橋川製作所

    新素材・微細加工で新たな価値を創る

    橋川製作所は非接触高精度対応の「放電加工」をコア技術として、さまざまな品物の試作加工や追加工を行う企業です。この加工技術を駆使して幅広いニーズに応えられるように日々努めております。

    企業のこれまでとこれから

    御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。

    1964年7月、現社長の父、故橋川末次郎が広島市南区に橋川ステンレス製作所を創業したことが弊社の始まりです。1970年1月には衣装缶製造卸販売を目的とした株式会社橋川製作所を設立いたしました。転換期に行った取り組みとしては、創業者の息子・橋川栄二の入社後に放電加工事業部を設立し、1990年1月に衣装函製造卸事業から完全撤退し、放電加工事業に一本化を図ったことが挙げられます。1996年8月には橋川栄二が代表取締役、橋川末次郎が取締役会長に就任し(令和3年3月に他界)、新たな価値の創出を目指し続けております。
    このように弊社は現在に至るまで、非接触高精度対応の「放電加工」をコア技術として、航空宇宙・半導体・電気電子部品の試作加工や、大学や試験研究機関からの試験片・マスターモデル・人工欠陥の追加工依頼などさまざまなニーズに柔軟に対応してまいりました。ミクロン(=マイクロメートル)単位の精密加工部品製造や、超硬合金の金型ノズルやセラミックなどの難加工材の精密加工もぜひお任せください。

    ご依頼いただく際の流れや施工事例はこちらのサイトをご覧ください。

    御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えてください。

    弊社のコア技術である「放電加工」とは、自然界の落雷現象を応用した電気加工技術で、金型を製作するために広く用いられます。世の中に流通していない場合は工具も一から自作する、ものづくり日本の根幹を支えてきた技術のひとつです。また「放電加工」は自動化・無人化による生産性向上を目指すには不向きな工法であることから、職人の研ぎ澄まされた感性が必要不可欠であり、中小零細企業が受け継ぐべき技術であると考えております。この技術はモノづくりの軽薄短小化ニーズに応えていくためにも重要で、弊社は世界で初めて導電性セラミックスの超精密加工技術の確立に成功し、「セラミックス製ノズルおよびその製法」は特許技術にも認定されております。
    弊社は独自技術を活かし、産学官連携の先端技術開発事業への参画や、技術講演・技術指導・受託加工などにも幅広く対応してまいりました。今後も業界のトップリーダーとしてあらゆるものづくりの現場に寄り添い、課題解決のお手伝いをさせていただきながら、確かな技術力に裏付けされた課題解決力を兼ね備えた人材の育成にも励んでまいります。

    企業から見た地域の魅力について

    御社から見た広島地域の魅力について教えてください。

    広島県は広島市の縫い針や呉市の仁方やすり、熊野町の熊野筆などの伝統的な産業が有名で、いずれも全国8割以上のシェアを誇っています。高速道路の整備が進んでいることで周辺地域からのアクセスも良くなり、中国地方の産業の中心都市として更なる発展を見せております。大手メーカーの支店が広島県内に多く存在していることも特徴です。弊社もモノづくりのまちのDNAを引き継ぎ、新たな価値の創出を目指しております。
    また、広島県は「嚴島神社」と「原爆ドーム」の2つの世界遺産も有しており、日本各地や海外からも多くの観光客が訪れています。お好み焼きやアナゴめしといった郷土料理も人気です。先人たちに想いを馳せながら、豊かな自然に癒され、広島の魅力を満喫してみませんか。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

    企業が求める人材像について

    御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。

    採用に際して、モノづくりが好きな方であればこれまでの経験は問いません。精神的・肉体的にタフで、創造力や感性が豊かな方を特に求めております。
    弊社は独自の特殊加工技術を駆使して生産現場の課題解決に寄与し、最先端技術の試作開発支援事業を行う企業です。今日は電子部品、明日はロケットの部品、明後日はエンジンを作るような日々であるため、独り立ちには2〜3年ほどかかります。その分毎日が学びの連続であり、日々成長を実感できる最高の環境です。私たちとともに、誰からも信頼され、尊敬される技能職人の少数精鋭集団を目指しませんか。ご興味をお持ちの方は、ぜひリクルート情報をご覧ください。

    ひとを知る

    代表取締役
    橋川 栄二

    広島市出身の創業者・故橋川末次郎(元取締役会長)と戦艦ヤマトの製造を行っていた軍艦都市・呉市生まれの母のもと、モノづくり大国日本のDNAを受け継ぎながら育つ。大学卒業後、横浜市の放電加工機メーカーの株式会社ソディックに入社し、6年半勤めたのちに円満退社し、父が代表取締役を務める株式会社橋川製作所へ専務として入社。1996年8月、橋川製作所の代表取締役に就任。衣装函製造卸事業から完全撤退し、放電加工事業に一本化を図ることで第二創業期を迎える。現在に至るまで世界最高峰の共同研究や受注加工に注力し、数多くの受賞歴やメディア出演を誇る。

    企業プロフィール

    企業名株式会社橋川製作所
    所在地734-0053
    広島県広島市南区青崎1-4-12
    創業年1964年創業
    代表者代表取締役 橋川 栄二
    事業内容
    • 精密機器(金型および精密治具・部品等)の放電加工 受託加工・受託研究・技術指導
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