企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
当社はロウ材を主とした非鉄金属材料製造メーカーとして1959年に創業し、新製品の開発・技術革新を積極的にすすめ、その技術をベースとし業務拡大に取り組み熱交換器構造部品の加工分野に進出。またグローバル展開として2001年中国進出し、今では中国現地のあらゆる非鉄金属加工メーカーとの関係を築き上げております。
そして今新たな成長ステージとして、今までBtoB向けで日本や中国で磨き上げてきたプレス、ロウ付、ヘラ絞り、鋳造、切削といったあらゆる非鉄金属加工技術をBtoCにも生かしていけるのではないかと考え、展開を開始しております。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
現在、銅管加工品である銅パイプ・継手の製造と販売をメインに行っており、「高強度銅管」などの同強度を保ったまま軽量化可能な銅管や、鉛フリーの銅バルジ品も展開。また、ロウ材(ロウ付けに使用する材料)も自社で熔解・押出を行っており、研究や試作も承っております。
これからは、自社ブランド『Cuivre(キュイーブル)』(フランス語で「銅」)を立ち上げ、銅製キャンプ用品やその他銅で表現できるアイテムを開発・販売。現在は、自社ECサイトでの販売を行っており、SNS・YouTubeなどで情報を発信しながら認知の拡大を目指していきます。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た堺・泉州地域の魅力について教えて下さい。
伝統あるモノづくりの町として有名な「堺」・食材や観光で有名な「泉州」、海外にも通用するブランドを作り上げるポテンシャルの高さが、堺・泉州地域の魅力だと思います。「素材」「伝統技術」と『マーケティング』を融合させることで、世界に通用するMADE IN JAPANブランドを作れるのではないかと考えております。
特に、刃物や金属製品で海外に販売網を広げ、観光地として職人の技を間近で見たり、自分で実際に作ってみたりするする体験型の観光。お土産またはギフトとしての機能を持った商品づくりが可能になるのではないかと考えております。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
変化を楽しみながら、自分で考えて動ける人材に応募してもらえたら嬉しいです。
世の中の変化のスピードがかつてないほど速くなり、数年前にうまくいっていたことが、今では全く通用しないということが起こりうる時代になりました。
弊社のお客様も、益々海外展開を加速させ、技術も日進月歩で変わっており、それに対応しなければ生き残れない状況ではありますが、見方を変えると大きく飛躍するチャンスでもあるわけです。歴史を振り返っても、変化が激しい時代は新しいものが多く生まれています。自らの行動でそれを発掘し、成果を出す人材が報われる会社でありたいですし、そうでなければならないと考えております。

ひとを知る

代表取締役社長
陣内 潤希
大阪出身。明治大学卒業後、メガバンク勤務を経て、中小企業の後継者不在問題を解決したいと考え、M&Aアドバイザーへ転身。その後事業は安定しながらも、後継者不在で先行きが不透明だったトーヨーメタル株式会社の株式を100%譲り受け、同じく後継者不在で悩む会社と連携しながら、業容拡大を目指している。
企業プロフィール
企業名 | トーヨーメタル株式会社 |
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所在地 | 〒590-0833 大阪府堺市堺区出島海岸通4-4-3 |
創業年 | 1959年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 陣内 潤希 |
事業内容 |
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