企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
株式会社樫の木学園は、2019年に設立され、地域社会の子育て支援や文化活動の拠点として、着実にその役割を広げてきました。翌年の2020年には、かしのき保育園が開園しました。同時にかしのき子育て支援センターが開所し、地域の親子が交流し、支え合う場を提供しました。また、同年にはかしのきカルチャールームを設立し、地域文化の発展に寄与する取り組みを進めました。さらに、書道研究「樫墨書会」を主宰し、伝統文化である書道の普及にも努めました。
2021年には、かしのき子育て支援センター内に障害児等相談窓口を設置し、多様な家庭のニーズに応える支援体制を構築しました。続く2022年には、かしのき保育園に防犯カメラシステムを導入し、子どもたちの安全をより一層確保しました。
2023年には、一般社団法人企業価値調査機構より、SMBエクセレント企業賞を受賞し、地域社会への貢献が高く評価されました。そして2024年には、同賞を2年連続で受賞する快挙を成し遂げました。また、この年かしのき子育て支援センターが子育て双子サークル「ついんくる」の活動拠点として選ばれました。このサークルは山形県内で3団体目となる多胎児支援サークルであり、双子や多胎児を育てる家庭を支える新たな取り組みが始まりました。樫の木学園は設立以来、地域に根ざした活動を通じて、子どもたちとその家族が安心して暮らせる社会づくりに貢献しています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
かしのき保育園・かしのき子育て支援センター・かしのきカルチャールーム・樫墨書会と事業を連携させることで、保育園の卒園児が樫墨書会に入会したり、かしのき子育て支援センターの利用者がかしのき保育園・樫墨書会への入会に繋がったり、樫墨書会の生徒のお母さまの妊娠により、かしのき保育園に入園したりなど、様々な連携体制が構築されてきています。
書道に関しては書道教室での指導にとどまらず、かしのき保育園やかしのき子育て支援センターにおいても子どもたちの得意を育てる自信の種となるように子どもたちへの指導に活かしています。かしのき保育園の手間暇をかけた給食も、保護者様が少しでもご自宅で息抜きができるように、本物と触れ合う一番大変な手間暇をかけるところを保育園で担う意識のもとで実践しており、自慢の給食の提供に繋がっています。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た山形地域の魅力について教えてください。
2024年度には一般社団法人東根青年会議所の理事長の職をお預かりしてメンバーの協力を受け、多くの事業を開催させていただきました。防災について強く考えさせられる1年となり、「子どもの命の守り方」と題し、多くの団体の協力を受け、参加者とスタッフ総勢200名を超える人が集まる大規模な防災事業の開催実現に至りました。
また、東根城旧城下町である東根地区において、数多くの漆喰の白壁や蔵などが左官業と繋がっていることに着眼して、佐官のプロの技術に遊びの要素を交えながら子どもたちの地域への愛着を育む青少年育成事業を開催したところ開始30分で満員御礼になる大盛況となりました。さらに、東根市国際交流員を講師としてお招きして、「LEGOで考えるこれからのまち」を開催し、未来を担う子どもたちが、東根のシンボルである大ケヤキや果樹をこれからの東根にも残していきたいと考え、LEGOで表現する姿は頼もしく感じるとともに地域への想いを育むことに繋がりました。
自らがまちづくりの当事者となりながら地域の発展に取り組むことで地域の未来の可能性を強く感じるとともに、益々の発展に繋がる一翼を担えるように取り組んでいきたいと考えています。
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企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
成長意欲が高く、貪欲に学び、冷静な判断とともに積極的に行動できる人材を求めています。子どもの成長を自分の成長のように喜び、子どもたちの成長のために自分の成長が必要不可欠であると捉え、学びを深める努力を欠かさずにその学びを現場での実践として反映していける人材が相性が良いです。
成長のための独自の福利厚生規定も設けていますので、自身だけでなく職員のお子様までのお稽古事への支援体制もあり、多くの職員が有効活用してきた実績があります。そのため、高いモチベーションで成長して人生を豊かにしていく積極的な人材とのご縁を大切にしたいと考えています。

ひとを知る

代表取締役
冨樫正義
学生時代からビジネスプランコンテストにおいて全国入賞を果たしてきた背景もあり、2019年に株式会社樫の木学園を創業。書道においては、30代で読売書法展読売奨励賞、謙慎書道会展春興賞を受賞するなど中央書壇において活躍。さらに、短詩文学の世界にも秀で、(公社)俳人協会会員に推挙され、山形県俳人協会会計幹事も担い、川柳界においても北海道・東北を代表する20人にも選抜され、NHK学園誌上川柳大会大賞受賞をはじめ数多くの実績を挙げている。これらの教育的な強みを保育園や子育て支援センター、職員育成などの多方面において最大限に活かしている。
SDGsへの取り組み
- 【3】保育施設として地域の福祉環境の向上を図るとともに、当社が運営するかしのき保育園ではシーチキンはマグロから調理、カレーはルウから手作りと手間暇かけた給食の提供を実践しています。
- 【4】「0歳児からの水書道」と題し、中央展で活躍する書道家が直接筆を執り、筆の持ち方から縦線と横線を一緒に引きながら、運筆に必要な感覚を幼少期から吸収できる活動を実践しています。
- 【17】かしのき子育て支援センターでは、先端の子育て支援に繋がる情報を積極的に収集しながら有益となる講師や団体を招いたイベント事業の毎月定期開催を実践しています。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社樫の木学園 |
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所在地 | 〒999-3705/994‐0082 (本社住所):山形県東根市宮崎3-6-23 / (代表事業所住所):山形天童市芳賀タウン北3-6-34 |
創業年 | 2019年創業 |
代表者 | 代表取締役 冨樫正義 |
事業内容 |
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