燦燦園

苺作りを通して人と人の繋がりや物作りの喜びを感じ、自分達自身が楽しみながら挑戦し農業の魅力を人に伝えていく

燦燦園はこだわりの苺の生産をはじめ販売・加工・観光事業を通して、苺の可能性を活かし農業の魅力を発信。また、何事にも挑戦し、多くの人がやってみたい農業を創造することを目指す企業です。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。

当時40年以上にわたり、宮城県亘理郡山元町でいちご栽培を続けてきた「深沼農園」。しかし、2011年、東日本大震災による津波により、畑や施設は甚大な被害を受けました。失われたのは作物だけではなく、代々受け継いできた暮らしと風景そのもの。
そんな中、「ただ元に戻すだけでなく、新しい形で未来へつなげたい」という強い思いを胸に、父から事業を継承。同年、株式会社燦燦園を設立しました。また、“復興”という言葉にとどまらず、「ポジティブな発展」をキーワードに掲げ、農業の可能性を広げる第一歩を踏み出しました。それは、単なる再建ではありません。「農業をもっと楽しく、持続可能なものへ」変えていくため、仲間を増やし生産だけでなく積極的に販売や加工品製造に挑戦してきました。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えてください。

燦燦園の強みは何より深沼農園から苺作りを50年以上続けてきた経験と技術。その他、産地の仲間の生産者の技術や出荷の助けをはじめ、いちご屋だからこそ繋がるパティシェや和菓子職人の方々の技術的な協力をいただきました。
その結果、こだわりの苺スイーツ製作ができ、『甘熟いちごや燦燦園』として皆さんに喜んでもらっています。私たち燦燦園の挑戦は自分達自身の努力と多くの方々の協力により成り立っております。昨今は生産者の強みを活かし、自社スイーツショップ店舗展開に加え、観光農園専用ハウス建設などの一体構築を行い、燦燦園ならではのフードバリューチェーン構築に取り組んでいます。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た宮城地域の魅力について教えてください。

私たち燦燦園が拠点とする宮城県山元町は、東北一の苺の産地として知られています。宮城県の最南端、太平洋に面した沿岸地域に位置し、東北の中でも特に天候に恵まれ、冬でも比較的温暖な気候が特徴です。
しかし、ただ暖かいだけではありません。東北特有の「寒暖差」が、苺にとって絶妙な育成環境を作り出します。昼夜の温度差が甘みと香りを引き出し、ハウスの中ではその差がさらに効果を発揮。さらに、暖かい季節になると太平洋から吹く涼しい偏西風が、ハウス内の温度をやさしく下げてくれるため、より長く美味しい苺を育てることが出来ます。そして何よりの魅力は、「山元町の人の温かさ」。支え合い、笑い合い、共に復興の道を歩んできたこの町には、心を込めて作物と向き合う人々の姿があります。気候の恵みと、人の力。この町には、苺を育てる最高の条件がそろっています。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。

燦燦園は、苺を通じて農業の魅力を発信し、地域の皆さまに笑顔と幸せを届ける企業です。
そのため、農業や苺が好きな方はもちろん、人と関わることが好きで、宮城の自然や地域に愛着を持つ方です。物事を前向きに捉え、新しいことに積極的にチャレンジし、楽しむことができる方、そして向上心を持ち、自分自身の成長を追求できる方を歓迎します。苺の可能性を追い求め、より良い作物づくりに意欲的に取り組む姿勢も大切にしています。
私たちの願いは、作物づくりの楽しさや農業の魅力を伝え、地域とともに成長していくことです。あなたの情熱とアイデアを活かし、一緒に新しい挑戦をしてみませんか?皆さまのご応募を心よりお待ちしております。

ひとを知る

代表取締役社長
深沼 陽一

家業である苺農家に就農後父や母、地元の先輩方から苺作りの技術や心構えを学びながら、「深沼農園」として品質にこだわった苺の生産に力を注ぐ。経験を重ねるうち厳しさと同時に、その奥深さや魅力、地域とのつながりの大切さを実感し、「農業でもっと新しい価値を生み出したい」という思いが芽生える。そんな折、東日本大震災で農園は壊滅的な被害を受けるが、この出来事を転機と捉え、強い意志を胸に株式会社燦燦園を設立。 以後、苺の生産にとどまらず、6次産業化や多角化に挑戦。地域と共に歩み、仲間と共に成長を続ける「いちご屋」として、農業に夢を描く子どもたちの未来に希望をつなぐ存在を目指している。

SDGsへの取り組み

  • 【10】ハラスメント禁止の意識醸成に向けた社内周知の他、性別・年代・国籍・障害の有無に関係なく多様な人材が活躍できる職場環境の整備を進めております。
  • 【11】周辺農家の皆さまと連携した地産地消をはじめ、地域イベントや食育イベントを通じて、持続可能な地域づくりに貢献します。
  • 【13】LED照明やヒートポンプなどの環境負荷低減設備の定期導入と利用を促進し、節電と節水に寄与しています。

企業プロフィール

企業名株式会社燦燦園
所在地989-2201
宮城県亘理郡山元町山寺字稲生18
創業年2011年創業
代表者代表取締役社長 深沼 陽一
事業内容
  • 農業(苺生産)
  • /加工製造小売業(苺加工販売)
  • /観光(苺観光農園)
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