文豪谷崎潤一郎ゆかりの地を巡ろう！～名作『細雪』の世界観～

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文豪谷崎潤一郎ゆかりの地を巡ろう！～名作『細雪』の世界観～

はるの

こんにちは🍀ライターの「はるの」です。

皆さんは、谷崎潤一郎という作家をご存知でしょうか？
作品を読んだことがあるという方や、学校の授業で名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

実はこの谷崎潤一郎も兵庫県ゆかりの人物なのです！
ということで、今回は兵庫県にある谷崎潤一郎ゆかりの地を紹介していきます📍

谷崎潤一郎とはどんな人物？

ゆかりの地を紹介する前に、谷崎潤一郎その人について少し迫ってみましょう！

谷崎潤一郎は明治から昭和にかけて活躍した小説家です📖
初期には耽美主義的な作品が目立ちますが、作家人生全体を通して見ると、多様な特徴の作品を執筆しました。

出身は東京ですが、関東大震災をきっかけに関西に移住し、兵庫県では神戸市・西宮市に居住しました🏠

執筆した作品の中には、『蓼喰ふ虫』『細雪』『乱菊物語』という兵庫を舞台にしたものもみられます。

兵庫での生活は、谷崎潤一郎自身だけでなくその作品にも大きく影響を与えていたことが分かりますね！

谷崎潤一郎ゆかりのスポット2選‼

それでは、谷崎潤一郎について少し詳しくなったところで、兵庫県にある谷崎潤一郎ゆかりの観光スポットを2か所紹介していきます🚩

今回紹介するのは谷崎潤一郎の作品のなかでも特に『細雪』という作品に関係の深いスポットです！

『細雪』は、芦屋を舞台に没落旧家の4姉妹の縁談や結婚などの恋愛模様を描いた長編小説です📖

芦屋市谷崎潤一郎記念館

必ず足を運んでおきたいのが芦屋市谷崎潤一郎記念館。
阪神芦屋駅から徒歩15分の場所にあります。

芦屋は、谷崎潤一郎が昭和9年から約3年間生活し、『細雪』の舞台にもなった土地です！
館内には、谷崎潤一郎の自筆原稿・書簡・硯などが展示されています。
その他にも、季節ごとにテーマを変えて、特別展やイベントが開催されており、様々な視点から谷崎潤一郎の世界を楽しむことができる施設です！

講座室では、文学・美術・工芸などの連続講座も開催しています！
近くにお住まいの方や長期滞在する方はぜひ参加してみてください📝

季節や年単位で開催されるイベントが変わるため、何度訪れても必ず楽しめる施設ですね✨

大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下は無料で観覧することができます！

芦屋市谷崎潤一郎記念館
所在地：芦屋市伊勢町12-15
定休日：月曜日（祝日の場合は翌日）
公式HP：https://www.tanizakikan.com/index.html

倚松庵(いしょうあん)

次におすすめしたいのが倚松庵です‼
倚松庵では昭和11年から7年もの間、実際に谷崎潤一郎が生活していました。
ここでの妻の松子とその妹たちや娘との生活を基に描いた作品が『細雪』です。

家族たちそれぞれの部屋・谷崎潤一郎が実際に使用していたテーブルと椅子・当時使用していた家具のレプリカなどが展示されています！
1階の応接間では、谷崎潤一郎の著書や参考文献も見ることが出来ます。

谷崎文学専門家の説明会やその他の企画も定期的に開催されており、展示以外のイベントを楽しむこともできます。

谷崎家の当時の生活や『細雪』の世界観をありありと感じられそうですね✨

倚松庵
所在地：神戸市東灘区住吉東町1丁目6-50
開館日：土曜・日曜・祝日　午前10時～午後4時
HP：http://dna-office.com/isyouan/index.html

おわりに

いかがでしたか？
実際に作家のゆかりの場所に赴くと、より作品の世界観を鮮明に感じられるようになりますよね！

今回は『細雪』という作品に関連するスポットということで、作品を事前に読んでから現地に行ってみるとさらに深い感動を味わえるかもしれません‼

皆さんもぜひ谷崎潤一郎ゆかりの地に足を運んでみてください！

それでは、また次の記事でお会いしましょう👋