企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1902年;岸和田市本町で「竹内商店」が創業。1965年;三代目店主が東京凮月堂で修行し、「凮月堂」としてのれん分けを果たす。
1975年;読みやすく、より地域に愛されるようにと凮の字を風に改め、「岸和田風月堂」を屋号とする。1989年;第21回全国菓子大博覧会で名誉大賞を受賞。
1994年;第22回全国菓子大博覧会で有功金賞を受賞。2011年;竹内健治 若き五代目店主に。同年、「玉時雨」が岸和田ブランドに認定される。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
小規模の店舗だからこそ質にこだわり、細やかなサービスを提供することができます。歴史に裏打ちされた技術は活かしつつ、様々なお客様が来ていただけるような雰囲気づくりを心掛けています。その甲斐もあり、お客様に「老舗の和菓子屋さんだけど入りやすい」と言っていただける事も多くあります。生菓子は少量を何回にも分けて製作しています。細かい作業ですが手間をかける事でロスの減少に繋げられています。「和」という定義をひとまわり大きくできるように今後も精進していきたく思います。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た堺・泉州地域の魅力について教えて下さい。
老舗企業、店舗が今でも脈々と伝統を守り続け、しっかりと商売を続けているところでしょうか。自然も豊かで、農業・漁業・工業・産地の面でも「泉州ブランド」「大阪産(もん)」「岸和田ブランド」という独自のブランドで全国展開を掲げ、更に活気が出てきていると思います。泉州という一語では収まりきらないたくさんの魅力が溢れています。
弊店も伝統と革新を紡ぎ続けられるような店舗として末永く活動していきたいと思います。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
個人店なので現在募集はしておりません。弊店の従業員に関しますと、人に喜んでもらう事が好きで様々な意見交換をしながらサービス向上に取り組んでいます。枠に捉われ過ぎず、お客様との会話の中でも「それはいいな」というアイデアは積極的に吸収しています。最近ではコロナで帰郷が減り需要不足、和菓子の若者離れとも言われておりますが、弊店の職人さんが作る四季折々の手作り和菓子を一度お試しいただけたら嬉しいです。その第一歩を担えるように頑張っていきたいです。
ひとを知る
代表
竹内 健治
生まれも育ちも岸和田で、幼い頃から祖父と父の仕事を見てきました。大学卒業後は一般企業(スチュワード業務)で約2年間勤務し、24歳の頃、父が病で倒れたのを転機に家業を引き継ぎました。翌年5代目に就任。慣れない事だらけの中で「受け継ぐ和菓子」と「まだ岸和田にない和菓子」を常に考え、お客様にも助けられながら地道にやってきました。今ではSNS等で地域外の発信にも力を入れています。2022年で創業120周年目となります。
企業プロフィール
企業名 | 御菓子司 岸和田風月堂 |
---|---|
所在地 | 〒596-0074 大阪府岸和田市本町4-4 |
創業年 | 1902年創業 |
代表者 | 代表 竹内 健治 |
事業内容 |
|
WEBサイト | リンクはこちらから |
求人応募ページ | |
企業ロゴ |