皆さんこんにちは！
本日ご紹介するのは、農家直営のジェラート店「キミノーカ」です。

お店について

店名は、お店がある「紀美野」と「君の農家」をかけたもの。
実家が田舎にあるという人が減っている昨今、人々にとっての田舎、あなたの農家になりたい、という意味も込められています。

もともと会社勤めだったというオーナーさんですが、15年ほど前に心機一転、この紀美野の地で農業を始めました。
店頭に並ぶ定番の野菜だけではなく、一般に知られていないような野菜の美味しさを伝えたい、お客様に野菜を直接届けたいという想いから、農家直営のジェラート屋を始めることにしたんだそう。

来店されるお客様は幅広く、1歳くらいのお子様から90歳の高齢の方まで来店されるそうで、家族連れや大学生グループなど、様々なお客様に愛されているお店です。

SNSを見て大阪・奈良・京都など都市部から訪れるお客様も多く、TVや雑誌などメディアにも取り上げられるほどの有名店なんです！

ここだけのジェラート

「キミノーカ」のジェラートに使われる素材は、ほとんどが自家製の野菜🥬
それぞれの素材がしっかり活きるように、丁寧に作られています。
味はもちろんのこと、野菜の色そのままの自然な色合いも魅力的なジェラートです。

自ら農家として野菜を生産されているオーナーさんならではのこだわりもたくさん。

同じ野菜でも品種によって対応を変えたり、野菜が熟しきるまでしっかり待って収穫したり。
こだわりぬいたとれたて野菜を使っているからこそ、「キミノーカ」の野菜ジェラートは美味しいんです。
都市にあるジェラート屋さんではなかなか難しいことも、農家直営の「キミノーカ」なら実現できるんですね✨

地域の素材を使った「キミノーカ」にしかないジェラートを食べに紀美野に来てもらいたい、とオーナーさん。
人も物も大都市に集中しがちな時代ですが、だからこそ地方でしかできない体験を大切にしたいともお話ししてくださいました。

地方には、輸送が難しかったり鮮度を保つのが難しかったりして流通しにくいものがたくさんあるんだそう。
「流通しにくい」を武器に、それをきっかけに地域に足を運んでもらう。
そんな地域の食産業の戦い方についてのお話もとても興味深く、非常に勉強になりました。

おすすめメニュー

自家製野菜を使った「キミノーカ」のジェラートは、普通のジェラート屋とは少し違います。
全てのジェラートに共通するのは、気になる野菜っぽさがないこと。

野菜を食べると時々感じるあの青っぽさは、野菜がまだ未熟であることからくるものなんだそう。
とれたての野菜を使った「キミノーカ」のジェラートには、野菜の一番おいしいところだけが詰まっています。

ここではオーナーさんおすすめメニューをご紹介しますね！

1.山椒ミルク

まずご紹介するのは、こちらの山椒ミルク。
山椒の葉を使ったジェラートで、ハーブのような香りが特徴。
口に広がる爽やかな山椒の香りを楽しむことができます。

2.とうもろこしのジェラート

次にご紹介するのはこちらのとうもろこしのジェラート🌽

とうもろこしは、とても鮮度が落ちやすい野菜なんだそう。
収穫してすぐに食べないと甘みなどがどんどん落ちてしまうんだとか。
農家直営の「キミノーカ」だからこそ味わえる一品です✨

3.かぼちゃのジェラート

最後にご紹介するのは、かぼちゃのジェラートです。

野菜とは思えないほどの甘さが特徴。
かぼちゃを低温で蒸し焼きにしてジェラートにするそうですが、焼き芋と同じくらいの甘みを感じられるんだそうです。

終わりに

いかがでしたか？
「キミノーカ」では、こだわりの野菜を使ったジェラートを楽しむことができます。

それぞれの地域にしかない食材をもっと知ってもらい、物を届けるのではなく、人に足を運んでもらうことで地域の魅力をアピールしたい、とオーナーさん。
「どの場所にもそこにしかない魅力があるはず。それを一緒に見つけて、日本中の人が地域を訪れて、それぞれの魅力を楽しめるようにしていけたら」とおっしゃっていました。

「キミノーカ」のこだわりのジェラートは、和歌山でしか食べられません。
皆さんも実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。

気づいていないだけで、皆さんの地域にも唯一無二の魅力がきっとあるはず✨
最後までお読みいただきありがとうございました。