴の1つです。

弊社が本社を置く宮城県山元町は、東日本大震災以来全体的な人口減少が著しく、このままでは地元が衰退していく懸念があります。そのため学生たちに弊社のことを知っていただくために、唯一の地元中学校である山元中学校で行われる体験学習の受入れや、小中学校はじめ高校大学等希望があれば、合同会社説明会の参加を通じて弊社を身近に感じ、地元企業への就職先として選択してもらえるよう工場見学の受入れも行っております。また、独身寮を設置し地元で安心して暮らせる環境を整えるとともに、男性の育児休業制度の充実にも力を入れることで働きやすい環境づくりに取り組んでおります。SDGsの8番目にあたる「働きがいも経済成長も」を実現し、山元町をはじめ地元を愛する人が活躍できる環境を整備することが地域貢献に繋がると信じています。

新卒・中途採用ともに毎年募集しており、職種は技術職と総合職をメインで採用活動を進めております。技術職は、ダイカスト技術・生産技術、金属粉末射出成形技術（MIM）、CADCAMによる設計・製作でお客様と打合せや設計、提案を行うこともあるので、マルチな能力を身につけた技術職へと成長できます。総合職は、総務/労務/人事/経理等の一般事務、社内ネットワークや社内システムの構築や保守保全で、社員が働きやすい環境づくりを行うのが事務職の役割です。来客や電話対応も行うため、お客様の窓口になる業務です。共通して人を動かすスキルを持ち、みんなで達成することが好きな方に来ていただきたいです。そのほかにも、社会的に影響力のある仕事がしたい方やコツコツと地道に取り組んでいける方、ものづくりの中でスキルが上がることにワクワクできる方からのご応募をお待ちしております。