こんにちは!ライターの「わだはる」です!🍥
今回は、和泉市久保惣記念美術館にて現在開催中の特別展『玉石の美 ―人びとを魅了した石の工芸―』を皆さんにご紹介いたします!✨
さぁ、歴史が生み出した、ロマン溢れる至宝の数々に酔いしれましょう!
広がる太古のロマンに魅了される
玉(ぎょく)とは、現代では宝石として扱われるヒスイをはじめとする美しい石💎で作られた工芸作品を指しています。
中国では新石器時代の約8000年前から現在に至るまで続く、とっても長い歴史を持つ工芸分野なのだとか!
ここ、和泉市久保惣記念美術館には、国内では希少な中国玉器コレクションが所蔵されており、さらに今回の特別展では開館40周年記念として国内の美術館の所蔵品も並ぶ、記念の年にふさわしい貴重かつ豪華な特別展になっています❤
この記事では、そんなロマン溢れる特別展の一部展示品をご紹介いたします✨
瑪瑙 茄子形鼻煙壺
こちらは、宝石の瑪瑙(メノウ)で作られた鼻煙壺(びえんこ)🏺
鼻煙壺は、タバコを粉末状にしたものを入れておく容器のことで、17世紀半ば頃にヨーロッパから清時代の中国(1644~1911)に伝わった嗅ぎタバコは、中国でも愛好され、このような携帯用の小瓶が盛んに作られたそうです✨
嗅ぎタバコとは、香料を交ぜた粉末状のタバコを鼻に擦りつけたり、吸い込んだりすることで香りと刺激を楽しむもので、ヨーロッパに限らず中国でも、「火をつける」という行為がNGだった宮廷で大流行したそうです😲
それにしても、普段使うちょっとした入れ物が宝石で出来ているなんて、贅沢すぎます……✨
玉 螺旋文環
こちらは、中国の戦国時代(紀元前475~紀元前221)に使われていた佩(はい)(腰から下げる装身具のこと)の、一部だと考えられている玉(ぎょく)です!
佩(はい)は、いくつもの玉(ぎょく)を糸でつなげて作られているそうで、全長数十センチほどの長さになります!
現在は、経年劣化によって白色の乾いた質感に変わっていますが、使われていた当初は半透明の美しい色の玉(ぎょく)だったとか……!?🔍👀
どんな色だったのか、想像するだけでワクワクしちゃいますね✨
今回の展覧会では、環形以外にも佩(はい)として使われていたとされる龍の形をした装身具も展示されています!
おわりに
今年の秋は和泉市久保惣記念美術館で、何百、何千年前から大切にされてきた数々の美しい石をめぐる人々の想いに触れてみてはいかがでしょうか✨
『玉石の美 ―人びとを魅了した石の工芸―』の特別展チケットを購入すると、もれなく同時開催中の特別企画『ダイアローグ かたちのちから―西宮市大谷記念美術館所蔵品展―』も一緒に観覧することが出来るため、あわせて楽しむのがオススメです🎵
常設展についてもご紹介している、おでかけスポット「和泉市久保惣記念美術館」の記事はコチラから!👈
施設名 | 和泉市久保惣記念美術館 |
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住所 | 〒594-1156 大阪府和泉市内田町三丁目6番12号 |
連絡先 | TEL 0725-54-0001 |
アクセス | ≪電車の場合≫
・JR 阪和線「和泉府中駅」下車、南海バス②乗り場より乗車 「春木川」「若樫」行(約30分) |
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)・陳列替期間・年末年始(休館日の詳細はホームページにて掲載) |
観覧料 | ・特別展:『玉石の美 ―人びとを魅了した石の工芸―』特別企画『ダイアローグ かたちのちから―西宮市大谷記念美術館所蔵品展―』:一般:1,000円 高・大生:800円 中学生以下:無料 |
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