こんにちは、学生ライターの「あやの」です♪
少しはかわいい記事が書きたいのに
なぜかこうなりました。
今回は、聞くも涙、語るも涙💧
忠犬ハチ公に負けるとも劣らない、主人を想う犬のお話です🐶
お話
宇多天皇の治世。
890年3月の頃でした。
とある紀伊の猟師が狩りに出ていました。
しかしそこは、「蛇腹」と呼ばれる場所だったのです。
名前からも分かるように、
大きな蛇が猟師を狙います🐍
しかし、猟師は気付かない。
目の前にいる獲物に夢中です😱
はてさて、そのときです。
猟師の連れた犬が、急に吠え始めます。
驚いた獲物は逃げてしまいます。
怒った猟師は、自らの犬を切りつけてしまうのです。
犬はそれでも最期の力を振り絞り、
今か今かと獲物を狙う蛇に襲いかかります!
襲われた蛇は、犬ともども倒れました。
残された猟師は、ようやく愛犬が吠えた意図を悟ります。
そこで犬の亡骸を手厚く葬り、
寺に入って僧となります。
愛犬を弔いつつ、
猟師は穏やかな余生を送ることになったのです。
この話を耳にした、宇多天皇。
猟師の入った山に「犬鳴山」という称号を与えたそうです。
現在
「犬鳴山」には、「七宝瀧寺」というお寺があります。
その名前の通り、七瀑という七つの滝があります💧
弘法大師空海により、七つの瀧に七福神が祭祀されたということです。
ここは今でも、滝による修行が行われています。
この修業は女性も参加できるそうです🙋♀️
そのため、女人禁制である「大峯山」に対して「女人大峯」と呼ばれているのだとか。
最後に
いかがでしたか?
身近にある山一つとっても、感動的な由来が潜んでいますね!
「そういえば、あれ何でああ呼ぶんだっけ?」
と、考えてみるのはいかがでしょうか。
参照