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三島食品

食の安全・安心・安定を通して社会貢献できる企業として、日々努力する。

弊社はふりかけをはじめとする食品を通して、日本国内および海外へも「食」の喜びを提供している企業です。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。

弊社は製造業になりたいという創業者の強い願望から、廃業を考えていたとある企業に資本提携を持ちかけ、その後独立し、ふりかけ製造業を始めました。

しかし、戦後当時のふりかけといえば缶の容器が主流で、容器のコストは高いもののすぐに中身が湿気にやられてしまうことが課題でした。そこで、弊社ではより鮮度の高い美味しいふりかけを食べていただくとともに、ふりかけの敷居を低くしたいという想いから、ふりかけの量り売りを開始いたします。これにより、主婦が毎日新鮮なふりかけを手頃な価格で必要な量だけ購入することができるようになり、弊社はふりかけ製造業としての地位を確立いたしました。

そして、現在も多くの方から支持をいただいている赤しそふりかけ「ゆかり」は、実は魚粉などの動物性タンパク質が主原料のふりかけが主流だった時代に競合他社にないふりかけとして打ち出した日本初の植物性原料100%ふりかけでもあります。発売当初は植物性原料100%ふりかけの認知度自体が低く、売れ行きは乏しいものでしたが学校給食で「ゆかり」が採用されると子どもからの人気を一気に獲得し、その評判は家庭へと伝播。「赤しそふりかけのご飯を作って欲しい」という子どもたちからの要望が増え、現在では家庭用・業務用の両方で赤しそふりかけのシェア日本一を維持しております。

このようなパイオニア精神溢れる弊社の企業風土を活かして、今後も世の中に新しい価値提供を行っていきたいです。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えて下さい。

弊社では現在「ゆかり」をはじめとするトップブランド商品を中心に、原料である赤しそを使った清涼飲料水やリキュールなど独自性のある商品開発を進めております。

また、パッケージデザインに印刷された商品名の部分を伏せた状態でも弊社の商品であることが分かるのか、実際に消費者の方々に認知度調査を行ったところ、ほぼ100%の割合でパッケージデザインが広く認知されていることが分かりました。この高い認知度を活用した商品の横展開も行なっており、「ゆかり」以外にも「かおり」や「しげき」などのふりかけも生活者の認知を掴むことができております。商品名が「擬人化」したことは、ネット上でも話題になっております。

そして弊社の特徴としては、プロモーションコストを最小限に抑えているという点が挙げられます。これにより品質の高い原材料に投資でき、創業当初から大切にしている徹底的にこだわりぬいた安心・安全・おいしさに集中できます。さらに近年では、食べる以外の楽しみ方を消費者とともに楽しみ、ご提案できるコンテンツづくりも進めております。弊社のふりかけの商品名が人名のようであることから擬人化したイラストを描いてくださった方や、関係性を想像した相関図をSNSへ投稿された方もいらっしゃいました。このことからコト価値提案として「擬人化」を意識しつつ、納得できる商品が開発できた際に発売しております。

これからも認知度の向上のみならず、お手に取る皆様により親近感を持っていただけるような商品開発に注力してまいります。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た広島地域の魅力について教えて下さい。

弊社の位置する広島県は、海の幸・山の幸・川の幸の全てが揃う非常に自然豊かな地域です。平和公園や宮島などの観光地も充実しており、国内外問わず多くの観光客で賑わいをみせております。そして弊社では、高菜・野沢菜と並んで日本三大漬け菜に数えられている広島県の特産品「広島菜」の認知度向上に貢献しております。

広島菜は古くから浅漬けとして親しまれておりましたが、商品としては日持ちしにくく、他府県での展開が難しい食材でした。そこで、広島菜の浅漬けを乾燥させて混ぜごはんの素にすることで、広島菜の美味しさはそのままにより長く楽しんでいただけるように開発を進めたのが弊社の混ぜごはんの素「ひろし」です。

これからも食を通した地域貢献に取り組み、より広島県を盛り上げていきたいです。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。

弊社を一言で言い表すとすれば「変な会社」です。こちらはおかしな会社という意味ではなく、自ら"変革"を起こせる人材を育てるという想いをもって掲げております。弊社が創業を開始した戦後は、市場に商品が出回っておらず、モノを供給するだけで価値のある時代でした。

しかし今は、多数の商品の中から選ばれる時代です。現場の生の声を聞いて目まぐるしく変わるトレンドに応えるためには、指示を待つのではなく、自ら考えて行動する集団になることが求められます。そのため、主体性はもちろん仲間と共に歩むことのできる協調性をお持ちの方に来ていただきたいです。

また、弊社では「B面活動」という社員の仕事における役割(A面)のみならず、スキル・趣味などの個人の持つ能力(B面)も存分に活かせる職場づくりを進めております。弊社工場内で流しているBGMは、かつてアーティストになることを目指していた社員が実際に作詞・作曲・編曲までを行った音源を使用しており、元漫画家志望の社員には営業のプレゼン資料に載せるイラストを描いてもらいました。このように、社員それぞれが持つ強みを社内で活かして活躍できる舞台を提案し、これまで以上に個人も自社も成長できる環境をサポートしております。

ご興味をお持ちになった方はぜひご応募ください。

ひとを知る

代表取締役社長
末貞操

1958年生まれ。広島県出身。1981年三島食品に入社。入社後は工場の品質管理担当の傍ら、生産情報システム(MRP)を独自開発し、各工場へ導入。また1997年より「見える化」に取り組み全社で展開している。生産情報システム・見える化・名前立てといった管理の仕組みづくりや工場の合理化に取り組んできた。2000年に生産本部長、2009年に営業本部長を兼任。2017年より現職。

SDGsへの取り組み

  • 【2】【3】【4】弊社は、食を通じた「味との出会い」「人との出会い」「世界共通に伝わる笑顔との出会い」をお手伝いします。
  • 【9】安全・安心な食品の製造はもちろんのこと、生産効率の向上のため廃棄ロスを削減する活動に日々取り組んでおります。
  • 【14】【15】地球温暖化が原因で安定した入手が困難な食材を自社で養殖し、乱獲を防ぐとともに商品を安定供給できるような取り組みを行なっております。
  • 【17】新しくて面白いコンテンツを次々に打ち出すことで社員の仕事に対する意欲を生み出し、やりがいをつくります。

企業プロフィール

企業名三島食品株式会社
所在地730-8661
広島県広島市中区南吉島二丁目1番53号
創業年1949年創業
代表者代表取締役社長 末貞操
事業内容
  • 食品製造販売メーカー
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