2024年12月7日(土)・8日(日)に南あわじ市文化体育館にて兵庫デルフィーノの年内ラストのホームゲームが開催されました。

そこで今回は12月7日(土)に試合会場へ潜入してきました!
読者の皆さまにホームゲームの楽しさを知ってもらうべく、ゲームレポートはもちろん、キャプテン・澁谷選手のインタビューやイベントの様子など盛りだくさんでお届けします。

ぜひ最後までご覧ください!

ファンをまずお出迎えするのはグッズコーナー!



兵庫デルフィーノのホームゲームのポイントは、チケット売り場に併設されたグッズコーナー。選手たちがアパレルや缶バッジなどのチームグッズや手作りパンを販売しています。

また、髙辻朝基選手が「鹿児島県大崎町地域おこし協力隊」の活動をしていることから、焼き干しいもやウナギといった大崎町の特産品もズラッと並んでいます。

ラインナップが豊富なので、迷った時にはおすすめの商品を選手に聞いてみるといいかもしれません!

【試合前インタビュー】キャプテン・澁谷選手


続いて、試合前にキャプテンの澁谷 杜斗(しぶたに もりと)選手にインタビュー。
チームの成長やキャプテンとしての覚悟、さらに今後の展望についてもたっぷりお話いただきました。

このインタビューを通じて、チームの雰囲気や目指す道を知った上でゲームレポートをお読みいただけると嬉しいです!

■澁谷杜斗選手・プロフィール
1997年4月20日生まれ。ポジションはアウトサイドヒッター。
母親がママさんバレーをしていたことから、幼少期よりバレーボールに親しみ、小学5年生から選手としてプレー。その後、神辺旭高校から愛媛大学を経て、「バレーボール選手になりたい」という夢を叶えるべく、地元の兵庫デルフィーノへ入団。これまで支えてくれた家族に活躍する姿を見せて恩返しをしたい一心で、日々躍進を続ける。
https://bakus-katana.com/player.php?uid=9 

ー兵庫デルフィーノの今シーズンの目標について教えてください。

澁谷:『最高のエンターテインメントをファンへ』という目標を掲げています。お客さんの心を少しでも動かす、何度でも見にいきたいような面白いバレーボールの試合をすることを目指しています。

また、『いちばん長く試合をするチーム』というテーマを掲げ、1点でも、1セットでも、1試合でも長くプレーする粘り強いバレーボールをしようと話しています。自分はこの目標をすごく意識して、最後までボールを追いかけることを常に心がけています。

ー24-25シーズン開始から約2ヶ月。どのような部分にチームの成長を感じますか。
澁谷:今年からアナリストを入れて、データに基づいたバレーボールをしているのが大きな変化です。今年の開幕2連戦では昨シーズンV3優勝のフラーゴラッド鹿児島と対戦し、負けてしまいましたが、1セット取ることができて手応えを感じました。

チーム全体で「サーブランキング全体1位になろう」とも話していますが、ここはまだまだ足りないと思います。大事なところでサーブをミスしてしまって攻めきれない、相手のペースでバレーをされてしまうことが多くありました。まだまだ伸びしろだらけですね。サーブはチームの課題として今後も向き合っていきたいです。

ーキャプテンとして意識していることや、チームをまとめる難しさはどんなところですか。
澁谷:今のチームは選手が30名以上います。そんな中、僕は声をバンバン出してまとめるタイプではないので、どうやってみんなの気持ちをまとめようか葛藤していました。監督には「チームが目指すバレーボールをいちばん体現する存在であってほしい」と言われているので、キャプテンとして真剣にプレーする姿勢を常に見せるようにしています。

また、若い選手や関西出身の選手が多いので、勢いに乗ったら止まらないですけど、反対にダメな時にどうやって気持ちを切り替えるかが難しいポイントです。学生とVリーグの大きな違いはお金をもらって試合を見てもらうことなので、そこの意識付けも大切だと思っています。

ー最後に個人とチームでの目標をお聞かせください。

澁谷:個人としては怪我をして、復帰が3月ぐらいになってしまうので、シーズン終盤なんですけどしっかりコートに立てるようにリハビリを頑張っていきたいなと思います。

チームとしては最近いいところがたくさん出てきているので、終盤に向けて課題を1つでも多くクリアしながら、順位を上げていくことを目指したいです。そして、ホームゲームの会場をファンで埋め尽くすことを目標に、これからも『最高のエンターテインメント』をお届けします。

12月7日(土)vs大同特殊鋼知多レッドスター・ゲームレポート


兵庫D 0-3 大同特殊鋼

試合前には、代理でキャプテンを務めた山川悠輝選手が「今日勝って、監督からクリスマスプレゼントとお年玉をもらえるように頑張ります!」と意気込みを述べました。

第1セット


兵庫D 17-25 大同特殊鋼

相手に先制されるも、熊崎夢大選手と岩光慎太郎選手のスパイクで1点ずつ着実に積み重ねていきます。木村瞬選手は「ゆっくりいこう」とメンバーへ声かけ。しかしながら、点差を縮めることができず第1セットを落とします。

第2セット


兵庫D 23-25 大同特殊鋼

切り替えて臨んだ第2セット。大阪産業大学から新加入した中村謙心選手がスターティングメンバーに名を連ね、2連続サーブを決める活躍を見せます。さらに長いラリーが続く場面でも粘り強くボールを追いかけ、白熱のシーソーゲームを繰り広げました。ただ、後半に連続で得点を奪われてしまい、惜しくもこのセットを落とします。

第3セット


兵庫D 16-25 大同特殊鋼

迎えた第3セット。熊崎選手のスパイクで幸先よく先制し、岩光慎太郎選手の切り裂くようなスパイクから3点を連取するなど序盤はリードする展開を作り出します。その後は点差を徐々に広げられ、流れを変えたい兵庫Dは山川選手・木村選手を再び投入。しかし、反撃も及ばず悔しい敗戦となりました。

翌日の12月8日(日)のゲームではこの日の反省を活かし、全てのセットでリードする場面を作りました。また、2日間を通じて新加入の大学生選手の活躍が目立ち、収穫の多いゲームになりました。一方で後半の粘りという課題も挙がったため、チーム全体で修正すべく今後も練習・試合に励みます!

選手からファンへクリスマスプレゼントも!



ハーフタイムと試合後には、選手からファンへ抽選でクリスマスプレゼントをお渡しするイベントが開催されました!受け取ったファンから笑顔が溢れる素敵なひとときになりました。

ちなみに、ムードメーカーの山川選手は自腹でブラックサンタの衣装を用意。自慢のトーク力も駆使しながら会場を盛り上げました!


おわりに


記事を通じて兵庫デルフィーノのホームゲームの雰囲気を体感していただけましたか?
関西のチームらしい選手たちの明るさや、迫力満点のプレーから元気をもらえます!

2025年最初のホームゲームは1月25日(土)・26日(日)の2日間、明石中央体育会館にて行われます。会場へ足を運び「デルフィーノはじめ」で1年のスタートダッシュを決めましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

関連サイト


チーム公式サイト
https://bakus-katana.com/delfino/ 
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@%E5%85%B5%E5%BA%AB%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0 
Instagram
https://www.instagram.com/hyogo_delfino/ 
X
https://x.com/Hyogo_delfino 
試合日程・結果(V.LEAGUE公式サイト)
https://www.svleague.jp/ja/v_men/ 

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