企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は1965年に、医師の土谷太郎によって創業されました。当時は医療機器の再利用が一般的でしたが、これが原因で発熱や院内感染などの問題が生じておりました。そこで土谷はアメリカに倣い、日本でディスポーザブル医療機器の会社を設立します。「もっと良い医療を提供したいと願っている臨床医、生命を委ねてくださる患者様のために」という現場主義の土谷の想いはJMSのアイデンティティです。近年では、薬液が外部の空気と接触しないことで汚染や混入、漏れを防ぐ弊社のコア技術である「閉鎖(シールド)接続技術」を進化させ、抗がん薬を安全に取り扱うデバイスを開発しました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
現在JMSは「輸液・栄養領域」「透析領域」「外科治療領域」「血液・細胞領域」の4つの事業領域において、医療現場が抱える課題に高い安全性と操作性をもってお応えしております。今後は、高齢化の進行により先進国で高まるキュア(治療)からケア(総合的な健康管理)への移行と、病気と共存しながら生活の質(QOL)を向上させる社会的要求に対して在宅医療や予防医療など、社外のパートナーとも共創することで最適なソリューションを提供し、未来を見据えた潜在的な需要を満たしてまいります。さらに、拡大する海外需要の取り込みに向けて顧客課題を解決する力を高め、グローバル展開を進めることで世界の医療に貢献してまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た広島地域の魅力について教えて下さい。
広島県は中国山地や瀬戸内海の自然に囲まれており、牡蠣の養殖や柑橘類などの栽培が盛んです。一方、中国地方では人口が1位で、広島市内は路面電車などの交通網が整っている非常に暮らしやすい場所でもあります。弊社は広島で創業し、2025年には60年目を迎えますが、本社の近隣は平和記念公園や原爆ドームがあり毎年多くの観光客が国内外から訪れる国際色豊かなエリアです。また野球やサッカーをはじめとしたプロチームがあり、スポーツ観戦も楽しめます。このような環境の中で、これからも新たな医療機器の価値を生み出し、今後も地域社会に貢献してまいります。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
医療機器メーカーの弊社では、事務・企画・営業・開発・製造など多岐にわたる業務があります。それぞれ担当している仕事内容は異なりますが、より良い医療現場の実現に向けた想いは皆同じです。入社いただくにあたり、現在学ばれていることや、医療の知識があるかどうかは全く関係ありません。少しでも「医療に関係する業界で働いてみたい」「社会貢献度の高い仕事をしてみたい」とお考えの方は、ぜひJMSに応募してください。皆さんのアイデアを活かしながら、私たちと一緒に広島から世界の医療現場の課題を解決していきましょう!
ひとを知る
代表取締役社長
桂龍司
1963年生まれ。広島出身。1988年に株式会社ジェイ・エム・エスに入社後、企画部門・財務部門および海外部門において豊富な業務経験を有し、2013年6月以降取締役として経営を担うと共に、経営企画部門を率いて企業価値向上に貢献。2023年より現職に至る。
SDGsへの取り組み
- 【3】事業活動を通じて、患者さんの生活の質を向上し医療従事者にとって安心安全な医療機器を日本・世界中に提供しております。
- 【5】男性の育児休業の取得率を向上させ、完全フレックス制度を導入するなど、ワーク・ライフ・バランスの実現に取り組んでおります。
- 【12】感染防止のためのディスポーザブル医療機器を製造販売している一方で、材料の再利用や包材の使用量およびごみの削減にも取り組んでおります。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社ジェイ・エム・エス |
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所在地 | 〒730-8652 広島県広島市中区加古町12番17号 |
創業年 | 1965年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 桂龍司 |
事業内容 |
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