始めまして!
芸術大学に通いながら活動をしている芸大生ライターのこうのです。
今回は堺の和包丁をご紹介しようと思います!!
和食と堺市
平成25年12月、「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
そんな日本を代表する和食、実は堺市が支えているのだと知っていましたか?
和食に欠かせない存在……。
高い技術を持った職人、新鮮で美味しい食材、伝統的な調理法や調理器具など様々な候補が挙げられますが、今回スポットライトを当てるのは「調理器具」。
その中でも特に重要な役割を担う包丁です!
堺市発祥の包丁
・鯛など魚の首を落とし、三枚おろしにする為に設計された有名な出刃包丁。
・刺身包丁とも呼称される皮を剥いだり、刺身を綺麗に切る為に使われている柳刃包丁。
これらの和包丁は堺が発祥の地と言われています。
日本で活躍するプロの板前さん、その約90%以上がメイドイン堺の和包丁を使っている
とも。
これだけで如何に堺の和包丁が重宝されているかが分かりますね!
「どんな包丁を使うかでその板前の人生が決まる」
「板前の器量は、使っている包丁に現れる」
とまで言われる程、板前にとって和包丁は不可分の存在。
そんなメイドイン堺の和包丁は、確かに日本の大切な和食を支えているのですね。
因みに江戸時代の記録『堺鑑』によると、出刃包丁の由来は……
「『出っ歯の鍛冶屋』が作ったからそう命名された」からだそうです!
皆さんの使っている包丁も、もしかするとメイドイン堺の和包丁かもしれませんね。
引用:
(堺市HP 堺のプチ魅力満載「堺市小ネタ帖」)