企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
当社(旧:福本ボデー)は、1963年に林業での不便を解消するため、創業者自らが「無いなら作ろう!」と特殊車両を開発・製造したことから始まります。この一点ものの車両が評判を呼び、製造メーカーとして設立されました。
その後、道の舗装化による需要減を機に、農業分野へ事業領域を転換。さらに1979年、新たな製造機械設備を導入し、技術者の登用によって生産体制を大幅に強化。この資源を活用して精密板金加工業(現:イング)を創出し、多角化を進めました。
現在では、創業者の理念と『作・造・創』の精神を受け継ぎ、特殊車両の設計・開発から組立まで自社で一貫生産する体制を最大の強みとして、お客様の多様なニーズに応えるものづくりを続けています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
当社の最大の強みは、特殊車両の設計・開発から組立まで全工程を一貫して自社で完結する「一貫生産体制」です。創業者の『作・造・創』の理念のもと、お客様の要望を細部まで反映した一点もののフルオーダーメイドを迅速に実現しています。
この中小企業ならではの高い機動力に加え、関連会社の精密板金技術や強力な協力工場ネットワークを駆使することで、高度な技術と多品種少量生産に対応できる柔軟性を両立させています。
また、現在は時代の変化に対応し、最先端の電動車やハイブリッドカーの技術も積極的に採り入れています。これらの総合的な技術力と体制が、お客様の信用と信頼を得るものづくりを支える核となっています。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
当社は、特殊車両の製造事業を通じて、主に「産業と技術革新の基盤をつくろう」と「気候変動対策」に貢献しています。
最大の貢献は、脱炭素社会のパイオニアとして、EV(電動)環境対応車両やハイブリッドカーの設計・製造にいち早く取り組んでいる点です。独自開発の電動運搬車両などは、環境負荷の低減と、産業におけるイノベーションを促進しています。
また、「無いなら作ろう!」の精神のもと、特殊車両を設計・開発から組立まで一貫生産する体制は、産業の技術革新と強靭なインフラ構築に貢献。加えて、自社の工場移動手段へのEVカー導入や、太陽光発電導入など、事業活動を通じた環境配慮も推進しています。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
私たちF.B Bisonが求めているのは、ものづくりへの熱い情熱と、それを実現するための粘り強さを持った方です。
お客様からの「こんなものが欲しい」というオーダーメイドの難しい課題に対し、「どうすればできるか」を徹底的に考え抜く力を大切にします。未経験の分野でも臆することなく、電動車技術のような最先端の知識を積極的に吸収できる成長への意欲と学習力を持ってほしいです。
既存の技術に満足せず、新たな価値を創出する大胆な挑戦を共に楽しんでくれる仲間を歓迎します。社会に貢献し、次世代に技術と喜びを引き継ぐという大きな目標を、共に実現していける方からのご応募をお待ちしています。

ひとを知る

代表取締役社長
福本修一
創業者である父の姿を見て育ち、経営者を目指す。父の依頼でプログラミングを習得し、大学卒業後に株式会社福本ボデー(現:F.B Bison株式会社)へ入社。技術導入で現場を効率化し、人的資源を活かし精密板金加工業を新事業として立ち上げた。1996年には株式会社イングを設立し代表に。2003年、父から福本ボデーの事業を承継し、現在は両社の代表として経営を担っている。
SDGsへの取り組み
- 【8】安定した雇用と、特殊車両というニッチな分野での技術開発による地域経済への貢献。
- 【9】産業と技術革新の基盤をつくろう フルオーダーメイド・特殊車両の一貫生産体制というイノベーションの促進、及び電動車両技術への取り組み。
- 【13】EV車などの環境対応車両の開発・製造による、温室効果ガス排出削減への貢献。
企業プロフィール
企業名 | F.B Bison株式会社 |
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所在地 | 〒767-0013 香川県三豊市高瀬町下麻1064-1 |
創業年 | 1963年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 福本修一 |
事業内容 |
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