企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
弊社は半世紀にわたりゴム・樹脂製品を用いた精密加工を行う企業です。創業当初は、繊維・OA・音響・金融・印刷機向けローラーの研磨加工を主力事業としていましたが、デジタル技術革新や大手企業の海外進出による生産拠点変更により、受注が激減。このような出来事を経験したことで加工技術の原点に立ち返り、永年に培ってきた特殊加工技術を強みに搬送・駆動用ベルトの精密研磨・切断加工に着手し、苦難を乗り越えシフトチェンジに成功しました。また近年では、『工作機械用ワイパー』・『建設・農業機械用油圧ホース』・『半導体装置向け樹脂製品』・『各種産業部品の組立・検査』と他分野にわたる事業展開を行なっております。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
創業50年を超えた現在は、さらに60年・70年と事業が継続できることを目指し、特に人財教育に力を入れております。社内教育制度の見直しを行い、新入社員に対する教育・指導のみならず若手・中堅・ベテランと各世代の社内研修を通じて『お客様に選ばれる会社』を理念として全社最適化活動を実施中です。また、『小さくてもキラリと光るNO.1』をモットーに日々の生産活動のみならず、地域貢献や社員の幸福度追求を目指した社内取組みを行い、全ての従業員が働きがいを感じる職場づくりを行っております。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
弊社が本社を置く高石市は、高度成長期に臨海工業地帯が造成され、市内へのアクセスも良いことからベッドタウンとして知られています。その後人口減に転じて、現在の56,000人の人口が2045年には37,000人弱まで減少すると言われていますが、地元の若者が生まれ育った街で生き生きと生活できることを目指して、明るく・元気でやりがいのある職場づくりをモットーに地元中学校、高校との関わりを深める活動を行っています。また、弊社はSDGsの7番・8番・11番を目標に掲げ、『低炭素社会の実現に貢献する』、『地域の雇用と経済を支える』、『良き市民として社会に貢献する』をテーマに小さな取り組みを日々行っています。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
弊社を一言で表すと、とにかく『ものづくり』の好きな人が老若男女問わず集まった集団であると思います。定年後も意欲のある方をできる限り雇用継続していますが、将来に向けた若手社員の採用も急務の状態です。お陰様で直近4年間で18~25歳までの若者が7名入社してくれました。年齢格差もあり技能伝承がスムーズに進まない課題がありましたが、『全社最適化活動』と題する全社改革に5年前から取り組みはじめ、着実に成果を上げています。ものづくりを行ううえで1番大切なことは探求心を持ち続けることです。その探求心を育むために、若者を中心に闊達に意見交換ができるように社内教育を全社一丸となって取り組んでいます。
ひとを知る
代表取締役社長
伊藤英治
昭和42年、従兄が経営する弘進製作所に入社。研磨・切削加工の技術を習得しながら営業職に励む日々を過ごす。昭和57年に常務取締役、平成17年に代表取締役社長へ就任する。 これまでの歩みにおいて一貫して加工技術を追求し、『お客様に選ばれる会社』を目指し、今もなおチャンレンジを続けている。 『小さくてもキラリと光るNO.1製品』をお客様へ。
SDGsへの取り組み
- 【7】私たちでも取り組めるLED照明の利用、水の使用量を減らすなどの活動を通じて低炭素社会の実現に寄与します。
- 【8】地域の雇用を支え、自身の暮らしを豊かにし、健康で明るい働きがいのある職場をつくります。
- 【11】自社のみならず近隣の清掃活動を積極的に行い、住みよい街づくりを提唱してまいります。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社弘進製作所 |
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所在地 | 〒529-0013 大阪府高石市取石6-23-8 |
創業年 | 1967年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 伊藤英治 |
事業内容 |
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企業ロゴ | ![]() |