企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1898年、若山瀧三郎によって前身の若山鉄工所(現在の新日本工機)が大阪の地で開業されました。操業当時よりものづくりの原点となる金属を削って形にする工作機械を手掛け、戦前の日本の発展に貢献。戦後、新日本工機(SNK)に改称すると、海外の進んだ技術を積極的に取り入れながら、堺の信太山工場を拠点に世界有数の大型工作機械メーカーとして新たなスタートを切りました。
大きな金属の塊から生み出される自動車金型、航空機ボディ部品、大型船舶エンジン、発電用タービンなどなど、これら「重厚長大」といわれる大きな製品の数々はSNKの大型工作機械が削りだし、日本の経済発展に大きく寄与しています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
新日本工機(SNK)が手掛ける大型工作機械は日常で中々目にする機会はありません。工作機械は「マザーマシン」と呼ばれるように、ものづくりの根幹や基点を担い、異なる形で皆さんの生活を支えてます。より良いものを世の中に生み出すために、ものづくりの現場では多くの試行錯誤が繰り返されています。
工作機械そのものだけでは改善されません。SNKではお使いのお客様が抱えている悩みや課題を把握し、共に解決・改善に導くためサポートを進めています。大型工作機械はライフサイクルの長い製品です。機械と共にお客様との関係性を第一に考えております。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た堺・泉州地域の魅力について教えて下さい。
古くは世界遺産である古墳群をはじめ、茶人・千利休を輩出し、刃物や線香に代表される伝統の技々が残る町。一方で、中世の盛んな交易によって海外の進んだ考えや文化が広く浸透し、自治都市の形成や鉄砲の一大産地となるなど、堺・泉州地域は新旧のあらゆる要素が織り交ざった魅力的な都市・地域であります。
こうした風土は現代にも息づいており、堺・泉州地域で産声をあげた企業も多く、あらゆる産業の発信地となっています。長い伝統の中にあって、そこで培われたパワーを革新に変える。そういった魅力を常に秘めている地域ではないでしょうか。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
新日本工機(SNK)が手掛ける大型工作機械である門型加工機は国内のパイオニアです。この門型加工機は当時お客様のニーズに応えることがきっかけとなり開発され、進化をさせながら今でもこの関係性が絶えることなくお使い頂いております。私たちとお客様は、単に機械をお使い頂いているだけの関係性ではありません。
お悩み事・お困り事をスタートにして、その解決に向け、共にベクトルをあわせて進んでいきます。SNKでは我々の製品を使って喜びや嬉しさを感じてもらうために、「何が出来るのか」「何をすべきなのか」を一人ひとりが明確な目的意識や課題意識を持ち、それに向けて前進していくバイタリティ溢れた人材を広く求めております。

ひとを知る

代表取締役社長
中西 章
慶應義塾大学卒業後、大手タイヤメーカーにて生産管理業務に従事した後にコンサルティング業界に転身。製造業に特化したコンサルタントとして、様々な業界の大手から中堅中小メーカーの各種業務改革、企業再生や戦略立案実行、ビジョン策定などに従事、ハードウェアスタートアップの支援にも取り組んだ。2016年10月より当社取締役として就任以降、COOや専務の役職を歴任の上、2020年4月に代表取締役社長に就任。
企業プロフィール
企業名 | 新日本工機株式会社 |
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所在地 | 〒590-0157 大阪府堺市南区高尾2-500-1 |
創業年 | 1898年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 中西 章 |
事業内容 |
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