企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1912年、故早川徳次が徳尾錠(ベルトのバックル)を発明し、東京で金属加工業を創業。1915年に金属製繰り出し鉛筆を発明し、翌年エバー・レディー・シャープ・ペンシルと名づけて一世を風靡、これが現在の社名“シャープ”の由来となりました。会社の業績は好調に推移していたが、1923年の関東大震災により、工場は焼け落ち、家族も失い、シャープペンシル事業を売却して、大阪で一から事業をスタート。
国産第1号鉱石ラジオの完成や国産第1号テレビの発売、1959年には太陽光発電の研究を始めるなど、時代をけん引し、液晶表示電卓やカメラ付き携帯電話、液晶カラーテレビなどを開発し、ものづくりへの挑戦を続けています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
シャープは「8K+5GとAIoTで世界を変える」を事業ビジョンに掲げ、8Kや5G、 AI、IoT、ロボットなどの最先端技術を核に革新的なサービスやソリューションの創出に取り組んでいます。
また、新たに始めたマスクの生産・販売が注目されましたが、シャープはこれまでも、独自の「プラズマクラスター技術」を搭載した空調機器やウォーターオーブン「ヘルシオ」をはじめとした健康調理家電を発売するなど、人々の「健康な暮らし」に貢献してきました。
今後は「医療」や「介護」の分野にも事業領域を拡大し、人々が「より健康に、そしてより豊かに暮らせる社会」の実現を目指していきます。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た堺・泉州地域の魅力について教えて下さい。
堺は古くから貿易の街として、今日まで発展してきました。伝統的な技術を持った企業だけでなく、現在、優れた先端技術や環境技術を有する企業が新たに立地し、全国でも屈指の産業都市として発展を続けています。また、起業家の支援や企業誘致等にも力を入れており、自治体も街を盛り上げようと頑張っています。
伝統と革新が融合する都市であるため、まだまだポテンシャルを感じられる街です。生活面においても、交通利便性が高く、住みやすい環境であることから、さらなる発展が期待できます。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
創業者早川徳次は「他社がまねをするような商品をつくれ」というものづくりの精神を持ち、「至誠通天(至誠は天に通ず)」「以和為貴(和を以って貴しと為す)」を座右の銘として社業に取り組んできました。これは、コーポレート宣言「Be Original.」や「One SHARP」の精神に繋がるシャープの原点です。
これからも創業の精神を大切にし、新しい分野へ積極的に挑戦することで「人に寄り添い、新しい価値を提供し続ける企業」を目指していきます。そのために、高い専門性を持ち、独創性のある人、起業家精神と相互に信頼関係を築ける人間力を備えた人、圧倒的な当事者意識を持ち、有言実現できる人、を広く求めます。

ひとを知る

代表取締役 会長執行役員 兼 CEO
戴 正呉
1986年に鴻海精密工業股份有限公司に入社、2004年より鴻海グループの副総裁を務めた。2016年鴻海グループ傘下となったシャープの代表取締役社長となり、経営再建に取り組み業績を急回復させ、2017年には東証1部復帰を果たした。
企業プロフィール
企業名 | シャープ株式会社 |
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所在地 | 〒590-8522 大阪府堺市堺区匠町1番地 |
創業年 | 1912年創業 |
従業員数 | 50478名 |
代表者 | 代表取締役 会長執行役員 兼 CEO 戴 正呉 |
事業内容 |
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