皆さんこんにちは!学生ライターのゆうわです👋
突然ですが、皆さんは昆布が堺の特産物であること、知っていますか?
今回は、そんな日本食には欠かせない食材・昆布についてご紹介していきます🏃♂️
堺と昆布の歴史
北海道の海の幸として知られる昆布🌿
一見すると、遠く離れた大阪の港町・堺とは無縁のように思えます🤔
しかし、実は堺と昆布の間には歴史的に深いつながりがあるのです...!
江戸時代に、北海道でとれた昆布の運搬ルートが開かれました。「コンブロード」と呼ばれるこの航路は、北海道から日本海沿岸を通り、淀川を下って大阪を結んでいました。
江戸時代の中頃(17-18世紀前半)には、堺までの航路が開かれ、堺の港に大量の昆布が陸揚げされるようになりました。
このコンブロードによって、堺に昆布加工業が本格的に発達しました。特に大正から昭和の初期にかけてがピークになり、約150軒もの業者が集まりました。
こうして堺は、一躍昆布の一大産地となったのです!
昆布の加工方法
そんな堺の昆布の加工方法は主に2つです。
1つは「とろろ」の加工で、機械によって生産される昆布を指します。
もう1つは「おぼろ」の加工です。おぼろ昆布は高品質を保つために、ベテランの職人によって手づくりで加工されています。
多くの昆布が機械加工によって作られている中、数々の老舗では、熟練の職人による手作業で作られる昆布が受け継がれています。
おわりに
私たちの日々の食卓を彩ってくれる食材、昆布。
その歴史を紐解くと、北の幸・昆布と大阪・堺の意外なつながりが見えてきましたね💡
この機会に皆さんも、堺の昆布を食してみてはいかがでしょうか。
引用
https://www.sakaidensan.jp/crafts/kelp