企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は創設者・具志堅宗精が、戦後復興において沖縄が「若者の夢や希望を叶える場」となることを目指し、1957年5月18日に創業いたしました。そして戦後の混乱のなか、沖縄県の企業や地域の方からの支援を受け、1959年にビールの製造と販売にこぎつけました。これが弊社の看板商品である「オリオンビール」の始まりです。現在に至るまで製品のリニューアルを重ね、県民の皆様の嗜好に沿ったビールを造り続けております。弊社の転換点は2019年3月に投資ファンドの米カーライル・グループと野村ホールディングスの傘下となり、「第二の創業」を迎えたことです。このタイミングで弊社初のチューハイ「WATTA(ワッタ)」を発売したり、新たな企業ミッションやコアバリューを打ち立てたりしたことで対外的・内外的にも今後の基盤を固めてまいりました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の強みは沖縄の魅力を生かした製品やサービスを有していることです。この魅力をより生かすうえでも、沖縄県と共に成長していく「共栄共存」が我々の使命だと考え、売り上げの一部を地域貢献に使用しております。ビールの素材には沖縄県産素材を活用し、沖縄県といえば「オリオンビール」と認識していただくことが重要だと存じます。また、第二の創業を迎えた2019年からは環境保全・教育支援・技術を使用した地域貢献・首里城の復興といった4つの地域貢献テーマを掲げており、実際に首里城の復興支援など地域の声を生かした活動にも取り組んでまいりました。弊社をきっかけに沖縄県を意識していただき、地域経済に潤いを与えられる企業を目指し続けます。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た沖縄地域の魅力について教えて下さい。
沖縄県は様々な文化や価値観が交ざり合う地域です。中国や台湾・東南アジアといった諸国の文化が色濃く残り、エリアによって雰囲気がガラッと変わります。日本の他の場所では感じることのできない空気感があるのではないでしょうか。また、沖縄県の方は人の輪を大切にしており、古くからの伝統的な儀式が現在も残っています。「助け合う」といった意味の「ゆいまーる」という方言があるようにフレンドリーな人柄も魅力的です。沖縄県に訪れた際には、こうした非日常や自然から得た新鮮さや幸福感をふるさとに持って帰っていただきたいです。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
「チャレンジをすること」にやりがいを感じる方が理想的なのではないでしょうか。弊社で活躍する社員は好奇心旺盛で研究熱心です。弊社は業種によって異なりますが、生活スタイルに合わせた自由な働き方を進めております。そうした環境のなかで些細なことにも自らチャンスを見いだし、楽しむことができる方を求めております。実際に若手の社員がマネージャー職に就くなど、実力主義である社風も弊社の特徴です。失敗を恐れない社風であるからこそ、チャレンジに対する懐の深さがあり、学びながらキャリアを積むことができます。
ひとを知る
経営企画本部サステイナビリティ・広報部部長
丁野良太
2021年6月オリオンビール株式会社入社し、現在は経営企画本部サステイナビリティ・広報部部長としてオリオングループのサステイナビリティ/ESG対応全般・企業広報・CSR事業・行政対応・産官学民連携事業を統括するほか、「オリオングループ・サステイナビリティ委員会 事務局長」を兼務。
SDGsへの取り組み
- 【12】ビール製造過程で生じる麦芽粕を廃棄せず、産学連携で進めている陸上養殖魚や県産ブランド牛の飼料として活用しております。そしてこれら「サステイナブル食材」をグループホテルのレストランで提供することで、沖縄の環境保全と利益貢献の両立を実現します。
企業プロフィール
企業名 | オリオンビール株式会社 |
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所在地 | 〒901-0225 沖縄県豊見城市字豊崎1番地411 オリオン美らSUNオフィス(トミトン内) |
創業年 | 1957年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 兼 執行役員社長 CEO 村野一 |
事業内容 |
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