企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
合同会社YSコーポレーションは2014年9月に創業しました。以降、数多くの会社から構造解析を受託し、また多くの会社に対してコンサルティングを通じてお客様の技術力向上に貢献してきました。構造解析は前職から続けて40年以上継続してきていますが、2004年以降約20年間ナットの緩みについて研究を続けてきており、主にアメリカ機械学会(ASME)の国際会議(PVP会議)で発表してきました。研究の中でナット緩みの原理を明らかにすることができ、それを基に緩まないナット(テンタクル®ナット)を開発(発明)することができました。特許も取得済みです。ASMEでは国際会議の議長や、PVP部門の部門長も務めています。いずれも日本人初の就任です。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
構造解析については40年以上の経験と実績を持っており、弊社自身は小さな会社ですが大きな企業に対してもコンサルティングを行うほど高い技術力を持っています。この技術力こそが弊社の強みであり、最大のセールスポイントです。
また、その技術力は緩まないナットの開発に対しても十分に発揮され、「NAS3350試験」はもとより合格するのが非常に困難な「DIN25201緩み試験」を世界で唯一パスしたテンタクル®ナットを生み出しました。ナットの緩みは世界中のどこでも、またどの業界でも起こる厄介な現象ですが、今後はこの問題に対するソリューションを提供していく方針です。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た多摩(東京)地域の魅力について教えてください。
この地域には、工業だけでなく商業施設や住宅地もバランスよく存在し、多様な機能が調和することで独特のアイデンティティーを形成しています。東京という大都市を背にしながらも、過度な喧騒からは距離を保ち、都会でも田舎でもない「ちょうど良い」住環境が整っているのが大きな魅力です。また、中小企業も多く、それぞれが地域に根ざして活き活きと事業を展開しています。地元とのつながりを大切にしながら柔軟に対応する姿勢は、地域全体に活気と温かみをもたらしており、訪れる人々にも好印象を与えています。こうした多様な要素が共存することで、他にはない魅力的な地域として発展を続けています。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
当社が求めるのは、あきらめずに物事を最後までやり遂げる強い意志を持った人材です。困難に直面しても前向きに挑戦し続ける姿勢は、仕事を進めるうえで非常に重要な要素です。また、これまでにさまざまな経験を積み、多様な視点から物事を考えられる想像力のある方も歓迎したいと考えています。変化の激しい時代だからこそ、柔軟な発想と行動力が求められています。現時点では採用活動は行っておりませんが、今後募集を開始する際には、こうした資質を持った方々と出会えることを楽しみにしています。
ひとを知る

代表社員
正司 康雅
慶應義塾大学大学院(修士課程)を修了後、東洋エンジニアリングに入社し、構造解析を開始。この間に名古屋大学より工学博士の学位を取得。以降、HKS Inc. (現ダッソーシステムズ)、ナブテスコ等5社を経て2014年YSコーポレーションを設立。40年以上の構造解析の経験を基に受託解析やコンサルティングを実施している。この技術を使ってナットの緩みの研究から緩みの原理を発見し、これを利用して緩まないナットテンタクルナットを開発した。
SDGsへの取り組み
- 【7】エネルギープラントでは安全は全てに優先しますが、高い技術で安全の設計や信頼できる締結を支援します。
- 【9】弊社のテンタクルナットは革新的なナット緩み防止原理に基づいて開発/設計され、安全と安心に貢献します。
- 【12】構造解析ソフトは人によって様々な解が得られます。正しく使って正しい解をもとにモノを作るようにします。
企業プロフィール
企業名 | 合同会社YSコーポレーション |
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所在地 | 〒180-0014 東京都武蔵野市関前四丁目8-33 |
創業年 | 2014年創業 |
代表者 | 代表社員 正司 康雅 |
事業内容 |
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