企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
伊良部島の未来に新しい産業をつくりたいという想いから、2021年にコーヒー栽培をスタート。同年に自家焙煎カフェ「國仲商店」もオープンしました。事業がうまくいかず苦しい時期、島の人たちの励ましに何度も救われ、「この場所に恩返ししたい」と強く思うように。島の人が誇りを持てる企業をつくりたいという願いから、2024年にユカリエから独立し、國仲商店株式会社を設立。コーヒーを通じて、暮らしに豊かさと希望を届ける挑戦を続けています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
伊良部島でコーヒーの栽培・焙煎・提供を一貫して行い、島の気候や風土を活かした新たなコーヒー産地づくりに挑戦しています。近年、気候変動の影響でこれまで主要産地だった地域の収穫量が減少する中、日本での栽培にも可能性が見いだされつつあります。私たちは国産コーヒーの安定生産を目指して試験栽培を重ねながら、地域に根ざしたカフェ運営や発信にも力を注いでいます。今後は島外にも店舗を展開し、島の人が誇りを持てる環境をつくっていきます。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た沖縄地域の魅力について教えてください。
伊良部島には、素直でまっすぐな人が多く、困っている人がいれば自然と手を差し伸べ、ここぞという場面では驚くような団結力を発揮します。2024年には、地域の青年会が中心となり「国仲祭り」を初開催。予算も限られた中で多くの企業から協賛を集め、人口約4,900人の島に3,000人以上の来場者が訪れる大規模な祭りとなりました。島の魅力は、自然の美しさだけでなく、こうした人々の行動力と温かさにあります。私たちの事業も、その力に支えられています。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
私たちが求めているのは、目の前の誰かのために本気になれる人です。「身近な人を笑顔にしたい」「この島をもっと誇れる場所にしたい」そんな想いを原動力にできる人と、一緒に挑戦したいと考えています。コーヒーを育てたり、届けたりする毎日には、人との出会いや感謝にあふれた、やりがいのある時間がたくさんあります。その一方で、地に足をつけてコツコツ向き合う姿勢も大切です。一杯のコーヒーから誰かの人生が変わる。そんな瞬間を信じて、情熱を持って歩める仲間を待っています。
ひとを知る

代表取締役社長
里森 文哉
平成8年生まれ、福岡市出身。同志社大学卒業後、SMBC日興証券に入社。2021年、株式会社ユカリエに転職し國仲商店の立ち上げに参画。2024年に國仲商店株式会社を設立し独立。コーヒーで島に恩返しし、暮らしを豊かにする産業づくりを目指している。
SDGsへの取り組み
- 【9】コーヒー栽培を通じた地域産業の創出と雇用づくりに挑戦しています。
- 【12】地産地消を通じて、地域とのつながりと食の安心を提供します。
企業プロフィール
企業名 | 國仲商店株式会社 |
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所在地 | 〒906-0505 沖縄県宮古島市伊良部国仲531-1 |
創業年 | 2024年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 里森 文哉 |
事業内容 |
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