企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
宇都宮通信工業株式会社と有限会社マルコー電装の両社が創業後、共通して経験した最大の危機はリーマンショックの到来でした。リーマンショックにて両社が痛感したのは、どんなに華やかでも永遠の繁栄はないということで、普段からお客様のお役に立てているという実績が重要であることを気付かされました。仕事が無い時でも、お客様にとってなくてはならない存在の会社になることができていることこそが、会社の存在意義です。そこで両社はそれぞれ異なる形式で、リーマンショックのどん底から強みを見つめ直し、その強みに再度磨きをかけながら会社復活を目指しました。現在ではリーマンショックを乗り越え、創業から40年、50年を超える企業として健在です。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
宇都宮通信工業株式会社は50名以下の企業ではありますが、国際規格ISO9001を取得しているなど品質の管理体制を徹底強化することでお客様には信用をお寄せいただき、多種多様な製品の少量生産にも対応可能です。このお客様との信頼の積み重ねにより、リーマンショックを乗り越えてきました。そしてリーマンショック以降は、若い社員の雇用と育成にも力を注いでおり、若い社員の現場で的確な生産判断ができる高い技術力を養うことで、今後も生産基盤を確立してまいります。人手不足の昨今、両社の人材をフルに活用することでスキルの高いマンパワーを維持し、お客様の増産時・試作開発時のご要望にお応えできる会社を目指しております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た栃木地域の魅力について教えてください。
鹿沼市は栃木県央西部に位置する、自然と文化に彩られたまちです。豊かな森林資源と山々を源とする幾筋もの清流は、美しい景観と多様な農林産物を与えてくれています。また歴史に育まれた文化や産業は、貴重な地域資源です。弊社は鹿沼インターチェンジの近隣にあるため工業団地や流通センターが近く、宇都宮市や栃木市に隣接する地域でもあることからお客様のもとへの訪問・納入・引き取りにおいて、大変恵まれております。交通の利便性も優れているため近年では多くの住宅地が造成されており、人と人との交流も盛んなこの地域は人材採用においても優位性が見込めます。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
リーマンショック以降、日本の製造業は中国をはじめとする新興国と大きな経済力の差がついてしまいました。そして、その他の新興国を含む日本の人口は今後、減少の一途を辿るばかりです。GAFAMなどの大規模企業による市場制圧が懸念される現在、精神論だけでは海外に勝てない時代が到来しつつあるものと考えております。そのためこれからの時代を背負う求職者には、経営者と同じ目線で1人ひとりが自分の可能性を懸けて行動できる力が必要です。この主体性がこれからの日本で活躍する企業には求められると考えております。
ひとを知る
代表取締役
手塚宣弥
外資系コネクターメーカーに技術者として就職して7年勤務するも、父が癌で余命半年の宣告を受けたことをきっかけに就職先を退職し、父の会社である有限会社マルコー電装へ就職。父の他界後、代表取締役に就任した。父の会社を経営しながら、コネクターを用いたワイヤーハーネスを製造する宇都宮通信工業を事業承継し、代表取締役に就任。代表を努める両社の既存顧客の要求にきめ細かく対応するとともに、両社の強みを理解したうえで弱みを克服し、新規顧客・市場開拓を目指して環境改善・人材強化に努めている。
SDGsへの取り組み
- 【8】社員1人ひとりが仕事に対して高い意欲を持ち、自己実現の場として働きがいを感じられる環境を目指します。
- 【11】持続可能な地域づくりのため、地域の社会的・経済的な活性化の取り組みを行います。
- 【17】従業員一丸となって、事業を継続・発展させてまいります。
企業プロフィール
企業名 | 宇都宮通信工業株式会社 |
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所在地 | 〒322-0026 栃木県鹿沼市茂呂297-2 |
創業年 | 1971年創業 |
代表者 | 代表取締役 手塚宣弥 |
事業内容 |
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