企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
2018年創業の筑波大学発ベンチャーで、不飽和脂肪酸であるDHAやn-6 DPAを生産するAURA'n(微細藻類オーランチオキトリウム)の製造に着手しました。AURA'nは沖縄県やんばるの海で採取された株を起源とし、これまで光が当たっていなかったn-6 DPAの薬理作用に着目し独自開発をしました。AURA'n摂取により、動物試験では血栓予防、ヒト試験では血圧降下や冷え改善効果を見出しました。AURA'nを使用した商品化を展開し、多くの方に身近なものになってもらえるよう、今後もAURA’nの可能性を広げる研究を続けていきます。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
SoProsの新素材「AURA'n」は、沖縄本島のやんばる地方の汽水域で採取された天然のオーランチオキトリウムを独自開発した成分です。
オーランチオキトリウムは有名なDHA(ドコサヘキサエン酸)等の源流とされており、増殖に光を必要としないため極めて安全な環境下での大量生産が可能です。当社では、これまで着目されてなかった不飽和脂肪酸n-6 DPA高含有するオーランチオキトリウムの大量生産による独自のヘルスケア事業を展開しています。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た茨城地域の魅力について教えてください。
SoProsは、筑波大発のスタートアップ企業です。筑波大学は、筑波大学は学問の垣根を越えた学際的(インターディシプリナリー)研究に強みがあります。理系と文系、芸術と情報科学など、異なる分野がコラボして新しい価値を生み出す研究が盛んです。国際共同研究や留学生の受け入れも活発で、世界130以上の大学・研究機関と連携しているのでグローバル精神が強い地域だと思います。また、つくばは緑もとても多く、子育ての方にもとても人気の魅力的な地域です。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
私たちが求めるのは、「変化を恐れず、前向きに挑戦できる人材」です。スタートアップという環境は、大企業にはないスピード感と柔軟性があります。日々変化する状況の中で、自ら考え行動し、失敗を恐れずにチャレンジできる姿勢が大切です。スタートアップだからこそ、自分のアイデアが形になり、会社の成長に直結するという実感を持てる機会があります。一人ひとりの影響力が大きく、責任も伴いますが、その分やりがいも大きいのです。新しいことに積極的に取り組み、変化を成長のチャンスと捉えられる方と、共に未来を創っていきたいと考えています。

ひとを知る

代表取締役CEO
池水 昭一
大手メーカーのバイオ系研究開発部門出身、事業化までの一連のプロセスのマネージメントを経験後、2019年にCEOとして入社、2020年から現職にて経営全般に従事、昨年度からはマーケティング及び薬理試験等を推進中。「AURA’nベース」と「薬理試験に基づくヘルスケア事業」の2点を特長として、ミドルからシニア層をターゲットとした「Life-Renovation Company」を目指す。
SDGsへの取り組み
- 【3】DHA・DPAを含有した新素材「AURA'n」を独自開発し、商品化するとともに、ECサイトやSNSを通じてAURA'nの知識を広げています。
- 【12】自社で開発した成分を利用し、商品はすべて安全性の検査をクリアしたものを販売しています。
- 【14】魚に頼らないDHAの源流「AURA'n」の使用により、海を守ることができます。
企業プロフィール
企業名 | SoPros株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒305-0047 茨城県つくば市千現2-1-6 B-5 |
創業年 | 2018年創業 |
代表者 | 代表取締役CEO 池水 昭一 |
事業内容 |
|
WEBサイト | リンクはこちらから |
企業ロゴ | ![]() |