こんにちは!大学生ライターのさやかです♪

今回は、岬町の特産品「谷川瓦」をご紹介します!


起源

起源は現在のところ不明です。

古くからの言い伝えによると、僧の行基がこの地を訪れた際、土質が瓦に適していることから、村人に瓦の作り方を伝えたと言われています。


谷川瓦

現存する谷川瓦で最も古いものは、和歌山県根来寺の国宝多宝塔にある雁振瓦で、1515年谷川嘉左右衛門の名が刻まれています。


近世では泉州の各地でも和泉瓦として、瓦の製造がさかんでしたが、その中でも谷川産の瓦は形・質とも丈夫でした。


また、谷川は早くから搬出港として四国や関東方面まで瓦を搬出していたことから、全国的に谷川瓦が知られるようになりました。


瓦生産の衰退

戦後に三河・四国・淡路方面から手ごろな製品が出回り、また、原料土、瓦職人の確保が困難になったことから瓦生産は徐々に衰退していきました😢


最後に

瓦職人の方がいなくなり、瓦製法の技術を教える人が誰もいなくなってしまったというのは非常に残念ですね。。。


谷川瓦の展示は「岬の歴史館」で見ることができます!

ぜひ足を運んでみてください!

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