企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
昭和34年、当時沖縄の基幹産業であった農林漁業の協同組合で働く職員の皆様の生活を支え、その身分を保障することを目的に設立されました。
大きな転換点となったのは、私たちの事業が広く社会の利益に貢献するものとして「公益法人」に認定されたことです。これを機に、農林漁業関係者だけでなく、沖縄県内のあらゆる企業で働く方々をサポートする組織へと大きく発展しました。
現在では、設立以来の柱である退職金事業を基盤としながら、皆様の豊かな老後に向けた資産形成をサポートする企業型確定拠出年金や金融リテラシー向上セミナー事業も展開しています。これからも沖縄県民の生活の安定と、地域経済の発展に貢献してまいります。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
私たちは、利益を目的としない団体です。そのため、社員の皆様の将来に向けた資産づくり(企業型確定拠出年金制度)を、特定の金融機関の利益に偏ることなく、安価な手数料でご案内できるのが大きな特徴です。企業にとっても、社員の方にとっても、メリットの大きい制度をご利用いただけます。また、当会は職員が自ら成長するための学びの機会(研修や資格取得など)を大切にしています。これからも、沖縄で働く皆様の安定した暮らしと、沖縄全体の発展に貢献できる組織を目指してまいります。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
1959年の設立以来、協同組合役職員の身分保障と生活の安定を目指し、沖縄県民の生活安定と県経済の発展に貢献してきました。現在では、業種を問わず沖縄県内の企業にも貢献しており、地域経済の活性化に寄与しています。沖縄の方言には「ゆいまーる」とういう言葉があります。「助け合い」という意味で共に栄えようという思いが込められています。地域社会の中で助け合い、協力しあうという伝統的な価値観や行動様式を表しており、いまでも暮らしや文化の中に息づいています。沖縄県民は互いに支えあいながら沖縄の振興に尽力してまいりました。本会の退職給付を主体とする相互扶助事業もこの沖縄の「ゆいまーる精神」に基づいております。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
本会は事業システムの発達で、業務の効率化が進んでおり、少人数で業務をこなすことができております。しかし、新規事業の導入にともなう事業拡大のため人員を増やすことが必要になっております。新卒・中途採用ともに総合職を募集しております。常に、成長を求めて学び続ける姿勢を持ち、変化を恐れず自主的に行動できる人材、また地域のために役立ちたいと考えている方、ぜひ私たちと共に学び歩んでいければと考えております。

ひとを知る

会長
前田 典男
1982年沖縄県信用農業協同組合連合会に入組。長期にわたり資金運用部門を統括、牽引し、2022年沖縄県農業協同組合代表理事理事長に就任。経営改善や生産者と向き合うことに全力で取り組み数々の困難を解決した。2025年 沖縄県農業協同組合中央会 代表理事会長に就任。同年、公益社団法人沖縄県農林水産団体共済会 会長を兼任、職員の待遇改善等、組織全体が元気になれる取り組みを実施している。
SDGsへの取り組み
- 【1】退職金制度や資産形成支援事業を通じて、長期的な資産形成を支援し、老後の経済的不安の軽減に貢献します。
- 【3】福利厚生事業や地域住民福祉事業は健康支援や生活の安定を促進し、人々の健康的な生活と福祉の向上に貢献します。
- 【8】資産形成支援事業は、従業員が安心して働き、将来にわたって資産を形成できる環境を提供することで、働きがいのある職場づくりを支援します。これは持続可能な経済成長と、より良い雇用の創出につながります。
企業プロフィール
企業名 | 公益社団法人沖縄県農林水産団体共済会 |
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所在地 | 〒900-0025 沖縄県那覇市壺川2丁目9番1号 JA会館3階 |
創業年 | 1959年創業 |
代表者 | 会長 前田 典男 |
事業内容 |
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企業ロゴ | ![]() |