企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
センナリ株式会社は祖父である大地至が、広島で美味しく・健康に良い本物の米酢を造るために1927年に創業いたしました。当時、軟水のお酒を造ることも難しかった時代に、本物の米酢を造ることに成功した数少ない企業でもあります。その後、2代目の大地克伸と3代目大地克史の協力のもと顧客満足度をさらに追求し、米酢造りに最適であると惚れこんだ最高の軟水が湧き出る広島県北部へと、年商の約10倍の借り入れをもって全面移転いたしました。原料のお米も全国の有機農産物の生産者と年間契約して、オンリーワンを目指しております。3代目大地克史によって、日本全国から世界28か国へとシェアを大きく伸ばした弊社の米酢は、こだわりぬいた昔ながらの日本の米酢に惚れた方々からも絶賛されております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
お酢作りは、酒屋から購入したお酒を用い、自動発酵機で10日から2週間ほどかけて製造するのが今では主流となっています。しかし、センナリ株式会社ではその工程を一から自社で行っています。社長自らが農家を訪れ、目で確かめて選び抜いた国産米と、自社敷地内から湧き出る天然水を100%使用。これにより、最高品質のお酒を2〜3週間かけてじっくりと醸造します。その後、このお酒を用いて、昔ながらの自然発酵製法で5〜6か月かけてじっくりと米酢を製造します。手間暇を惜しまぬこの伝統的な製法により、深い味わいと香りを持つ高品質な米酢が完成します。また、お酢はほとんどの調味料にも使用されていることからその役割は大きく、お酢の良しあしで料理の味が変わるため弊社の米酢は「魔法のお酢」と呼ばれております。この米酢を国内はもちろん、世界へと従業員全員で広めていき、日本の健康・安心・安全な本物の味として発信してまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た広島地域の魅力について教えて下さい。
広島は瀬戸内の海・中国山地の山などの自然環境に恵まれており、レジャーを身近に楽しめる環境です。スポーツも広島カープ(野球)・サンフレッチェ(サッカー)・ブルードラゴン(バスケット)・JTサンダース(バレーボール)など、多くのプロスポーツの本拠地であることから、気軽に試合観戦にも行くことができる素晴らしい街です。また、原爆ドーム・安芸の宮島などの世界遺産も保有しており、日本における海外観光客数においても第4位にランクインするほどに人気があります。そして中心部の広島市内は大きく綺麗な川が7つ流れており、自然豊かな公園も多く、緑と水に囲まれた非常に過ごしやすい街です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
日本が大好きで、こだわりぬいた有機国産農産物と自社工場敷地から汲み上げる天然水仕込みの昔ながらの製法で造られる醸造酢を中心に、日本はもちろん世界にセンナリのものづくりの国産・健康・安心を発信していきたいと考える方に来ていただきたいです。国産農産物の産地の方々や販売先・仕入れ先にも喜ばれる三位一体の経営で、皆さんに応援していただけるオンリーワンメーカーの一員として、世界中の方々に日本の食文化の素晴らしさを広め、日本全国に貢献してまいりましょう。
ひとを知る
代表取締役社長
大地克史
小学校から大学卒業までバレーボール部に所属し、全国大会・世界大会にて活躍。崇徳高校では初の春夏秋の三冠王・高校ベスト6・全国高校選抜メンバー・中央大学主将にて全国大学選手権優勝・全日本ジュニアチームメンバーなどに参加。大学創業後は実家が醸造メーカーのためバレーボールを断念。その後、ブルドックソースでの勤務から家業のセンナリに就職。現在入社40年を迎え、社長室長・専務・社長に就任し、現在に至る。営業統括本部長として関東マーケットを大きく開拓後、海外向けにお酢を中心とする営業活動を行い2024年で30か国への輸出に成功。日本の有機農産物で造った昔ながらのお酢でオンリーワンの醸造メーカーとして活躍中。
SDGsへの取り組み
- 【3】オーガニックな国産契約農産物を中心に、日本食の健康・安心・安全を発信しております。
企業プロフィール
企業名 | センナリ株式会社 |
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所在地 | 〒731-3362 広島県広島市安佐北区安佐町久地2683-25 |
創業年 | 1927年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 大地克史 |
事業内容 |
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