こんにちは! 新人学生ライターのあです☺
季節も秋に変わり始めたこの時期、食欲も増してくる頃ですよね♪
突然ですが、大阪名物といえばみなさん、何を思い浮かべますか?
もちろんお好み焼きは外せないですよね。
今回はそんなお好み焼きの材料としても欠かせない、「キャベツ」についてお話しします。
○泉州キャベツ○
キャベツの生産地は全国にいくつかありますが、実は大阪の泉州地域もキャベツの生産が盛んなのです。
泉州地域特産のキャベツは、「泉州キャベツ」と呼ばれ、起源は明治期にまで遡ります。
明治初期に原産国である欧州地域からキャベツが伝わり、商人の手によって栽培が始まりました。
大正中期頃には集団的に栽培を開始します☀
当時はわずか30haだった栽培面積は、今では300haにまで拡大!
「泉州キャベツ」は、泉州地域を代表する地産品ですね✨
○泉州キャベツの栽培環境○
さて、そもそもなぜ泉州地域でキャベツ生産が盛んになったのでしょうか?
その答えは泉州地域の恵まれた環境にあります。
泉州地域は昔から、水はけの良い土壌とミネラルを豊富に含んだ水質を持ち合わせていました。
これが、キャベツの成長にとって好条件なのです!
そしてさらに泉州地域の温暖な気候は、キャベツのうまみを最大限に引き出してくれるそう☆
○「松波」―泉州の冬キャベツ―○
実は、泉州キャベツの中にはいろいろな品種があります。
その中でも特に有名なのが、「松波」と呼ばれるもの。
冬の時期に、寒さで甘みを増して旬を迎え、泉州では主力品種として栽培されています。
その特徴はズバリ、ずっしりとした重みと密度!
甘みが強く、生でもよし、加熱してもよしの万能キャベツなのです♪
お好み焼きにはもちろんのこと、サラダやロールキャベツなど、キャベツを使った料理がたくさん思い浮かびますよね!
今回は泉州の特産品であるキャベツについて、ご紹介しました。
「知らなかった!」という方も、ぜひこの機会に泉州キャベツを手に取ってみてはいかがでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
(参考)
「株式会社まつの」
https://www.matuno.co.jp/vegeful/category/journal01/28774.html
「JA大阪泉州」
https://www.ja-osakasensyu.or.jp/agri/cabbage.php
「田尻町」
https://www.town.tajiri.osaka.jp/kakukanojoho/jigyobu/sangyoshinkoka/3/5/3458.html