企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
大正元年、所沢で農家を営んでいた創業者・廣吉は、陸軍の飛行場建設による農地接収で廃業を余儀なくされました。その後、中古の製粉機で始めた小麦の「賃挽き」は、当地のうどん文化を背景に製麺も請け負うようになったのが弊社の原点です。やがて冷蔵庫のない時代の保存食として乾麺の製造・販売へと発展しました。その後、即席麺の流行など激しい時代の荒波が押し寄せ、周辺の多くの製麺屋が廃業していく中、弊社は伝統の技術を実直に守り抜いてまいりました。現在は4代にわたり培った技を活かし、地域に根差した乾麺専門の製麺屋として、多様なこだわり麺を作り続けています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社の最大の強みは、大正元年より4代にわたり培った乾麺製造の「伝統技術」と、代表のエンジニア経験を活かした『独自のメカニック』の融合です。開発する新商品に合わせて製麺機自体を自社で改造・新規製作するため、「痒い所に手が届く」唯一無二の製造環境を構築しています。この高い技術力を背景に、お客様の細かな要望へも「来るもの拒まず」柔軟に応え、多種多様なこだわり麺を生み出してきました。今後は、この他社には真似できない柔軟な開発と実直なモノづくりの精神をさらに研ぎ澄まし、地元・埼玉で愛される製品づくりを追求しながら、日本の伝統的な麺文化の魅力を広く世界へ発信し続けます。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
弊社が考える地方創生とは、古くから武蔵野の地に広く根付く豊かなうどん文化の灯を絶やさず次世代へ繋ぐことです。大正元年の創業より培った乾麺の伝統を守り、残していくことが地域への貢献だと考えています。またSDGsの観点では、食事制限のある腎臓病患者向けの「低たんぱくうどん」を自社開発の機器で製造し、患者様のQOL向上と「すべての人に健康と福祉を」の実現に寄与しています。同時に、自社製の機器を活用してエネルギー効率の向上や生産ロスの最小化にも取り組んでいます。伝統文化への敬意と、独自の技術による持続可能で健康に貢献するモノづくりを融合させ、埼玉の麺文化を世界へ発信し続けます。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
現在は採用活動は行っていませんが、もし未来の仲間を迎えるとしたら何よりも「人柄」を重視します。麺づくりのスキルは最初なくて当然です。大切なのは、未経験からでも「愛嬌」を持って周囲と「朗らか」に接すること。大正元年創業の職場で、和気あいあいと麺づくりに取り組める方を理想としています。細かいチェック作業や覚えることも多く、重い物を運ぶなど決して楽な職場ではありません。しかし、伝統の技と温かい社風の中で、モノづくりの喜びを分かち合い、笑顔で長く働ける環境こそが弊社の魅力です。

ひとを知る

代表取締役
三上広明
4代にわたり、乾麺製造に携わる家業を継いだ4代目の三上広明。工業高専で学び外資系企業で機器保守を経験した異色の経歴を持ち、「モノづくり・新しいもの好き」の精神で、来るもの拒まず多種多様な麺を開発。商品に合わせ製麺機自体を自社で製作・改造できるため、「痒い所に手が届く」製造環境が強み。伝統の技とエンジニアの視点で独自のこだわり麺を埼玉からお届けしている。
SDGsへの取り組み
- 【3】腎臓病患者向けの「低たんぱくうどん」製造を通じ、食事制限がある方の豊かな食生活とQOLを支えます。
- 【9】伝統的な製麺業の枠にとらわれず、独自のメカニック技術で製造ラインを自社開発・最適化し、製麺業界における技術革新と持続可能な生産体制を体現しています。
- 【12】自社開発の機器による精密な製造管理で生産ロスを最小限に抑えるとともに、保存性に優れた『乾麺』の製造を通じて、サプライチェーン全体での食品ロス削減に貢献しています。
企業プロフィール
| 企業名 | 有限会社三上製麺 |
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| 所在地 | 〒359-0035 埼玉県所沢市西新井町7-18 |
| 創業年 | 1912年創業 |
| 代表者 | 代表取締役 三上広明 |
| 事業内容 |
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| WEBサイト | リンクはこちらから |
| 企業ロゴ | ![]() |



























































