企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
コロナ禍をきっかけに私たちの働き方は大きく変化しました。首都圏に在住しなくても首都圏の方々と同じように仕事ができるようになったことは地方都市の住民にとっては新たなビジネスチャンスであり、東京で仕事をしていた私たちにとってはライフスタイルを転換するきっかけでした。そして東京から広島に移り住み、私たちが痛感したのはデジタル技術の情報格差です。インターネットがこれだけ普及しているとはいえ、新しいデジタル技術に対する感度や浸透度に大きな格差があることを痛感した私たちは、その格差をひとつひとつ埋めていく活動をおこなっていくことで地域の皆様をご支援しようと思い、創業に至りました。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
インタードリブン株式会社は大手情報通信会社の所属経験からIT業界・通信業界に対する幅広い知見をもち、最新技術の動向から得た情報の提供やキーパーソンとのネットワーキングが得意です。私たちが地方ニーズと首都圏シーズのハブとなることで新たな事例を創出しています。一例として“おみやげDX”を実証中の「オミヤマルシェ」ではNFC技術を用いたデジタルギフトカードを福山市の伝統的な和菓子屋様とコラボしたり、地方の中小企業が手掛けるキャンプギアのブランディング支援として瀬戸内発キャンプギアブランド「STELLA CRAFTS」を立ち上げ、デジタルマーケティング手法の提供や商品企画を行なったりなど、様々な分野のデジタル化・DX化を推進しています。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た広島地域の魅力について教えてください。
広島県福山市は「日本の地中海」と称される通り、温暖な気候と海山川がバランスされた自然豊かな魅力的なロケーションがあります。また歴史的にも比較的災害に強いエリアであることが特徴です。産業の歴史としては石見銀山から太平洋に輸出する際の貿易拠点として、造船業を中心とした鉄鋼業で繁栄した都市です。工業が盛んな都市は全国にもありますが、福山市は経営者が最も多い都市としても有名で加えて各業界におけるオンリーワン・ナンバーワン企業が多数存在します。多くの中小企業がひしめくエリアながら平成の大合併で街と中山間地域が混在しており、ニーズもシーズも併せ持つポテンシャルの高い地域なのが魅力を感じたところです。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
地方課題を解決するためには地元広島県や中国地方を愛していることはもちろん、シーズとつながるコミュニケーション力とシーズを面白いと思える発想力が求められます。こうした人材を発掘して皆が活躍できる環境を構築することで、より多くの企業との繋がりを深めていくことが地方課題の解決につながっていくと考えています。

ひとを知る

代表取締役社長 CEO
桑原正光
電機メーカーでの勤務を経て大手情報通信会社の管理職として勤務する傍ら、2023年広島県福山市にインタードリブン株式会社を設立。ITの幅広い知見を活かしながら広島エリアのデジタル化/DX化に貢献している。
SDGsへの取り組み
- 【8】フレキシブルな働き方を推奨し、時間や場所にとらわれず、働きがいだけでない「生きがい」を追求できるような環境を提供します。
- 【9】地方都市のおけるIT産業を推進し、データ活用/人材活用の地産地消を実現していきます。
- 【11】地方と首都圏のデジタル格差をなくすことにより人口の流出を抑止し、持続的なまちづくりに貢献します。
企業プロフィール
企業名 | インタードリブン株式会社 |
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所在地 | 〒720-0067 広島県福山市西町1丁目1-1 iti SETOUCHI 1F tovio内 |
創業年 | 2023年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 CEO 桑原正光 |
事業内容 |
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